想いを誓い合う日
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「私にとっては『やっと』って感じだけどね。瑞貴が日本で円堂が海外なんて遠距離過ぎるし」
「ああ。プロポーズしたと思えば即海外に行ったからな。しっかり首輪を付けておきながら瑞貴を一人にさせるとは何事だと思ったぞ」
「フフッ。瑞貴、円堂くんに幸せにしてもらうのよ」
「違うよ、瞳子姉さん。あのね――」
コンコン。
瑞貴が瞳子に否定の言葉を上げようとしたとき扉からノックが聞こえてきた。それに全員が気づくと瑞貴は「どうぞ」と声をかけ、そして扉が開いた。
「失礼します。おっ、綺麗に仕上がったね」
「シン!」
現れたシンは新婦の父親役を担っている瞳子たちも改めて瑞貴を椅子に座らせると部屋から出て行った。
「今日は本当におめでとう。でも、本当に父親役が僕でよかったの? 響木さんとか引き受けてくれそうだったのに」
「シンがよかったの。だって、シンは私の兄同然で守たちと出会わせてくれたんだから」
中学二年のとき瑞貴がシンと出会わなければ、円堂たちと会うことも、チームでやるサッカーの楽しさを味わうことも、こんなに幸せな結婚式を挙げることもできなかっただろう。彼には感謝してもし尽くせないほどだ。
「ありがとう、シン。私をトリップさせてくれて。本当に幸せを感じているよ」
「そっか……。それならよかったよ」
「これから神様に愛を誓うのに、神様に夫の元へ送ってもらうのも変な感じだけどね」
「それは僕も思った」
実はシンも瑞貴に感謝している。瑞貴をサポートしながら過ごす中で、見下ろすだけでは感じることができない人間の愚かさも素晴らしさもわかった。
そして一之瀬や瞳子のような友達や、久遠や響木のような共に教え子を見守る同士に出会えたのも、瑞貴と出会ったからだ。
あのとき落とした神の証であるバッジが、自分と瑞貴の運命を変えたのではないかと思った。
「ああ。プロポーズしたと思えば即海外に行ったからな。しっかり首輪を付けておきながら瑞貴を一人にさせるとは何事だと思ったぞ」
「フフッ。瑞貴、円堂くんに幸せにしてもらうのよ」
「違うよ、瞳子姉さん。あのね――」
コンコン。
瑞貴が瞳子に否定の言葉を上げようとしたとき扉からノックが聞こえてきた。それに全員が気づくと瑞貴は「どうぞ」と声をかけ、そして扉が開いた。
「失礼します。おっ、綺麗に仕上がったね」
「シン!」
現れたシンは新婦の父親役を担っている瞳子たちも改めて瑞貴を椅子に座らせると部屋から出て行った。
「今日は本当におめでとう。でも、本当に父親役が僕でよかったの? 響木さんとか引き受けてくれそうだったのに」
「シンがよかったの。だって、シンは私の兄同然で守たちと出会わせてくれたんだから」
中学二年のとき瑞貴がシンと出会わなければ、円堂たちと会うことも、チームでやるサッカーの楽しさを味わうことも、こんなに幸せな結婚式を挙げることもできなかっただろう。彼には感謝してもし尽くせないほどだ。
「ありがとう、シン。私をトリップさせてくれて。本当に幸せを感じているよ」
「そっか……。それならよかったよ」
「これから神様に愛を誓うのに、神様に夫の元へ送ってもらうのも変な感じだけどね」
「それは僕も思った」
実はシンも瑞貴に感謝している。瑞貴をサポートしながら過ごす中で、見下ろすだけでは感じることができない人間の愚かさも素晴らしさもわかった。
そして一之瀬や瞳子のような友達や、久遠や響木のような共に教え子を見守る同士に出会えたのも、瑞貴と出会ったからだ。
あのとき落とした神の証であるバッジが、自分と瑞貴の運命を変えたのではないかと思った。