究極の絆グリフォン
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「どうした! それで全力か!?」
「そろそろプレッシャーをかけるか」
だけど白竜たちは余裕の表情だ。頃合いと見計らった牙山が合図を出すと白竜は頷いた。
それから雷門はゼロのシュートとも言える攻撃を受けてボロボロにされていく。
「さあ! お前たちの本当の力を見せてみろ!」
「何っ!?」
「どういうことだ!」
力を見せろという白竜に神童と剣城が問いかける。
「わからないのか? 実験だよ。人は追い詰められると実力以上の力を発揮する」
「俺たちは実験台じゃないぞ!」
「実験台さ。俺たちの究極を完成させるためのな!」
天馬の言葉も否定して白竜たちは再び雷門を痛めつけていく。悲惨な光景に葵は悲鳴を上げ、水鳥は歯を食いしばり、茜は見てられないというように目を閉じ、春奈は顔をしかめる。
「みんなー!」
「クソッ!」
「やっ……!」
「ヒドい……!」
そしてやっと前半が終了した。得点は2点差のままだが疲労は激しく、大人組とマネージャーと一乃と青山から手当てを受けている。
「神さま……」
「監督…瑞貴さん…このままじゃ俺たちに勝ち目はありません……」
「確かに、奴らの力はスゴい。だが、チャンスはある!」
「何故ならあなたたちは、まだ特訓の成果を出していない!」
「でも、俺たち全力で戦ってます!」
「本当にそう思うか?」
「特訓の…成果……」
天馬や神童たちは自分たちが三日間の特訓を出せていないと鬼道からも言われる。
後半が始まるが、早々に白竜のシャイニングドラゴンが発動して剣城と輝を吹き飛ばした。いきなりの攻撃に神童は歯を食いしばる。
「序盤から俺たちを潰すつもりか!?」
「魔神ペガサス!」
「天馬!」
「俺が止めます!」
天馬はペガサスを出してシャイニングドラゴンと迎え撃つため走り出す。
「もうあきらめたほうがいい! 君の力ではどうすることもできない!」
「だからって逃げられない!」
白竜のそばで走るシュウに言われるも、天馬は走り続けながらハーフタイムの円堂と瑞貴の言葉を思い出す。
『特訓の成果が出てないって、どういうことですか?』
『この島で過ごした時間を思い出せ』
『自然は教えてくれたはずよ。どんな困難でも立ち向かうことをやめなければ、乗り越えられるってことを』
そのおかげか白竜のシャイニングドラゴンが、天馬が今まで特訓してきた崖と重なる。
「あの白い龍を越えるには、さらに高く、舞い上がる……天まで届けぇ! 魔神ペガサスアーク!!」
「ペガサスが……!」
「「「「「進化した!!」」」」」
なんと天馬の魔神ペガサスが魔神ペガサスアークに進化した。その光景に神童たちも驚く。
《松風が、新たな化身を生み出した――っ!?》
「何っ!?」
「っ!」
それは白竜とシュウも同じ。化身が進化するなど今まで見たことも聞いたこともない。
「未来……」
「これが特訓の成果なんですね!」
「いけー天馬ー!」
茜は新たなサッカーの未来を写真に納め、春奈は教え子の成長に驚き、水鳥は歓声を上げる。
ペガサスアークの翼が舞うと、白竜とシャイニングドラゴンは吹き飛ばされ、ボールは天馬の元へ。
「キャプテン!」
「奏者マエストロ!」
天馬からボールを受け取った神童はマエストロを出し、フィールドを特訓してきた大きな葉のある川をイメージすると瞬時にルートを探る。そのゴール前に剣城が走り込んできた。
「見えた! ハーモニクス!」
神童のシュートを受け取りながら、剣城も特訓した砂漠をイメージして俊敏な動きでゼロのディフェンスを突破した。
「デスドロップ!」
《なんと! 化身シュートからのシュートチェイン!》
しかもそれだけではない。剣城のシュートを追ってペガサスアークを出したままの天馬が飛び出してシュートを撃つ。
「はあっ!」
「サーペントファング!」
蛇野巻人がサーペントファングで対抗するが、三回続いたシュートチェインに勝てるわけもなく、シュートはゴールに入った。
《入ってしまった――っ!! 信じられん! ゼロの初失点だ――っ!!》
「やったー! 決めたぞー!」
初めてゴールを奪うことができて天馬たちは喜び合う。それを吹雪も円堂も壁山も瑞貴もしっかり見ていた。
「特訓の成果をしっかり力に変えたね!」
「ああ!」
「さすがっス!」
「見事なプレーだよ!」
「フッ」
「やるね、天馬。さすがだよ」
やっと面白くなってきたと白竜は笑い、シュウは天馬を褒めると顔をしかめて円堂と瑞貴を見る。
(想像以上に進化している……。あの特訓で、雷門の監督と瑞貴さんはここまでのパワーアップを見越していたのか……)
天馬や雷門の成長もそうだが、それをわかっていた円堂と瑞貴たちこそ真に警戒すべき相手だとシュウは理解した。
「少しはやるようだな」
ピリリリ、ピリリリ。
ベンチで観戦していた牙山の携帯が鳴ったので、通信を繋げる。
〈そろそろではないか?〉
「ハッ! 聖帝!」
〈余興は充分に楽しませてもらった……〉
(終わりにするぞ!)
