帰る場所はどっち?
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部屋に戻った瑞貴はポケットに入れたシュリケンを取り出す。これは旋風に渡された空間を渡る秘伝のシュリケン。ただし、それは一回しか効力がなく使えば二度はない。
みんなには明日の朝に帰ると伝えたが、もともと別れを惜しみたくないし決心が揺らぎそうなので、今晩帰るつもりだった。……それほど瑞貴にとって、ここも大切な場所になっていたのだ。
「私を、マーベラスたちの元へ……」
キラッ!
願った途端にシュリケンが光り、その光が瑞貴の体に移ると足元から少しずつ消えていた。部屋の出入口になる襖を見て、向こうにあるそれぞれの部屋にいるみんなを思い浮かべ、優しく微笑む。
「バイバイ」
そう言い残して瑞貴は完全にその場から消えた。
☆☆☆☆☆
――瑞貴が帰ったときマーベラスたちには心底心配された。同時に無事に戻って来てくれたことに喜んでくれたので瑞貴は確かに自分が帰る場所に帰ったのだと実感した。
しかし日が経てばだんだん天晴たちのことも気になり、ときどき三ヶ月の日々を思い出してしまう。あの空間シュリケンは思い出の品としていつもポケットに入れるようになった。
「みんな、どうしてるかな? 会いたいな……」
キラッ!
「「「「「「〈瑞貴/さん!?〉」」」」」」
「えっ? みぎゃ!」
何かが光ったと同時にマーベラスたちが叫ぶと瑞貴は体が光に包まれ、そのまま消えてしまった――。
ドシンッ!
「アイタタ……」
「「「「「「瑞貴/ちゃん!?」」」」」」
「えっ? えっ?」
低いとはいえ受け身も取らずに落下のショックで尻餅を打つと、聞き覚えのある声に周りを見る。なんとそこには先ほどまで思い浮かべていた天晴たちがいた。この場所が伊賀崎家とも同時に気づく。
「ど、どうして瑞貴がここに!?」
「というか瑞貴、よくも黙って帰ったな!」
「そうだよ! 僕らがどれほど悲しんだと思ってるの!」
「いくら瑞貴ちゃんでも、許さないんだからね!」
「まあまあ、尋問はそのくらいにして。どうやって戻って来たんですか?」
「またザンギャックとやらに飛ばされたのでやすか?」
「いや、私も何がなんだか……――って、熱い!」
熱さを感じて瑞貴がポケットから何かを取り出すと、空間シュリケンがゴーカイホワイトの絵が描かれたシュリケンに変わった。
「なんで!? どうして!?」
「――それはお主の忍タリティが生み出した、ゴーカイホワイトシュリケンじゃ」
ドロンッ!
「好天様!?」
「「「「「じいちゃん/さん/おじいちゃん/様!?」」」」」
突如現れた好天に全員が驚くと、好天は呆然としている瑞貴の持つシュリケンを指差した。
「役目を終えてカラッポになったそのシュリケンにお主の忍タリティが宿り、新しいシュリケンになった。天晴たちの居場所とお主の仲間の居場所を繋ぐ、ゴーカイホワイトシュリケンじゃ」
「天晴たちと……マーベラスたちを……?」
「ってことは、瑞貴は自由に向こうとこっちを行き来できるようになったってことか!? 熱いな!」
「なるほど。easyな答えだな」
「じゃあ、これでいつでも会えるね!」
「私、とっても嬉しい!」
「瑞貴ちゃん、お帰りなさい」
「あっしら、首を長くして待ってやしたよ!」
「みんな……!」
正直瑞貴も、また彼らと過ごせることに嬉しかった。同時に天晴たち男性陣もあることを思う。
((((これで心置きなくアタックできる/やす!))))
――そしてゴーカイホワイトシュリケンの力でガレオンに戻ったとき、このことを報告すればルカとアイムは「「よかった/ですね!」」と言ってくれたが、マーベラスたち男性陣は頭を抱えた。
((((絶対ニンニンジャーにライバルがいる……!))))
