人生の相棒
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トリップしてから四年……瑞貴はとうとう高校を卒業した。進学はせず在学中にスカウトされた日本のプロリーグに入ることになったが、さすがにもう男とプレーすることは敵わず女子プロリーグに入った。
「瑞貴ちゃん! みんなで写真撮らない?」
「うん。撮る!」
声をかけて来たのは同じ卒業生の秋、隣には夏未と冬花、保護者として参加したシン、在学生でカメラを構えている春奈もいる。周りを見れば在学生や親と写真を撮っている卒業生がいる。その姿に微笑ましく思いながら瑞貴も秋たちの元へ向かうことになった。
「いきますよー! はい、チーズ!」
パシャ!
春奈の合図でシャッターが切られた。そのあとシンに女子全員の写真も撮ってもらい、春奈に現像して送ってもらうことを約束した。
「それにしても、彼は来なくて? 大事な彼女の卒業式なのに」
「仕方ないよ。守は海外にいるから……」
瑞貴の彼氏――中学からつき合っている円堂は同じ高校だったが在学中に海外のプロリーグに即戦力として呼ばれた。他校にいたイナズマジャパンの何人かも同じようにプロになった者もいるが、円堂は高校を卒業するまで過ごすと決めた瑞貴と違い、何度も葛藤していた。
仲間や彼女の瑞貴と学生時代を最後まで過ごしたいが、スカウトしたチームは円堂が入りたかった所だ。それを見かねて最終的に瑞貴が――。
『先にプロで待ってて』
そう背中を押したので海外へ行くことを決めた。長期休みもあまりなく電話やメールのやり取りで交流する日々になってしまった。
卒業式に来れるか聞いてみたら、その日は練習があるからムリだと断られてしまった。最初は無理矢理納得したが、やはり来てほしかった。高校生としての最後の日だし、校長からの預かり物も渡したいのに。
「じゃあ、このままみんなでどこかに遊びに行く?」
「あっ、いいですね。高校生最後の青春を過ごしましょう!」
「私もお供していいですか!?」
「もちろんよ。瑞貴も行きましょ」
「うん」
「じゃあ、運転は僕が引き受けるよ」
円堂もそうだが、秋たちともプロになれば会える日が少ない。だから瑞貴は今過ごせる彼女たちとの時間を大事にすることにした。
☆☆☆☆☆
カラオケに行ったりご飯を食べたりして楽しく過ごしていたらいつの間にか夜になっていた。自宅に送った秋たちと別れ、最後に車に乗っている瑞貴は同じように自宅へと向かっているのだが……。
「シン、鉄塔広場へ行ってくれない?」
「もう夜だよ?」
「少しだけ。お願い」
「……わかった」
シンは車を方向転換して瑞貴の自宅から鉄塔広場へと向かった。バックミラーから見える瑞貴はボーッとしており、遊び疲れたのではなく別の何かを思っている表情だった。
「瑞貴ちゃん! みんなで写真撮らない?」
「うん。撮る!」
声をかけて来たのは同じ卒業生の秋、隣には夏未と冬花、保護者として参加したシン、在学生でカメラを構えている春奈もいる。周りを見れば在学生や親と写真を撮っている卒業生がいる。その姿に微笑ましく思いながら瑞貴も秋たちの元へ向かうことになった。
「いきますよー! はい、チーズ!」
パシャ!
春奈の合図でシャッターが切られた。そのあとシンに女子全員の写真も撮ってもらい、春奈に現像して送ってもらうことを約束した。
「それにしても、彼は来なくて? 大事な彼女の卒業式なのに」
「仕方ないよ。守は海外にいるから……」
瑞貴の彼氏――中学からつき合っている円堂は同じ高校だったが在学中に海外のプロリーグに即戦力として呼ばれた。他校にいたイナズマジャパンの何人かも同じようにプロになった者もいるが、円堂は高校を卒業するまで過ごすと決めた瑞貴と違い、何度も葛藤していた。
仲間や彼女の瑞貴と学生時代を最後まで過ごしたいが、スカウトしたチームは円堂が入りたかった所だ。それを見かねて最終的に瑞貴が――。
『先にプロで待ってて』
そう背中を押したので海外へ行くことを決めた。長期休みもあまりなく電話やメールのやり取りで交流する日々になってしまった。
卒業式に来れるか聞いてみたら、その日は練習があるからムリだと断られてしまった。最初は無理矢理納得したが、やはり来てほしかった。高校生としての最後の日だし、校長からの預かり物も渡したいのに。
「じゃあ、このままみんなでどこかに遊びに行く?」
「あっ、いいですね。高校生最後の青春を過ごしましょう!」
「私もお供していいですか!?」
「もちろんよ。瑞貴も行きましょ」
「うん」
「じゃあ、運転は僕が引き受けるよ」
円堂もそうだが、秋たちともプロになれば会える日が少ない。だから瑞貴は今過ごせる彼女たちとの時間を大事にすることにした。
☆☆☆☆☆
カラオケに行ったりご飯を食べたりして楽しく過ごしていたらいつの間にか夜になっていた。自宅に送った秋たちと別れ、最後に車に乗っている瑞貴は同じように自宅へと向かっているのだが……。
「シン、鉄塔広場へ行ってくれない?」
「もう夜だよ?」
「少しだけ。お願い」
「……わかった」
シンは車を方向転換して瑞貴の自宅から鉄塔広場へと向かった。バックミラーから見える瑞貴はボーッとしており、遊び疲れたのではなく別の何かを思っている表情だった。