異世界の姫侍
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私は井上瑞貴。普通の高校生だったんだけど、ある日トンネルをくぐったら出口が志葉家の庭だった。
特撮ファンの私にはトリップなんて嬉しいことだけど、最初は侵入者と騒がれて大変なことに……。でも、私は志葉家代々に伝わる『異世界の姫侍』らしい。
『異世界の姫侍が現れた時代の現当主は、最高で最強の当主になれる』
家臣が守るべき姫であり殿様を支え守る侍。それが異世界の姫侍なんだ。
〈コンコン!〉
「よしよし」
今日の稽古は終了し、私はパートナーの狐折神と縁側で過ごしている。私のモヂカラは『心』、自分の心の強さ次第でどんなモヂカラも操ることができるんだ。
「おーい瑞貴ー! 一緒にゲームやらね?」
「くぉら千明! 何度言ったらわかるのだ! そのような口の聞き方は姫に失礼だろ!」
「瑞貴がOKしたからいいだろ。それにいつの時代だよ」
「むしろ流ノ介の口の聞き方をなんとかしてほしいな……」
年が近いから千明とは仲良しで何かと遊んでくれる。現代っ子って感じだし私も侍とか縁がない人生だったから、いろいろ意気投合しているんだ。
流ノ介は困りもの。私自身も『姫』って表現は合わないし、年上だし堅苦しいのは苦手だから何度言っても「家臣として姫にそのような態度など言語道断です!」ってな感じで拒否される。
「ま~たやってるの?」
「流さん、千明、姫様が困っとるよ」
「茉子ちゃん! ことは!」
茉子ちゃんは綺麗なお姉さんで面倒見がいいし、いろいろ気にかけてくれる。子供の頃から侍として教えられたとはいえ、私が拒否してからは流ノ介と違って姫扱いしてくれないから嬉しい。
ことははあんまり堅苦しくないし、おっとりしたとこが可愛いんだ。千明のようにあんまり年は離れてないけど妹って感じがするんだよね。
「瑞貴ちゃーん! 新作寿司、よかったら味見してくんない?」
「食っべるー!」
源太は千明みたいにフレンドリーで面白いし、みんな彼の作る寿司を「普通」って言うけどおいしいのになぁ~。そのせいかよく寿司を食べさせてくれる。
「瑞貴、ここにいたのか。自主稽古に付き合ってくれ」
「あっ、丈瑠」
そして志葉家十八代目の当主・丈瑠。最初は私に対して警戒していたんだけど、過ごしていく内にこうして自主稽古とかに誘ってくれるんだよね。
「つーか源ちゃん、丈瑠、俺が一番最初に瑞貴を誘ったんだぞ!?」
「新作ができたら瑞貴ちゃんに一番に食べてもらうって決めてんだよ!」
「千明! 源太! 殿の稽古が一番有意義ではないか! 殿、よろしければ私もご一緒に!」
「……俺は瑞貴としたいんだが」
「あらあら。瑞貴ったら相変わらずモテモテね」
「姫様は人気者やわ」
争う男たちに茉子ちゃんは面白そうにニヤニヤ笑ってるし、ことははニコニコしている。モテモテって……単に何かを誘ってるだけでしょ?
「「「「…………」」」」
「あれ? 急に静かになった」
「姫様、全部口に出てました」
「見事一刀両断したわね」
「えっと……なんかごめんなさい」
とりあえずみんなに謝ることにした。ときどき思考が口に出てしまうのは気をつけないと……。
特撮ファンの私にはトリップなんて嬉しいことだけど、最初は侵入者と騒がれて大変なことに……。でも、私は志葉家代々に伝わる『異世界の姫侍』らしい。
『異世界の姫侍が現れた時代の現当主は、最高で最強の当主になれる』
家臣が守るべき姫であり殿様を支え守る侍。それが異世界の姫侍なんだ。
〈コンコン!〉
「よしよし」
今日の稽古は終了し、私はパートナーの狐折神と縁側で過ごしている。私のモヂカラは『心』、自分の心の強さ次第でどんなモヂカラも操ることができるんだ。
「おーい瑞貴ー! 一緒にゲームやらね?」
「くぉら千明! 何度言ったらわかるのだ! そのような口の聞き方は姫に失礼だろ!」
「瑞貴がOKしたからいいだろ。それにいつの時代だよ」
「むしろ流ノ介の口の聞き方をなんとかしてほしいな……」
年が近いから千明とは仲良しで何かと遊んでくれる。現代っ子って感じだし私も侍とか縁がない人生だったから、いろいろ意気投合しているんだ。
流ノ介は困りもの。私自身も『姫』って表現は合わないし、年上だし堅苦しいのは苦手だから何度言っても「家臣として姫にそのような態度など言語道断です!」ってな感じで拒否される。
「ま~たやってるの?」
「流さん、千明、姫様が困っとるよ」
「茉子ちゃん! ことは!」
茉子ちゃんは綺麗なお姉さんで面倒見がいいし、いろいろ気にかけてくれる。子供の頃から侍として教えられたとはいえ、私が拒否してからは流ノ介と違って姫扱いしてくれないから嬉しい。
ことははあんまり堅苦しくないし、おっとりしたとこが可愛いんだ。千明のようにあんまり年は離れてないけど妹って感じがするんだよね。
「瑞貴ちゃーん! 新作寿司、よかったら味見してくんない?」
「食っべるー!」
源太は千明みたいにフレンドリーで面白いし、みんな彼の作る寿司を「普通」って言うけどおいしいのになぁ~。そのせいかよく寿司を食べさせてくれる。
「瑞貴、ここにいたのか。自主稽古に付き合ってくれ」
「あっ、丈瑠」
そして志葉家十八代目の当主・丈瑠。最初は私に対して警戒していたんだけど、過ごしていく内にこうして自主稽古とかに誘ってくれるんだよね。
「つーか源ちゃん、丈瑠、俺が一番最初に瑞貴を誘ったんだぞ!?」
「新作ができたら瑞貴ちゃんに一番に食べてもらうって決めてんだよ!」
「千明! 源太! 殿の稽古が一番有意義ではないか! 殿、よろしければ私もご一緒に!」
「……俺は瑞貴としたいんだが」
「あらあら。瑞貴ったら相変わらずモテモテね」
「姫様は人気者やわ」
争う男たちに茉子ちゃんは面白そうにニヤニヤ笑ってるし、ことははニコニコしている。モテモテって……単に何かを誘ってるだけでしょ?
「「「「…………」」」」
「あれ? 急に静かになった」
「姫様、全部口に出てました」
「見事一刀両断したわね」
「えっと……なんかごめんなさい」
とりあえずみんなに謝ることにした。ときどき思考が口に出てしまうのは気をつけないと……。