素直で勇ましい子!
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《すぐに迎えに行けないからそこで待ってて》
そうジャスミン姉さんに言われました。ザンギャックの行動隊長が巨大化してゴーカイジャーのロボが戦ってデリートしてくれました。
しかもデカレンジャーのパトストライカーが出たということは、ボスが大いなる力を与えたんですね。やっぱりゴーカイジャーさんはスーパー戦隊です!
「――やっぱりまだここにいたのか」
「えっ?」
声がした方向を振り向けば、そこにはジョーさんがいました。戦いが終わったとはいえ、なんでジョーさんがいるんでしょう?
「アヌビス星人を送るついでだ。お前も送っていく」
「アヌビス星人……ボスのことですか? もしや、ボスはどこか怪我でも!?」
自分のことは自分でしっかりやるボスが送ってもらうということは、負傷した可能性大です!
「ああ。うちの船長をかばってできたそうだ。どっちみち警察に行くんだから一人増えても一緒だ。行くぞ」
「ふえっ!?」
なんとジョーさんは私をお姫様抱っこをしました! 仲間のみなさんにもしてもらったことないのに恥ずかしいです!
「おおおお降ろしてくださーい!」
「うるさい。落とすぞ」
「スミマセン……」
声音が低かったので半分ほど本気でしょう…つい反射的に大人しくしてしまいました……。でも怪我した私の足に負担がかからないようにしてくれるのが、優しいところです。
それから他のゴーカイジャーさんと合流すると、ボスはマーベラスさんに支えられていました。歩いていると、前方に大人数の警察官たちが銃をこっちに向けて構えて来ました。
「なんで? なんでこうなるの?」
ドンさんがアイムさんのうしろに隠れました。でも、ジャスミン姉さんに報告する際にゴーカイジャーさんのことも伝えたし、ボスが認めたとロボでわかってるはずなのに伝わってないのでしょうか!?
「「待て!」」
「バン」
「ホージーさん!」
警官たちの間から出てきたのは、バン兄さんとホージーさんです。バン兄さんは私たちの前に立つと、ボスに敬礼を取ります。
「特命調査の報告に来ました。ゴーカイジャーが行ったとされる海賊行為は全てザンギャック帝国が捏造(ネツゾウ)したものでした」
「そうか……」
「ではジョーさんたちの疑いは晴れたのですね! よかったですね!」
「あ、ああ」
なんか私まで嬉しくなってジョーさんに言えば、ジョーさんは戸惑いながらも微笑んでくれました! 笑うとカッコいいですね!
「あとは俺がやる」
「そいつも渡してもらおうか」
ボスをバン兄さんに、私をホージーさんに渡しましたが、お姫様抱っこは継続なのですね……。マーベラスさんが歩き出すと、バン兄さんが「待て」と言ったので振り向きました。
「俺たちの力をヘタに使ったら許さねぇぞ。俺はボスほど甘くねぇからな」
バン兄さんにデカレッドの面影が見えた気がします。バン兄さんの忠告にマーベラスさんはフッと笑いました。
「フンッ。文句があるならいつでも来ていいぜ」
マーベラスさんは人差し指と中指を立てて一つ振り、再び歩き出す前に私はあることを思い出して慌てて呼び戻します。
「ジョーさん、待ってください!」
「なんだ?」
「ハンカチ、ちゃんと洗って返します! もちろんアイロンもかけますから!」
「……好きにしろ」
あきらめたように溜息を吐きましたが、ジョーさんの表情は微笑んでいました。こうしてゴーカイジャーさんたちは去って行きました。