スーパー戦隊199ヒーロー大決戦
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黒十字城との戦いも終わり、ゴセイジャーをガレオンに招待して私たちはエリたちからゴセイジャーのレンジャーキーを託される。
「本当によろしいのですか?」
「たぶん、全ての力を一つに集めたほうがいいと思う。だから、がんばってくれ!」
「俺たちに、地球を守れと言われても困る」
〈フッ。予想された答えだな〉
「だって、あなたたちがいいと思ったモノは守るんでしょ?」
「それでいいと思う」
「変わった海賊だからな」
それはあながち間違ってないかも。海賊と名乗っておきながら海賊らしくないしね。
「俺たちが言うのもなんだが、異世界の戦士……瑞貴のこともよろしくな」
「お前もがんばれよ、瑞貴!」
「うん!」
ハイドがジョーたちに頼み、アグリが私の頭をクシャクシャと撫でる。
「いいのかな~? そんなにあたしたちを信用して」
「大丈夫! でも、もっともっと地球のこと好きになってくれたら嬉しい」
「好きだよ、僕。この星も、この星に住んでる人も!」
ハカセの言葉に私とアイムは笑顔で頷き、ルカとジョーは微笑んだ。
「私、マーベラスとアラタのとこに行ってくるね!」
みんなにそう伝えた私は舳先へと向かう。
「がんばりなよ? 瑞貴はなかなか手強そうだし」
「言えてる。鈍感っぽいしね」
「……それはよくわかってる」
「マーベラスでさえも苦労してるからね。一番のライバルもいるし」
モネとエリが茶化すように言うと、ジョーは溜息をついて答えるとハカセも頷いてルカとアイムを見る。
「当然。あたしたちの可愛い妹を、やすやすとあげるわけないでしょ」
「はい。マーベラスさんたちでも瑞貴さんは譲れません」
「大変だな」
「がんばれ」
一番のライバルを理解したハイドはハカセの、アグリはジョーの肩をポンポンと叩いた。
……甲板に出た私はゴーカイケンに乗っているマーベラスとアラタを見つける。
「マーベラス! アラタ!」
私に気づいた二人はこっちを見て微笑んでくれた。そして私もゴーカイケンに乗って、アラタと背中合わせになるように座る。
「ここって風が気持ちいいし、俺も気に入ったよ」
「だよね。私もここが大好き。眺めもいいから快適だよ」
地上が地図やジオラマのように見える。飛行機やヘリコプターとはまた違った感じが味わえる。
「あっ」
「瑞貴?」
「どうした?」
「ううん。なんでもない」
地上で、ゴーカイジャーの姿をした新しい戦士を見つけ、私は見届けながら小さく呟く。
「待ってるからね。――鎧」
だけど、彼が私たちの仲間になるのはもう少しあとの話。
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