最初で最後の恋
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「……でも、すぐに新しい事件が発生した」
「エイリア学園……だね」
円堂が次のアルバムを取り出しページをめくると、十一人の雷門イレブンとマネージャーと新監督である瞳子が破壊された雷門中を出ている写真がある。
雷門中を破壊したジェミニストームはエイリア学園の一番下だ。だけど雷門イレブンは圧倒的な実力の差に負けてしまい、五人も入院するほどの負傷者が出た。
その実力の差を埋めて超えるため、キャラバンで全国にいる隠れた強豪を仲間にし、自身たちのレベルアップをするために旅に出た。
「ついにジェミニストームに勝ったときはスッゲー嬉しかった。もう破壊活動はなくなるって」
「でもエイリア学園にとってジェミニストームは序の口だった。その上の実力を持つイプシロンが現れた……」
喜び合う雷門イレブンの前に現れたイプシロンはジェミニストームを追放し、自分たちが次の相手だと名乗った。特訓に特訓を重ね、イプシロンにも勝つことができた。
「塔子ちゃん、士郎、夕弥、リカちゃん、勇気、条介、助っ人に来てくれたアフロディ……最高のメンバーが集まったよね」
「綱海か……」
「どうしたの?」
綱海の名を出したとき不機嫌になった円堂に瑞貴は首を傾げた。
(瑞貴が常に顔を赤くしていたの初めて見たんだよな……。兄貴としての好意で心底よかった!)
そんな円堂の気持ちを露知らず、瑞貴はページをめくる。
「ジェミニストームやイプシロンを倒しても、さらに格上のダイヤモンドダストやプロミネンスやザ・ジェネシスが現れて、真・帝国学園までも……過酷な旅だったね」
「キャプテンとして、仲間として……俺は瑞貴の体調や、吹雪と風丸の苦悩に気づかなかったのが一番悔しかった」
「守……」
ジェネシスとの初めての戦いで、円堂は友達だと思っていたヒロトがエイリア学園のグランと知ったのは驚いた。……だが、それ以上に仲間の変化に気づかなかった。
「前を見過ぎて、うしろがどんな状況になっていたかなんて、あのとき初めて知った。前を見るだけじゃダメだったんだな……」
「それが守なんだよ。守は前で道を切り開き、私はうしろでみんなの手を引く……それが一番の形だったんだよ。でもあのときの私たちには限界だったんだ」
瑞貴が次のページをめくると、仲間たちがダークエンペラーズとして雷門イレブンの敵になって現れた写真がある。力を求め過ぎた結果がこれなのだろう。
「だけどこの試合で、みんなが心に秘めた気持ちを真正面で聞けた。俺は半分感謝している」
「私も。それに、今まで出会ったたくさんの人々が俺たちに声援を送ってくれたし」
「だな。過酷だけど楽しいこともあったんだよな」
そして円堂と瑞貴の奇跡のゴッドハンドがエイリア石を砕き、ダークエンペラーズは元のみんなに戻った。力を求めてサッカーをするのではなく、純粋に大好きなサッカーをするみんなに……。
「守なんて塔子ちゃんから頬キスしてもらったしね」
「うえっ!? いや、あのときは――」
チュ。
「瑞貴!?」
「今更だけど消毒。お礼でもちょっとヤキモチ妬いたんだよ?」
瑞貴はかつて塔子が円堂にキスした頬に、自らキスした。本当の気持ちを自覚してなくても妬いたのは事実だ。
びっくりして顔が赤くなった円堂だが、一度咳払いすると瑞貴の両頬を両手で取り、真剣な顔をする。
「なら、俺も消毒な。俺だってヤキモチ妬いてたんだぜ」
「ん」
チュ、チュ、チュ。
円堂は瑞貴の両頬にキスした。その場所は綱海と吹雪がキスしたのだ。
だが円堂はさらに唇にもキスしてきた。突然の不意打ちに今度は瑞貴の顔が赤くなる。
「……唇はされてないよ?」
