差し伸べた手をつかんで
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
雑貨屋やスポーツショップなどを回ったあと、瑞貴とアフロディはカフェのテラス席でお茶にしていた。
「――で、チェ=チャンスウも驚いてたよ。世界は自分の予想もつかないゲームメイクをするんだって」
「そうだね。私もたくさんのチームと戦って改めて学んだよ」
「やっと見つけたぞ!」
「あ、明王!?」
急に声がかかって顔を向ければ、そこにはコメカミに青筋を立てている不動がいた。
「どうしてここに?」
「フィディオから連絡あったんだよ。お前が宿舎に誰かと来ているのを見かけたってな。まさかアフロディとは」
「やあ、不動くん。チームには馴染めているようだね」
「余計なお世話だ」
「わざわざ迎えに来なくても夕食の時間までにはちゃんと帰るのよ?」
「ホォ。予選勝ち抜いたからってデートするなんて余裕だなぁ、瑞貴チャン」
「痛い痛い! それにデートじゃないって!」
コメカミをグリグリと拳を押し当てるので、瑞貴は若干涙目になった。
「不動くん。そのくらいにしてくれないかい? 瑞貴を誘ったのは僕なんだ」
「俺はホイホイ付いて行く副キャプテンに注意してんだ」
「フフッ。まるで不動くんは瑞貴のお父さんみたいだね」
「こんな手のかかる娘なんてお断りだね」
「なんかヒドい!」
ガーンとショックを受けている瑞貴と、手を離して両腕を組んでフンッとそっぽを向く不動を見て、アフロディはもう一度クスクスと笑う。
(どうやら、彼女が作った懸け橋を無事に渡ったようだね。そして彼も、惹かれている)
アフロディは席を立つと、瑞貴も不動も彼に顔を向ける。
「僕はそろそろホテルに行くよ。本当は宿舎まで送ってあげたかったけど、迎えが来てくれたしね」
「明日は絶対にイナズマジャパンの宿舎に来てね。守たちも歓迎してくれるよ」
「もちろん。不動くん、お姫様の護衛は任せたよ」
「ケッ」
「じゃあね、瑞貴」
チュ。
「みぎゃ!」
「なっ!?」
「挨拶だよ。ここじゃ普通でしょ。じゃあね」
アフロディはいつもの優雅な微笑みを浮かべて去って行った。残った瑞貴は手を繋いだときより顔を赤くし、不動は一瞬固まったがすぐに顔をしかめた。
「あ、挨拶って……いくらライオコット島は外国でも、私は日本人だから慣れてないよ……」
「あの野郎~!」
――翌日。約束通りアフロディは宿舎に来たが、当然不動の報せを聞いた一部のイナズマジャパンがアフロディから瑞貴を守るように行動していた。
あとがき→
「――で、チェ=チャンスウも驚いてたよ。世界は自分の予想もつかないゲームメイクをするんだって」
「そうだね。私もたくさんのチームと戦って改めて学んだよ」
「やっと見つけたぞ!」
「あ、明王!?」
急に声がかかって顔を向ければ、そこにはコメカミに青筋を立てている不動がいた。
「どうしてここに?」
「フィディオから連絡あったんだよ。お前が宿舎に誰かと来ているのを見かけたってな。まさかアフロディとは」
「やあ、不動くん。チームには馴染めているようだね」
「余計なお世話だ」
「わざわざ迎えに来なくても夕食の時間までにはちゃんと帰るのよ?」
「ホォ。予選勝ち抜いたからってデートするなんて余裕だなぁ、瑞貴チャン」
「痛い痛い! それにデートじゃないって!」
コメカミをグリグリと拳を押し当てるので、瑞貴は若干涙目になった。
「不動くん。そのくらいにしてくれないかい? 瑞貴を誘ったのは僕なんだ」
「俺はホイホイ付いて行く副キャプテンに注意してんだ」
「フフッ。まるで不動くんは瑞貴のお父さんみたいだね」
「こんな手のかかる娘なんてお断りだね」
「なんかヒドい!」
ガーンとショックを受けている瑞貴と、手を離して両腕を組んでフンッとそっぽを向く不動を見て、アフロディはもう一度クスクスと笑う。
(どうやら、彼女が作った懸け橋を無事に渡ったようだね。そして彼も、惹かれている)
アフロディは席を立つと、瑞貴も不動も彼に顔を向ける。
「僕はそろそろホテルに行くよ。本当は宿舎まで送ってあげたかったけど、迎えが来てくれたしね」
「明日は絶対にイナズマジャパンの宿舎に来てね。守たちも歓迎してくれるよ」
「もちろん。不動くん、お姫様の護衛は任せたよ」
「ケッ」
「じゃあね、瑞貴」
チュ。
「みぎゃ!」
「なっ!?」
「挨拶だよ。ここじゃ普通でしょ。じゃあね」
アフロディはいつもの優雅な微笑みを浮かべて去って行った。残った瑞貴は手を繋いだときより顔を赤くし、不動は一瞬固まったがすぐに顔をしかめた。
「あ、挨拶って……いくらライオコット島は外国でも、私は日本人だから慣れてないよ……」
「あの野郎~!」
――翌日。約束通りアフロディは宿舎に来たが、当然不動の報せを聞いた一部のイナズマジャパンがアフロディから瑞貴を守るように行動していた。
あとがき→