お味はいかが?
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ガレオンに帰ってきた瑞貴は心なしか影を背負っていた。
「ただいま~……」
「お帰りなさい瑞貴さん」
「どうした。なんか暗いぞ」
「なんでもないよ~……。部屋に戻るね~……」
返事も脱力している。そしてフラフラと部屋に向かう瑞貴に、マーベラスとアイムは首を傾げるだけだった。
――瑞貴は部屋のベッドにダイブするように倒れる。
「ケーキケーキ~。限定ストロベリーケーキ~」
苺をふんだんに使ったというストロベリーケーキ。甘いものが大好きな瑞貴にとってはたまらない一品だ。
店に駆けつけてみれば、なんのマンガの展開か、自分の前に来た人が買ったのが最後だったのだ。
「こんなことにスーパー戦隊の力を使ったから、罰が当たったのかな……? でもケーキが食べたかったよー!」
コンコン。
「ん? どうぞ~」