この超絶鈍感な瑞貴にはただでさえ苦戦しているのに、これ以上ライバルを増やさないでくれとマーベラスたちは心底願った。
あとがき→
みんなには明日の朝に帰ると伝えたが、もともと別れを惜しみたくないし決心が揺らぎそうなので、今晩帰るつもりだった。……それほど瑞貴にとって、ここも大切な場所になっていたのだ。
「私を、マーベラスたちの元へ……」
キラッ!
願った途端にシュリケンが光り、その光が瑞貴の体に移ると足元から少しずつ消えていた。部屋の出入口になる襖を見て、向こうにあるそれぞれの部屋にいるみんなを思い浮かべ、優しく微笑む。
「バイバイ」
そう言い残して瑞貴は完全にその場から消えた。
☆☆☆☆☆
――瑞貴が帰ったときマーベラスたちには心底心配された。同時に無事に戻って来てくれたことに喜んでくれたので瑞貴は確かに自分が帰る場所に帰ったのだと実感した。
しかし日が経てばだんだん天晴たちのことも気になり、ときどき三ヶ月の日々を思い出してしまう。あの空間シュリケンは思い出の品としていつもポケットに入れるようになった。
「みんな、どうしてるかな? 会いたいな……」
キラッ!
「「「「「「〈瑞貴/さん!?〉」」」」」」
「えっ? みぎゃ!」
何かが光ったと同時にマーベラスたちが叫ぶと瑞貴は体が光に包まれ、そのまま消えてしまった――。
ドシンッ!
「アイタタ……」
「「「「「「瑞貴/ちゃん!?」」」」」」
「えっ? えっ?」
低いとはいえ受け身も取らずに落下のショックで尻餅を打つと、聞き覚えのある声に周りを見る。なんとそこには先ほどまで思い浮かべていた天晴たちがいた。この場所が伊賀崎家とも同時に気づく。
「ど、どうして瑞貴がここに!?」
「というか瑞貴、よくも黙って帰ったな!」
「そうだよ! 僕らがどれほど悲しんだと思ってるの!」
「いくら瑞貴ちゃんでも、許さないんだからね!」
「まあまあ、尋問はそのくらいにして。どうやって戻って来たんですか?」
「またザンギャックとやらに飛ばされたのでやすか?」
「いや、私も何がなんだか……――って、熱い!」
熱さを感じて瑞貴がポケットから何かを取り出すと、空間シュリケンがゴーカイホワイトの絵が描かれたシュリケンに変わった。
「なんで!? どうして!?」
「――それはお主の忍タリティが生み出した、ゴーカイホワイトシュリケンじゃ」
ドロンッ!
「好天様!?」
「「「「「じいちゃん/さん/おじいちゃん/様!?」」」」」
突如現れた好天に全員が驚くと、好天は呆然としている瑞貴の持つシュリケンを指差した。
「役目を終えてカラッポになったそのシュリケンにお主の忍タリティが宿り、新しいシュリケンになった。天晴たちの居場所とお主の仲間の居場所を繋ぐ、ゴーカイホワイトシュリケンじゃ」
「天晴たちと……マーベラスたちを……?」
「ってことは、瑞貴は自由に向こうとこっちを行き来できるようになったってことか!? 熱いな!」
「なるほど。easyな答えだな」
「じゃあ、これでいつでも会えるね!」
「私、とっても嬉しい!」
「瑞貴ちゃん、お帰りなさい」
「あっしら、首を長くして待ってやしたよ!」
「みんな……!」
正直瑞貴も、また彼らと過ごせることに嬉しかった。同時に天晴たち男性陣もあることを思う。
((((これで心置きなくアタックできる/やす!))))
――そしてゴーカイホワイトシュリケンの力でガレオンに戻ったとき、このことを報告すればルカとアイムは「「よかった/ですね!」」と言ってくれたが、マーベラスたち男性陣は頭を抱えた。
((((絶対ニンニンジャーにライバルがいる……!))))
この超絶鈍感な瑞貴にはただでさえ苦戦しているのに、これ以上ライバルを増やさないでくれとマーベラスたちは心底願った。
あとがき→