「もう瑞貴は俺のだから。大好きって証な!」
ニカッと笑う姿は大人になっても十年前と根本的が同じだ。
「エイリア学園……だね」
円堂が次のアルバムを取り出しページをめくると、十一人の雷門イレブンとマネージャーと新監督である瞳子が破壊された雷門中を出ている写真がある。
雷門中を破壊したジェミニストームはエイリア学園の一番下だ。だけど雷門イレブンは圧倒的な実力の差に負けてしまい、五人も入院するほどの負傷者が出た。
その実力の差を埋めて超えるため、キャラバンで全国にいる隠れた強豪を仲間にし、自身たちのレベルアップをするために旅に出た。
「ついにジェミニストームに勝ったときはスッゲー嬉しかった。もう破壊活動はなくなるって」
「でもエイリア学園にとってジェミニストームは序の口だった。その上の実力を持つイプシロンが現れた……」
喜び合う雷門イレブンの前に現れたイプシロンはジェミニストームを追放し、自分たちが次の相手だと名乗った。特訓に特訓を重ね、イプシロンにも勝つことができた。
「塔子ちゃん、士郎、夕弥、リカちゃん、勇気、条介、助っ人に来てくれたアフロディ……最高のメンバーが集まったよね」
「綱海か……」
「どうしたの?」
綱海の名を出したとき不機嫌になった円堂に瑞貴は首を傾げた。
(瑞貴が常に顔を赤くしていたの初めて見たんだよな……。兄貴としての好意で心底よかった!)
そんな円堂の気持ちを露知らず、瑞貴はページをめくる。
「ジェミニストームやイプシロンを倒しても、さらに格上のダイヤモンドダストやプロミネンスやザ・ジェネシスが現れて、真・帝国学園までも……過酷な旅だったね」
「キャプテンとして、仲間として……俺は瑞貴の体調や、吹雪と風丸の苦悩に気づかなかったのが一番悔しかった」
「守……」
ジェネシスとの初めての戦いで、円堂は友達だと思っていたヒロトがエイリア学園のグランと知ったのは驚いた。……だが、それ以上に仲間の変化に気づかなかった。
「前を見過ぎて、うしろがどんな状況になっていたかなんて、あのとき初めて知った。前を見るだけじゃダメだったんだな……」
「それが守なんだよ。守は前で道を切り開き、私はうしろでみんなの手を引く……それが一番の形だったんだよ。でもあのときの私たちには限界だったんだ」
瑞貴が次のページをめくると、仲間たちがダークエンペラーズとして雷門イレブンの敵になって現れた写真がある。力を求め過ぎた結果がこれなのだろう。
「だけどこの試合で、みんなが心に秘めた気持ちを真正面で聞けた。俺は半分感謝している」
「私も。それに、今まで出会ったたくさんの人々が俺たちに声援を送ってくれたし」
「だな。過酷だけど楽しいこともあったんだよな」
そして円堂と瑞貴の奇跡のゴッドハンドがエイリア石を砕き、ダークエンペラーズは元のみんなに戻った。力を求めてサッカーをするのではなく、純粋に大好きなサッカーをするみんなに……。
「守なんて塔子ちゃんから頬キスしてもらったしね」
「うえっ!? いや、あのときは――」
チュ。
「瑞貴!?」
「今更だけど消毒。お礼でもちょっとヤキモチ妬いたんだよ?」
瑞貴はかつて塔子が円堂にキスした頬に、自らキスした。本当の気持ちを自覚してなくても妬いたのは事実だ。
びっくりして顔が赤くなった円堂だが、一度咳払いすると瑞貴の両頬を両手で取り、真剣な顔をする。
「なら、俺も消毒な。俺だってヤキモチ妬いてたんだぜ」
「ん」
チュ、チュ、チュ。
円堂は瑞貴の両頬にキスした。その場所は綱海と吹雪がキスしたのだ。
だが円堂はさらに唇にもキスしてきた。突然の不意打ちに今度は瑞貴の顔が赤くなる。
「……唇はされてないよ?」
「もう瑞貴は俺のだから。大好きって証な!」
ニカッと笑う姿は大人になっても十年前と根本的が同じだ。