サッカーに大切なこと
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「君はサッカーやりたい?」
「うん! カッコいいシュートが決めるストライカーになりたい!」
「FWか。なら、練習をいっぱいがんばらなきゃね」
「お、俺だって! ストライカーになりたいんだ!」
「俺も!」
「俺も!」
少女と話していたら少年が声を上げた。このくらいの年頃はシュートするのがカッコいいと思い、ストライカーに憧れるものだ。だけど瑞貴はそれを咎めることなく微笑む。
「ストライカーはね、一人じゃダメなの。チームのみんながボールを自分に持って来てくれるから思い切りシュートができる。そこに仲間外れはあっちゃいけないの」
「仲間外れって……女でも?」
「そうだよ。サッカーする者はみんな仲間。ただ『サッカーが好き』って気持ちがあれば男も女も関係ない。みんなはサッカー好き?」
「「「「大好き!」」」」
「なら、みんなサッカーが大好きな仲間だね。まずやるべきことはもうわかるかな?」
瑞貴が首を傾げると、少年たちは眉を下げて少女に向かい合う。
「「「ごめん……」」」
「ううん、いいよ。じゃあさ、あたしも一緒にサッカーやっていい?」
「「「うん!」」」
無事に仲直りして笑い合う子供たちは、すぐに走り出してサッカーをする。今度はみんな笑い合って。
瑞貴は静かにその場を去って円堂たちの元へ戻って行った。
「よかったな。みんな一緒にサッカーできて」
「いつファンの奴らに見つかるかヒヤヒヤしたが」
「ごめんなさい。なんだか放っておけなくて……」
「だが、お前らしい行動だと俺は思うぞ。なぁ、鬼道、円堂」
「ああ」
「それでこそ瑞貴だ!」
笑ってくれる自分の仲間。そこに男とか女とか関係ない、ただサッカーという絆があるのだ。あの少女にもこれからたくさんの仲間ができるだろう。
「あっ! 思い出した!」
「どうした?」
「あのお姉さん、あたしテレビで見たことある! イナズマジャパンの選手だよ!」
「「「えー!」」」
((((あっ……))))
少女がそう叫ぶと全員顔を巡らせ始める。恐らくまだ近くにいないかと探しているのだろう。この場所はヤバいと思った瑞貴たちは静かにその場を去って行った。
河川敷を出て雷門中に向かう途中でまた先ほどのファンやマスコミに遭遇したが、シンが車で四人を拾ってくれたおかげで無事に帰ることができた。
「ライオコット島に行くまで瑞貴は外出を控えたほうがいいね。どうしてものときは僕が車で送ってあげる」
「お願いします……」
事態を把握した久遠が許可したのだろう。瑞貴は大人しくシンの提案に従うことにした。
そして本戦で活躍をした瑞貴の注目度がさらに上がるということは、本人も誰もまだ予想していなかった。
あとがき→
「うん! カッコいいシュートが決めるストライカーになりたい!」
「FWか。なら、練習をいっぱいがんばらなきゃね」
「お、俺だって! ストライカーになりたいんだ!」
「俺も!」
「俺も!」
少女と話していたら少年が声を上げた。このくらいの年頃はシュートするのがカッコいいと思い、ストライカーに憧れるものだ。だけど瑞貴はそれを咎めることなく微笑む。
「ストライカーはね、一人じゃダメなの。チームのみんながボールを自分に持って来てくれるから思い切りシュートができる。そこに仲間外れはあっちゃいけないの」
「仲間外れって……女でも?」
「そうだよ。サッカーする者はみんな仲間。ただ『サッカーが好き』って気持ちがあれば男も女も関係ない。みんなはサッカー好き?」
「「「「大好き!」」」」
「なら、みんなサッカーが大好きな仲間だね。まずやるべきことはもうわかるかな?」
瑞貴が首を傾げると、少年たちは眉を下げて少女に向かい合う。
「「「ごめん……」」」
「ううん、いいよ。じゃあさ、あたしも一緒にサッカーやっていい?」
「「「うん!」」」
無事に仲直りして笑い合う子供たちは、すぐに走り出してサッカーをする。今度はみんな笑い合って。
瑞貴は静かにその場を去って円堂たちの元へ戻って行った。
「よかったな。みんな一緒にサッカーできて」
「いつファンの奴らに見つかるかヒヤヒヤしたが」
「ごめんなさい。なんだか放っておけなくて……」
「だが、お前らしい行動だと俺は思うぞ。なぁ、鬼道、円堂」
「ああ」
「それでこそ瑞貴だ!」
笑ってくれる自分の仲間。そこに男とか女とか関係ない、ただサッカーという絆があるのだ。あの少女にもこれからたくさんの仲間ができるだろう。
「あっ! 思い出した!」
「どうした?」
「あのお姉さん、あたしテレビで見たことある! イナズマジャパンの選手だよ!」
「「「えー!」」」
((((あっ……))))
少女がそう叫ぶと全員顔を巡らせ始める。恐らくまだ近くにいないかと探しているのだろう。この場所はヤバいと思った瑞貴たちは静かにその場を去って行った。
河川敷を出て雷門中に向かう途中でまた先ほどのファンやマスコミに遭遇したが、シンが車で四人を拾ってくれたおかげで無事に帰ることができた。
「ライオコット島に行くまで瑞貴は外出を控えたほうがいいね。どうしてものときは僕が車で送ってあげる」
「お願いします……」
事態を把握した久遠が許可したのだろう。瑞貴は大人しくシンの提案に従うことにした。
そして本戦で活躍をした瑞貴の注目度がさらに上がるということは、本人も誰もまだ予想していなかった。
あとがき→