小さくても強し!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
☆☆☆☆☆
バスコの案内で鎧と私だけ(いざとなったらバスコを犠牲にするつもりで)ザンギャックのギガントホースに行ったんだけど……。
「よしわかった! ザンギャックの科学力を使って解毒剤を作ってあげようではないか! インサーン!」
「ハッ! お任せを! それにしてもなんて可愛らしいの!」
「殿下、いくらなんでも我がザンギャックの敵である海賊の要求をのむなど――」
「##NAME6##のおねがい、かなえてくれないの?」
「……殿下がそれでよいのならいいでしょう」
「私も力になりましょう」
なんか知らんがうまくいった。バスコに『目を潤ませて両手を組んで小首を傾げて「お願い」と言えばいい』と言ったから実行したんだけど……こうも効くとは。
さっきのダマラスに対する行動だってバスコの指示だ。『あのオッサンは堅物だから、一押しがうまくいったら落ちる』らしい。
「さあ、お菓子あげるわ。惑星ザンギャックの高級チョコよ」
「インサーン! お前は解毒剤の開発しろ! 宝石は好きか? 欲しいのがあったら言ってみろ。なかったら奪い取って来るからな!」
「いや、それはダメでしょ!」
「チョコすきー! じゃあこのちいさいのいっこ。うばいとっちゃだめだよ!」
「なっ!? もっと大きいのもあるのにか!? ザンギャック本星の宝物庫から持ってくるべきか!?」
「……おもちゃいるか?」
「おもしろそー! ありがと!」
解毒剤ができるまで休戦となり、再び鎧の膝で至れり尽くせり状態に。ダマラスが私のツボを突くようなおもちゃを持って来たのは意外だったけど。ちなみにバリゾーグは頭を撫でてくれた。
二時間後に解毒剤をもらい、お土産にいろんな宝石やらお菓子やらもらった。宝石は主にルカにあげて、お菓子はみんなで食べよう。
☆☆☆☆☆
翌日。
「無事、戻りましたー!」
「「「「〈おめでとうー!〉」」」」
「よかったな」
「チッ。もう戻っちまったか」
ルカとハカセとアイムと鎧とナビィがお祝いの言葉を上げ、ジョーは優しく微笑み、マーベラスは舌打ちしやがった。……まあ、どう反応しようがいいけどね。
パキッ、ポキッ。
「さ~てマーベラス? 私に変な薬を盛った責任を取って――」
「マーベラスさ――ん!! 今日という今日は許しませんよ? 俺の大事な彼女の瑞貴に何してくれんです?」
「が、鎧!? ちょっ、ちょっと落ち着け! ほんの遊び心なんだ!」
「問答無用! 豪快チェンジ!!」
【ゴ~カイジャー!!】
ゴーカイシルバーに変身した鎧がマーベラスをフルボッコにしていく。思わぬ行動に、おかげで私はマーベラスを殴る気が失せてしまった。
「まっ、自業自得だな」
「そうね。いい宝石を手に入ったのは結構な成果だけど」
「いやいやルカ、そうじゃないでしょ」
「可愛らしい瑞貴さん、いっぱい写真に撮れました!」
「アイム!? いつの間に!?」
それにしても小さくなった私のそばにずっといてくれたり、原因のマーベラスに本気で怒ってくれるなんて、さすが私の彼氏だね! やっぱり大好きだよ、鎧!
あとがき→