素直で勇ましい子!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
☆☆☆☆☆
「ごめんなさーい!」
あれからスペシャルポリスに帰りましたが、私は医務室で手当てを受けたあとみなさんにお説教を受けています。医務室の先生も退室される勢いで。何故なら、勝手に行動した挙げ句に怪我してしまいましたから……。
「全く。俺たち心配したんだからな!」
「いくら刑事とはいえ瑞貴は女の子なんだから、もっと自分を大切にしなきゃ」
「あの場での行動は、半分考えなしと同じよ」
「まだゴーカイジャーは得体の知れなかったんだし、無鉄砲過ぎ!」
「……それ、ウメコ先輩に言われたくないかと」
最後のテツ兄さんの言葉は同意します……。でも口にしたらさらにウメコ姉さんに説教されるので黙っておきます……。
「ほらみんな、もう瑞貴ちゃんも充分反省しているし、その辺にしなさい」
「スワンさん!」
別室でボスの手当てをしたスワンさんが助けてくれました! スワンさんはそのまま私の前に来ると少し眉を下げます。
「瑞貴ちゃんも。あなたの人を見る目は確かだけど、ザンギャックが地球に来て私たちが変身できない今、もう以前のように戦えないんだから。今回はゴーカイジャーがいたのが救いだったんだからムチャは禁物よ」
「はい……ごめんなさい……」
大好きなスワンさんにもここまで言われるなんて、今回は相当なことをしたのだと痛感します。次からは冷静に対応することを心掛けます……。
「そうやって反省できるのは瑞貴ちゃんの良いところよ」
優しく頭を撫でてくれるスワンさん。その感触に思わず微笑んじゃうくらい癒されます。
「んじゃ、ボスの見舞いに行こうぜ」
「「「「うん/はい!」」」」
スワンさんと一緒にバン兄さんたちは出て行きました。残ったのは……ホージーさんです。
「あの、ホージーさん?」
「……心配した」
「えっ?」
「心配した。ゴーカイジャーの話が上がったときから、お前はやけに気にかけていたからな。何かムチャするんじゃないかとジャスミンと行動させたんだが、逆効果だったようだな」
「スミマセン……」
怒ってます……ホージーさんも怒ってます! ヒシヒシと怒りのオーラを感じますよ!
「ったく、お前は本当に俺の心をかき乱すのが得意だな」
「ふえっ」
ホージーさんは私を抱きしめました。優しくて温かくて……私の彼氏なんて勿体無いくらいです。
「次は俺に連絡しろ。お前からならすぐに行く」
「ダメですよ。自分の仕事を最優先しなくちゃ」
「刑事としてはそうかもしれないが、男としてはお前より優先するものなどないさ。俺のプリンセス……」
チュッ。
ホージーさんは体を少し離して私の手の甲にキスしました。まるで騎士のような……――あっ!
「ジョーさんのハンカチを早く洗わなくては! 血のシミが残ってしまいます!」
今はガーゼを貼って包帯が巻かれていますが、代理にしていたハンカチには私の血が付いてるはずです! ジョーさんに返すと言った以上、綺麗にしなくては!
「……お前は彼氏の前で他の男の名を出すのか」
「えっ、あの、ホージーさん!?」
……再び私はお説教を受ける羽目になってしまいました。
☆☆☆☆☆
「ねぇジョー、あんた刑事の女の子に話しかけられたときいつもと違ったわよね? そんなにあの子が気になる?」
「別に。単に早くハンカチを返してほしい、それだけだ」
((((それって早く会いたいってことじゃ/では……))))
――紫の女戦士がつかんだ青い戦士のハートは、一人じゃなかったようだ。
あとがき→