忍ばない忍者!?
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「……ん」
「おっ、目が覚めたか!」
「みぎゃあ!」
「おわっ!」
目を開けると視界いっぱいに知らない男性がいて思わず声を上げて飛び退くと、相手も驚いた。
ドタバタドタバタ!
ガラッ!
「今の悲鳴は!?」
「た、天ちゃん!?」
「お兄ちゃん!?」
「女の子の悲鳴も聞こえましたが!?」
「えぇっ!? 何!? 何!?」
襖(フスマ)が開いて現れた人たちも知らない人ばかり。おかげで私は混乱して落ち着くまで時間がかかった。
「誠に申し訳ありません」
「いや、こっちも天兄が悪かった」
「なんでだよ!」
「ほらお兄ちゃん謝って!」
「だからなんでだよ!」
「目が覚めたら天晴くんが視界いっぱいなんて、最悪な目覚めですね」
「出た、霞ちゃんの毒舌……」
状況把握のためにみんなが説明と自己紹介をしてくれた。伊賀崎天晴くん、加藤・クラウド・八雲くん、松尾凪くん、伊賀崎風花ちゃん、百地霞ちゃん。天晴くんと風花ちゃんは兄妹で、あとのみんなは従兄弟らしい。ここは伊賀崎家の屋敷で、前に倒れていた私を天晴くんが保護してくれたようだ。
恩人に対して悲鳴を上げるのは以ての外だよ! だけど他のみんなは私を責めるどころか天晴くんが全て悪いと言っている。
「いえいえ。本当に私が悪いんです! 助けてくれたのに悲鳴上げるなんて!」
「気にしなくていいよ。それより、あなたの名前を教えてくれないかな?」
風花ちゃんが天晴くんを押しのけて私の前に来る。なんかアイムとは違う可愛らしさだな。
「私は――」
ゲロゲロゲロッ――!
「あっ、ガマガマ銃が!」
「えっ?」
「行くぞ!」
風花ちゃんがカエルの声に反応すると、天晴くんたちが出て行った。
「あっ、間もなく叔父様が来ますから私たちは失礼します。ゆっくりしてください」
「えっ? えっ?」
霞ちゃんはそう言い残してくれたけど、私は混乱してばかり。一体何があったの!?
♪パラッパッパー、パラッパッパー♪
「モバイレーツ!?」
私はモバイレーツを取り出すとすぐに通信を入れた。
「もしもし!?」
《瑞貴ちゃん! 聞こえる!?》
「この声……ユウリさん!?」
通信に出たのはタイムレンジャーのタイムピンク・ユウリさん。三十世紀の未来にいる彼女がなんで私に連絡を……?
《ゴーカイジャーから話は聞いたわ。あなたは未来に飛ばされてしまったの。今炎神マッハルコンを向かわせたから》
「マッハルコンが!?」
これで何度目だろう、マッハルコンに助けられるの……。今度何かお礼しなきゃ。
《だけど今回の時間移動は特殊だから、マッハルコンがそっちに行くのは条件があるの。よく聞いて》
「はい」
《今の時代のスーパー戦隊と戦って。現在出た敵を倒せば、そのパワーを道標にマッハルコンがそちらに向かうから》
「今の時代のスーパー戦隊……」
カエルの声に反応した天晴くんたち…スーパー戦隊…私の中のピースが自然とピッタリハマった。