どんな暗示にも負けない力
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アジトに潜入したゴーカイジャーは余計な騒ぎを起こさず、慎重かつ冷静に行動していたのだが……。
「「「「「ゴー!!」」」」」
「「「スゴー!」」」
ゴーミンとスゴーミンたちに追いかけ回されている。理由は簡単、ハカセが物音に驚いて悲鳴を上げ、鎧も連鎖するかのように叫んだのだ。
「ったく、めんどくせぇ!」
「ハカセ! 鎧! なんてことしてんの!」
「「ごめんなさーい!」」
すると広間に辿り着き、七つのルートに分かれていた。うしろからはゴーミンたちが追いかけて来ている。
「このどこかにアジャインがいるかもしれませんね」
「しかし先に何があるかわからない。全滅を避けて効率よくするため、それぞれ分かれて進もう。自分のルートがハズレだった場合、入口の横に印(シルシ)を付けて置くことを忘れるな」
「了解! アジャインの元で必ず会おうね!」
マーベラスたちはバイレーツとゴーカイセルラーとレンジャーキーを取り出す。
「「「「「「「豪快チェンジ!!」」」」」」」
【ゴ~カイジャー!!】
それぞれの道を突き進むマーベラスたちを、隠しカメラを通じてモニターから見る者がいた。
「ゴーカイジャー……我らザンギャック皇帝陛下を倒した奴らか。私がその首を持って行けばバッカス・ギル様もお喜びになるだろう。そのためには――」
その者はモニターに映る七人の一人――瑞貴に注目した。そして面白いモノを見つけたかのように興味津々に手配書を手に取る。
「井上瑞貴……ワルズ・ギル様を虜にした女ですか。それにこの戦闘力……使えそうですね」
ニヤリと笑い立ち上がり、モニタールームから出て行った。
――ゴーミンやスゴーミンを倒しながら進む瑞貴が進む道は一本道だったが行き止まりに当たってしまった。
「ここはハズレか……。すぐに戻らなきゃ!」
「――いいえ。当たりですよ」
「!?」
突然の声に瑞貴は顔を向けると、行き止まりだったはずの壁から切れ目が現れ、扉の形になる。
扉が開くと同時に瑞貴が構えると、中から現れたのは白いマントを羽織りモノクルを付けた執事のような怪人だった。
「……なるほど。仕掛け扉というわけね。そしてあんたがアジャインか」
「ええ。ザンギャック副参謀長のアジャインです。以後、お見知りおきを」
「残念だけど皇帝はもういないの。だからとっととこの星から出て行ってくれない? ついでにザンギャック本星の場所を教えてほしいんだけど」
「いいですよ。教えるのではなく案内してあげましょう。もちろん安全に五体満足で」
「ハッ?」
普通なら教えないはずの行動をアッサリと了承したアジャインに瑞貴は驚く。だけど罠かもしれないのですぐに警戒を戻した。
「そんな手に乗るものか!」
「いいえ。ちゃんと連れて行って差し上げます。無論、あなた一人だけです。他の仲間は死んでもらいますが」
「っ! やっぱり直接頼むのはダメってわけね。むしろそんなこと私がさせるわけないでしょ!」
「いいえ。あなただけがザンギャック本星に来るのです。しかし……私の部下としてですが」
「なっ!」