イシドから指示を受けた牙山は、両手の親指を頬に付けたあと下ろした。その合図を理解した白竜は顔を引き締めて右腕を上げる。
「仕上げに入る!」
「「「「オウッ!」」」」
ホイッスルが鳴る前から林音と青銅とカイと悠木は白竜と共に化身を出した。
ゼロボールで試合再開すると神童が走り込み、白竜はボールをキープしながら上がって行く。
「化身を使える時間は限られている! ここはなんとしても押さえ込むんだ!」
「それがわかっていたところで、どうにもならないんだよ!」
「なら連携して迎え撃つ!」
神童と天馬と剣城も化身を出し、五対三の化身がぶつかり合う。前半と同じ展開だが違うことが起こる。霧野が飛び出してきたのだ。
「ディフェンス! 神童たちをサポートする!」
「「えっ!?」」
「サポートって……」
「俺たちにしかできないことがある!」
霧野の指示に信助も天城も狩屋も驚いたが、すぐに意図を理解して二手に分かれて上がっていく。
「ディープミスト!」
「ハンターズネット!」
「なんだと!?」
林音のナイトが霧野と狩屋によって動きを封じられた。
「ビバ! 万里の長城!」
「ぶっとびジャンプ!」
「バカな!?」
続いて青銅のポーンが天城と信助によって囲まれた。
「すまない、みんな!」
「これで対等です!」
「いける!」
ディフェンスのみんなに神童と天馬は感謝し、チャンスと狙った剣城のランスロットが白竜からボールを奪った。
「何っ!?」
「キャプテン!」
ボールを奪われて白竜は驚き、天馬は剣城から回ったボールを神童にパスを出した。
「そろそろプレッシャーをかけるか」
だけど白竜たちは余裕の表情だ。頃合いと見計らった牙山が合図を出すと白竜は頷いた。
それから雷門はゼロのシュートとも言える攻撃を受けてボロボロにされていく。
「さあ! お前たちの本当の力を見せてみろ!」
「何っ!?」
「どういうことだ!」
力を見せろという白竜に神童と剣城が問いかける。
「わからないのか? 実験だよ。人は追い詰められると実力以上の力を発揮する」
「俺たちは実験台じゃないぞ!」
「実験台さ。俺たちの究極を完成させるためのな!」
天馬の言葉も否定して白竜たちは再び雷門を痛めつけていく。悲惨な光景に葵は悲鳴を上げ、水鳥は歯を食いしばり、茜は見てられないというように目を閉じ、春奈は顔をしかめる。
「みんなー!」
「クソッ!」
「やっ……!」
「ヒドい……!」
そしてやっと前半が終了した。得点は2点差のままだが疲労は激しく、大人組とマネージャーと一乃と青山から手当てを受けている。
「神さま……」
「監督…瑞貴さん…このままじゃ俺たちに勝ち目はありません……」
「確かに、奴らの力はスゴい。だが、チャンスはある!」
「何故ならあなたたちは、まだ特訓の成果を出していない!」
「でも、俺たち全力で戦ってます!」
「本当にそう思うか?」
「特訓の…成果……」
天馬や神童たちは自分たちが三日間の特訓を出せていないと鬼道からも言われる。
後半が始まるが、早々に白竜のシャイニングドラゴンが発動して剣城と輝を吹き飛ばした。いきなりの攻撃に神童は歯を食いしばる。
「序盤から俺たちを潰すつもりか!?」
「魔神ペガサス!」
「天馬!」
「俺が止めます!」
天馬はペガサスを出してシャイニングドラゴンと迎え撃つため走り出す。
「もうあきらめたほうがいい! 君の力ではどうすることもできない!」
「だからって逃げられない!」
白竜のそばで走るシュウに言われるも、天馬は走り続けながらハーフタイムの円堂と瑞貴の言葉を思い出す。
『特訓の成果が出てないって、どういうことですか?』
『この島で過ごした時間を思い出せ』
『自然は教えてくれたはずよ。どんな困難でも立ち向かうことをやめなければ、乗り越えられるってことを』
そのおかげか白竜のシャイニングドラゴンが、天馬が今まで特訓してきた崖と重なる。
「あの白い龍を越えるには、さらに高く、舞い上がる……天まで届けぇ! 魔神ペガサスアーク!!」
「ペガサスが……!」
