復活の絆!!
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「できた!」
「円堂、そいつは?」
手に米粒をたくさんつけた円堂に綱海が問いかけた。円堂の前には大きなご飯に海苔が付けてある。
「サッカーボールおにぎりさ! 大きなおにぎりに海苔で模様を付けたんだ!」
「ああ、サッカーボールか! 俺はてっきり、溶けかけた雪だるまの頭かと思ったぜ」
「えっ? そんなに芸術的か? まいったな、ハハハッ!」
「褒めたつもりもないけどな、へへへっ!」
「あんたら、なんの会話しているの……?」
ある意味貶されているのに前向きな円堂に、さらにつられて笑う綱海。瑞貴はその異様な光景に付いて行けなかった。
「木暮、お玉取ってくれ」
「はいっと。……ん? おいしそうな匂い! 何作ってるの?」
風丸にお玉を手渡した木暮は、鍋からいい匂いが漂っていることに気づいた。それに風丸はフタを開けて中身を見せる。
「おでん。前にマネージャーから、レシピを聞いたことがあったからな」
「大根と玉子、予約!」
「よーし!」
好きな具を予約した木暮に、風丸は快く引き受けるのだった。
「吹雪、お前のメニューは?」
「ラーメンだよ」
「おおっ、いいな。じゃあ、あとで塩ラーメン頼むな!」
「ごめん。味噌ラーメンなんだ」
「ええっ!? ラーメンといや塩だろ、海の味だ」
「僕の地元は、味噌なんだ」
「今から塩にしないか?」
「いや、味噌でいくよ」
……このとき、綱海と吹雪の間にコングが鳴ったのに気づいたのはどれくらいだろう。顔をしかめる綱海に対して、心なしか黒い笑顔で拒否する吹雪。お互いに譲れない部分があるのだろう。
「塩」
「味噌」
「塩」
「味噌」
「塩」
「味噌」
「塩」
「味噌」
「塩!」
「味噌!」
…………。
「「塩/味噌!」」
「まあまあ二人共! 味の好みは人それぞれですから!」
いがみ合う二人にさすがにと思った立向居が止めたが、それがアダになってしまったようだ。
「そうだ、立向居に決めてもらおうぜ!」
「いいよ」
「えっ!?」
まさか自分に矛先が向くとは思わずどもる立向居だが、綱海と吹雪が逃がすはずもない。
「ラーメンと言ったら……塩!」
「あっ、あの……」
「味噌!」
「その……」
「「さあ、どっち!?」」
綱海と吹雪は詰め寄っていく。さあ、立向居の答えは――!
「とんこつ!」
「「だああっ!」」
まさかの別の解答に二人はズッコケてしまった。
「カボチャを切って。う~ん……てやっ!」
スポッ。
「イテッ」
円堂が力を入れて切った拍子に、カボチャが隣にいる壁山に当たってしまった。
「あっ、ごめん壁山。大丈夫か?」
「大丈夫っス。カボチャ、そんなに硬いんスか?」
「ん~、ただ切ればいいってモノじゃないんだな。料理は深いぜ」
「マネージャーの木野さんたち、いつも準備大変だったんスね」
「う~ん……自分でやってみてわかったけど、夏未のおにぎり、うまく握れてたんだな」
雷門夏未が握ったおにぎりを当初は『へんてこ』とか言ったが、今思えば自分より握れていたし、あれから上達している。実際に自分がやることで作る人の大変さがよくわかるのだった。
「円堂、そいつは?」
手に米粒をたくさんつけた円堂に綱海が問いかけた。円堂の前には大きなご飯に海苔が付けてある。
「サッカーボールおにぎりさ! 大きなおにぎりに海苔で模様を付けたんだ!」
「ああ、サッカーボールか! 俺はてっきり、溶けかけた雪だるまの頭かと思ったぜ」
「えっ? そんなに芸術的か? まいったな、ハハハッ!」
「褒めたつもりもないけどな、へへへっ!」
「あんたら、なんの会話しているの……?」
ある意味貶されているのに前向きな円堂に、さらにつられて笑う綱海。瑞貴はその異様な光景に付いて行けなかった。
「木暮、お玉取ってくれ」
「はいっと。……ん? おいしそうな匂い! 何作ってるの?」
風丸にお玉を手渡した木暮は、鍋からいい匂いが漂っていることに気づいた。それに風丸はフタを開けて中身を見せる。
「おでん。前にマネージャーから、レシピを聞いたことがあったからな」
「大根と玉子、予約!」
「よーし!」
好きな具を予約した木暮に、風丸は快く引き受けるのだった。
「吹雪、お前のメニューは?」
「ラーメンだよ」
「おおっ、いいな。じゃあ、あとで塩ラーメン頼むな!」
「ごめん。味噌ラーメンなんだ」
「ええっ!? ラーメンといや塩だろ、海の味だ」
「僕の地元は、味噌なんだ」
「今から塩にしないか?」
「いや、味噌でいくよ」
……このとき、綱海と吹雪の間にコングが鳴ったのに気づいたのはどれくらいだろう。顔をしかめる綱海に対して、心なしか黒い笑顔で拒否する吹雪。お互いに譲れない部分があるのだろう。
「塩」
「味噌」
「塩」
「味噌」
「塩」
「味噌」
「塩」
「味噌」
「塩!」
「味噌!」
…………。
「「塩/味噌!」」
「まあまあ二人共! 味の好みは人それぞれですから!」
いがみ合う二人にさすがにと思った立向居が止めたが、それがアダになってしまったようだ。
「そうだ、立向居に決めてもらおうぜ!」
「いいよ」
「えっ!?」
まさか自分に矛先が向くとは思わずどもる立向居だが、綱海と吹雪が逃がすはずもない。
「ラーメンと言ったら……塩!」
「あっ、あの……」
「味噌!」
「その……」
「「さあ、どっち!?」」
綱海と吹雪は詰め寄っていく。さあ、立向居の答えは――!
「とんこつ!」
「「だああっ!」」
まさかの別の解答に二人はズッコケてしまった。
「カボチャを切って。う~ん……てやっ!」
スポッ。
「イテッ」
円堂が力を入れて切った拍子に、カボチャが隣にいる壁山に当たってしまった。
「あっ、ごめん壁山。大丈夫か?」
「大丈夫っス。カボチャ、そんなに硬いんスか?」
「ん~、ただ切ればいいってモノじゃないんだな。料理は深いぜ」
「マネージャーの木野さんたち、いつも準備大変だったんスね」
「う~ん……自分でやってみてわかったけど、夏未のおにぎり、うまく握れてたんだな」
雷門夏未が握ったおにぎりを当初は『へんてこ』とか言ったが、今思えば自分より握れていたし、あれから上達している。実際に自分がやることで作る人の大変さがよくわかるのだった。