春の集会といえば……
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暖かくなったとある春の朝、リビングで瑞貴と円堂はテレビを見ながら朝食を食べていた。
〈今年の春は暖かく、来週には桜が満開に咲くでしょう〉
「桜かぁ、毎年綺麗に咲くから私好きなんだよね」
「じゃあさ、花見やらないか? 来週の日曜日ならサッカー部も休みだし、部員全員誘ってさ!」
「いいね、やろう!」
☆☆☆☆☆
思い立ったときの二人の行動は早く、部活前の大人組のミーティングでさっそく鬼道に話を持ち込んだのだが……。
「不可能に近いな」
「ええっ!? なんでだ!?」
「考えてみろ。日曜日に満開の桜だぞ。どこの場所も花見客でいっぱいだ。そこで部員と俺たちを合わせた場所など取るなら朝から場所取りするしかないが、同じ考えの人など大勢いる」
「「そんな~……」」
確かに考えればわかることだが楽しみにしていた分、悲しみがデカい。瑞貴は肩を落とし、円堂は机に突っ伏してしまった。
「なんなら、鬼道家の別荘でやるか?」
「「えっ!?」」
「街から離れた高原にあるんだ。普段は避暑に利用しているんだが、春になると桜が満開に咲く。しかも一般人は来ない。どうだ?」
ニヤリと笑う鬼道の提案に、この二人が乗らないわけがなかった。
「「賛成!」」
――そして本日のサッカー部の活動をいつも通りやったあと、ミーティングで円堂が全員に発表した。
「「「「「お花見?」」」」」
「ああ。来週にサッカー部のみんなでやろうと思うんだ。もちろん、参加自由だから強制はしないが……」
「行きます! 俺、絶対に行きます!」
「僕も僕も! 今から楽しみ!」
「たまにはいいな、神童」
「ああ」
ワイワイと全員が賑やかに声を上げる様子を見て、どうやら全員参加できそうだ。
「監督! 秋姉も誘っていいですか?」
「それでしたら、夏未さんも冬花さんも誘いましょう!」
「あの、兄さんも構いませんか?」
「有人、そんなに人いても大丈夫?」
「鬼道家の私有地だからな、問題ない。なんなら豪炎寺たちも呼ぶか」
「久しぶりにみんなで集まれるな! 楽しみだなー!」
昔の仲間たちも集まることで円堂たちのテンションも上がり、誰もが当日を楽しみにしていた。
〈今年の春は暖かく、来週には桜が満開に咲くでしょう〉
「桜かぁ、毎年綺麗に咲くから私好きなんだよね」
「じゃあさ、花見やらないか? 来週の日曜日ならサッカー部も休みだし、部員全員誘ってさ!」
「いいね、やろう!」
☆☆☆☆☆
思い立ったときの二人の行動は早く、部活前の大人組のミーティングでさっそく鬼道に話を持ち込んだのだが……。
「不可能に近いな」
「ええっ!? なんでだ!?」
「考えてみろ。日曜日に満開の桜だぞ。どこの場所も花見客でいっぱいだ。そこで部員と俺たちを合わせた場所など取るなら朝から場所取りするしかないが、同じ考えの人など大勢いる」
「「そんな~……」」
確かに考えればわかることだが楽しみにしていた分、悲しみがデカい。瑞貴は肩を落とし、円堂は机に突っ伏してしまった。
「なんなら、鬼道家の別荘でやるか?」
「「えっ!?」」
「街から離れた高原にあるんだ。普段は避暑に利用しているんだが、春になると桜が満開に咲く。しかも一般人は来ない。どうだ?」
ニヤリと笑う鬼道の提案に、この二人が乗らないわけがなかった。
「「賛成!」」
――そして本日のサッカー部の活動をいつも通りやったあと、ミーティングで円堂が全員に発表した。
「「「「「お花見?」」」」」
「ああ。来週にサッカー部のみんなでやろうと思うんだ。もちろん、参加自由だから強制はしないが……」
「行きます! 俺、絶対に行きます!」
「僕も僕も! 今から楽しみ!」
「たまにはいいな、神童」
「ああ」
ワイワイと全員が賑やかに声を上げる様子を見て、どうやら全員参加できそうだ。
「監督! 秋姉も誘っていいですか?」
「それでしたら、夏未さんも冬花さんも誘いましょう!」
「あの、兄さんも構いませんか?」
「有人、そんなに人いても大丈夫?」
「鬼道家の私有地だからな、問題ない。なんなら豪炎寺たちも呼ぶか」
「久しぶりにみんなで集まれるな! 楽しみだなー!」
昔の仲間たちも集まることで円堂たちのテンションも上がり、誰もが当日を楽しみにしていた。