なくてはならない存在
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「十年前に気持ちを自覚したらもう何をしても可愛いくて仕方ないし、あのときの俺って恋愛とかよくわかんないから全然気づかなかったけど、瑞貴は俺が自覚する前から好きと言われたときは夢かと思った! しかも結婚もしてくれたんだぜ! 朝も昼も夜も瑞貴がそばにいてさ、毎日瑞貴の愛が詰まった料理を食えるしサッカーもしてくれるし、あぁなんて俺って幸せなんだろうって思うんだ! それも毎日!」
「「…………」」
突然始まった円堂の惚気話。豪炎寺も鬼道も眉を寄せてギリッと歯を食いしばる。
当然だろう。円堂が気持ちを自覚する前から(現在進行形であるが)片想いしている相手と結婚し、惚気られて不機嫌でいられないわけがあるか。それに酔っている円堂は気づかずさらに話を続ける。
「瑞貴は毎日朝食の匂いと共に俺を起こしてくれて、『おはよう』って笑ってくれるんだ。その度に天使がいると思うんだ! いや朝に限らず瑞貴はいつも天使だ! 一緒に出かけるときも、どっちかが先に行くときも、行ってらっしゃいのキスするんだ! 毎日しているのにまだ瑞貴は照れる姿がもう可愛いのなんの! 仕事中のコーチとしての凛々しい顔なんて綺麗しカッコいいぜ! しかもな――」
「鬼道、こいつにファイアートルネードを食らわせたいんだが」
「奇遇だな豪炎寺。俺もツインブーストの協力を頼もうと思った」
コメカミに青筋を立てながら豪炎寺と鬼道は恐ろしいことを口走った。店の迷惑を考えてなんとか押し留まったが。
☆☆☆☆☆
「で、酔いが回って潰れるまで俺たちは散々惚気を聞かされたってわけだ」
「何それ……恥ずかしい……」
豪炎寺や鬼道の懇切丁寧な説明に瑞貴は顔を真っ赤にした。自分がいるときは甘えん坊、いないときは惚気話をすると、夫の新しい一面を知ったのと同時に羞恥が出てきた。
「……瑞貴~」
「ん? 起きた?」
ソファで体を起こした円堂に瑞貴は近づくと――。
グイッ。
「みぎゃ!?」
「瑞貴だ~。瑞貴がいる~」
腕を引っ張られて円堂の腕の中に収まる。突然のことに瑞貴は顔を赤くするが、円堂は嬉しそうにギューッと抱きしめていた。
「ありがとな瑞貴~。俺の相棒に、俺の奥さんになってくれて~」
「守……」
「俺スッゲー幸せなんだ!」
チュ。
円堂はそのまま瑞貴にキスした。驚いて瑞貴は目を見開くが、それすらも愛しいというように再びギューッと抱きしめる
「大好きだぜ瑞貴!」
「私も」
笑いながら抱きしめ合う二人は、まさに幸せを物語っているのだった。
「……鬼道、これは何かの拷問だろうか」
「……完全に俺たちを忘れているな」
あとがき→
「「…………」」
突然始まった円堂の惚気話。豪炎寺も鬼道も眉を寄せてギリッと歯を食いしばる。
当然だろう。円堂が気持ちを自覚する前から(現在進行形であるが)片想いしている相手と結婚し、惚気られて不機嫌でいられないわけがあるか。それに酔っている円堂は気づかずさらに話を続ける。
「瑞貴は毎日朝食の匂いと共に俺を起こしてくれて、『おはよう』って笑ってくれるんだ。その度に天使がいると思うんだ! いや朝に限らず瑞貴はいつも天使だ! 一緒に出かけるときも、どっちかが先に行くときも、行ってらっしゃいのキスするんだ! 毎日しているのにまだ瑞貴は照れる姿がもう可愛いのなんの! 仕事中のコーチとしての凛々しい顔なんて綺麗しカッコいいぜ! しかもな――」
「鬼道、こいつにファイアートルネードを食らわせたいんだが」
「奇遇だな豪炎寺。俺もツインブーストの協力を頼もうと思った」
コメカミに青筋を立てながら豪炎寺と鬼道は恐ろしいことを口走った。店の迷惑を考えてなんとか押し留まったが。
☆☆☆☆☆
「で、酔いが回って潰れるまで俺たちは散々惚気を聞かされたってわけだ」
「何それ……恥ずかしい……」
豪炎寺や鬼道の懇切丁寧な説明に瑞貴は顔を真っ赤にした。自分がいるときは甘えん坊、いないときは惚気話をすると、夫の新しい一面を知ったのと同時に羞恥が出てきた。
「……瑞貴~」
「ん? 起きた?」
ソファで体を起こした円堂に瑞貴は近づくと――。
グイッ。
「みぎゃ!?」
「瑞貴だ~。瑞貴がいる~」
腕を引っ張られて円堂の腕の中に収まる。突然のことに瑞貴は顔を赤くするが、円堂は嬉しそうにギューッと抱きしめていた。
「ありがとな瑞貴~。俺の相棒に、俺の奥さんになってくれて~」
「守……」
「俺スッゲー幸せなんだ!」
チュ。
円堂はそのまま瑞貴にキスした。驚いて瑞貴は目を見開くが、それすらも愛しいというように再びギューッと抱きしめる
「大好きだぜ瑞貴!」
「私も」
笑いながら抱きしめ合う二人は、まさに幸せを物語っているのだった。
「……鬼道、これは何かの拷問だろうか」
「……完全に俺たちを忘れているな」
あとがき→