春の集会といえば……
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「わあ~、久しぶりの瑞貴ちゃんの手料理、やっぱりおいしいね」
「三国さんの料理も結構イケますよ、吹雪先輩!」
「唐揚げも~らい!」
「浜野くん! それは俺のです~!」
「やれやれ……」
弁当の料理を食べている吹雪と雪村に、速水の皿から唐揚げを取った浜野。倉間はそれを見て呆れていた。
「最近仕事が忙しかったから、いい息抜きになるな」
「ああ。緑川もこれを機にゆっくり休んでね」
「ヒロトさん、リュウジさん、肉が焼けましたよー!」
「ありがとう……と、言いたいところだけど」
「これはお前が食べろ」
「ムグッ!? 辛――っ!!」
「なんか見覚えが……」
「ああ。昔似たようなことがあったな……」
「ウッシッシッシッ」
狩屋が肉の裏にこっそり七味を多くかけてヒロトと緑川に渡そうとしたが、ヒロトがそのイタズラを見抜いて緑川が狩屋に食べさせたので返り討ちに遭った。それを見た春奈と鬼道がデジャヴを感じると、横で木暮が面白そうに笑っていた。
「南沢! 来てくれて俺たちは嬉しいぞ!」
「本当によく来てくれたな!」
「だド!」
「こちらこそ誘ってくれて感謝するよ。……それに瑞貴さんに会えるしな」
「今、何か語弊が聞こえた気がするんだが」
「奇遇だね、佐久間クン。俺もだ」
三国や車田や天城が南沢の来訪に感激していると、こっそり南沢が語尾に出した本音を耳聡く佐久間と不動が聞き取った。
「神童、このハンバーグうまいぞ」
「本当か? なら、俺ももらおう」
「フフッ。神サマ、ステキ」
「茜はそればっかだな~……」
「あら、いい写真ね」
霧野にオススメを聞いた神童を、パシャパシャとカメラで撮る茜に水鳥が溜息を吐くと、データを見た夏未は感心していた。
「それにしてもどれもうまいぜよ! ――ムググッ!」
「わあ! 錦が喉に詰まらせた!」
「水! 水!」
「おい、大丈夫か!?」
「落ちついて!」
おいしすぎてがっつくように食べた錦が喉に詰まらせると、一乃と青山が慌てて風丸が水を持って来て、冬花が的確な処置をしてくれた。
「お花見、大成功だね」
「だな。みんな楽しそうでよかった!」
計画を出した瑞貴も円堂も賑やかな光景に微笑ましそうに笑い合うと、風が吹いて桜の花びらが舞い上がる。
――こうやって楽しいお花見が、今年だけとは言わず来年も再来年もずっとできるといいなと思っていた。
あとがき→
「三国さんの料理も結構イケますよ、吹雪先輩!」
「唐揚げも~らい!」
「浜野くん! それは俺のです~!」
「やれやれ……」
弁当の料理を食べている吹雪と雪村に、速水の皿から唐揚げを取った浜野。倉間はそれを見て呆れていた。
「最近仕事が忙しかったから、いい息抜きになるな」
「ああ。緑川もこれを機にゆっくり休んでね」
「ヒロトさん、リュウジさん、肉が焼けましたよー!」
「ありがとう……と、言いたいところだけど」
「これはお前が食べろ」
「ムグッ!? 辛――っ!!」
「なんか見覚えが……」
「ああ。昔似たようなことがあったな……」
「ウッシッシッシッ」
狩屋が肉の裏にこっそり七味を多くかけてヒロトと緑川に渡そうとしたが、ヒロトがそのイタズラを見抜いて緑川が狩屋に食べさせたので返り討ちに遭った。それを見た春奈と鬼道がデジャヴを感じると、横で木暮が面白そうに笑っていた。
「南沢! 来てくれて俺たちは嬉しいぞ!」
「本当によく来てくれたな!」
「だド!」
「こちらこそ誘ってくれて感謝するよ。……それに瑞貴さんに会えるしな」
「今、何か語弊が聞こえた気がするんだが」
「奇遇だね、佐久間クン。俺もだ」
三国や車田や天城が南沢の来訪に感激していると、こっそり南沢が語尾に出した本音を耳聡く佐久間と不動が聞き取った。
「神童、このハンバーグうまいぞ」
「本当か? なら、俺ももらおう」
「フフッ。神サマ、ステキ」
「茜はそればっかだな~……」
「あら、いい写真ね」
霧野にオススメを聞いた神童を、パシャパシャとカメラで撮る茜に水鳥が溜息を吐くと、データを見た夏未は感心していた。
「それにしてもどれもうまいぜよ! ――ムググッ!」
「わあ! 錦が喉に詰まらせた!」
「水! 水!」
「おい、大丈夫か!?」
「落ちついて!」
おいしすぎてがっつくように食べた錦が喉に詰まらせると、一乃と青山が慌てて風丸が水を持って来て、冬花が的確な処置をしてくれた。
「お花見、大成功だね」
「だな。みんな楽しそうでよかった!」
計画を出した瑞貴も円堂も賑やかな光景に微笑ましそうに笑い合うと、風が吹いて桜の花びらが舞い上がる。
――こうやって楽しいお花見が、今年だけとは言わず来年も再来年もずっとできるといいなと思っていた。
あとがき→