「「「「「進化した!!」」」」」
なんと天馬の魔神ペガサスが魔神ペガサスアークに進化した。その光景に神童たちも驚く。
《松風が、新たな化身を生み出した――っ!?》
「何っ!?」
「っ!」
それは白竜とシュウも同じ。化身が進化するなど今まで見たことも聞いたこともない。
「未来……」
「これが特訓の成果なんですね!」
「いけー天馬ー!」
茜は新たなサッカーの未来を写真に納め、春奈は教え子の成長に驚き、水鳥は歓声を上げる。
ペガサスアークの翼が舞うと、白竜とシャイニングドラゴンは吹き飛ばされ、ボールは天馬の元へ。
「キャプテン!」
「奏者マエストロ!」
天馬からボールを受け取った神童はマエストロを出し、フィールドを特訓してきた大きな葉のある川をイメージすると瞬時にルートを探る。そのゴール前に剣城が走り込んできた。
「見えた! ハーモニクス!」
神童のシュートを受け取りながら、剣城も特訓した砂漠をイメージして俊敏な動きでゼロのディフェンスを突破した。
「デスドロップ!」
《なんと! 化身シュートからのシュートチェイン!》
しかもそれだけではない。剣城のシュートを追ってペガサスアークを出したままの天馬が飛び出してシュートを撃つ。
「はあっ!」
「サーペントファング!」
蛇野巻人がサーペントファングで対抗するが、三回続いたシュートチェインに勝てるわけもなく、シュートはゴールに入った。
《入ってしまった――っ!! 信じられん! ゼロの初失点だ――っ!!》
「やったー! 決めたぞー!」
初めてゴールを奪うことができて天馬たちは喜び合う。それを吹雪も円堂も壁山も瑞貴もしっかり見ていた。
「特訓の成果をしっかり力に変えたね!」
「ああ!」
「さすがっス!」
「見事なプレーだよ!」
「フッ」
「やるね、天馬。さすがだよ」
やっと面白くなってきたと白竜は笑い、シュウは天馬を褒めると顔をしかめて円堂と瑞貴を見る。
(想像以上に進化している……。あの特訓で、雷門の監督と瑞貴さんはここまでのパワーアップを見越していたのか……)
天馬や雷門の成長もそうだが、それをわかっていた円堂と瑞貴たちこそ真に警戒すべき相手だとシュウは理解した。
「少しはやるようだな」
ピリリリ、ピリリリ。
ベンチで観戦していた牙山の携帯が鳴ったので、通信を繋げる。
〈そろそろではないか?〉
「ハッ! 聖帝!」
〈余興は充分に楽しませてもらった……〉
(終わりにするぞ!)
イシドから指示を受けた牙山は、両手の親指を頬に付けたあと下ろした。その合図を理解した白竜は顔を引き締めて右腕を上げる。
「仕上げに入る!」
「「「「オウッ!」」」」
ホイッスルが鳴る前から林音と青銅とカイと悠木は白竜と共に化身を出した。
ゼロボールで試合再開すると神童が走り込み、白竜はボールをキープしながら上がって行く。
「化身を使える時間は限られている! ここはなんとしても押さえ込むんだ!」
「それがわかっていたところで、どうにもならないんだよ!」
「なら連携して迎え撃つ!」
神童と天馬と剣城も化身を出し、五対三の化身がぶつかり合う。前半と同じ展開だが違うことが起こる。霧野が飛び出してきたのだ。
「ディフェンス! 神童たちをサポートする!」
「「えっ!?」」
「サポートって……」
「俺たちにしかできないことがある!」
霧野の指示に信助も天城も狩屋も驚いたが、すぐに意図を理解して二手に分かれて上がっていく。
「ディープミスト!」
「ハンターズネット!」
「なんだと!?」
林音のナイトが霧野と狩屋によって動きを封じられた。
「ビバ! 万里の長城!」
「ぶっとびジャンプ!」
「バカな!?」
続いて青銅のポーンが天城と信助によって囲まれた。
「すまない、みんな!」
「これで対等です!」
「いける!」
ディフェンスのみんなに神童と天馬は感謝し、チャンスと狙った剣城のランスロットが白竜からボールを奪った。
「何っ!?」
「キャプテン!」
ボールを奪われて白竜は驚き、天馬は剣城から回ったボールを神童にパスを出した。