特命は豪快に!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
☆☆☆☆☆
さっきモニターで見た風景はこの近くだった。そして人々の混乱を見れば場所は特定できる。辿り着いた場所にはやっぱり……。
「エンター……!」
「Bonjour(ボンジュール)。先ほどの可愛らしいmademoiselle(マドモアゼル)。あなたの目的はこれですよね」
エンターが見せたのは私のモバイレーツ。わかってんなら返せ! と言いたいけど。
「素直に返してくれそうにないね」
「わかってるじゃないですか。これが記憶している戦いを元に、素晴らしいアバターを出せましたし」
エンターのうしろにいるのは、シカバネン、ゾドマス、バウザー、オソガイン、サンダールJr.、キアイドーだ。
私のモバイレーツの記憶を使ってこんなに強力な奴を復活させるなんて……絶対に倒してやる!
「はああぁぁああぁ!」
「死にに急ぎますか。もったいない気がしますけど……やりなさい」
エンターの合図で敵がどんどん襲いかかってくる。だけど肉弾戦でもヤワな鍛え方してないから、簡単にやられてたまるか!
目的はあくまでもモバイレーツ。こいつらから強行突破して……。
「残念ですけど、ここまでです」
ズバッ!
「わぁあ!」
あと一歩というところで、ゾドマスに攻撃されて地に倒れてしまった。
「うっ……」
「あなたは意外に冷静な方ですね。だけど及ばなかった。――さよならです」
エンターが手を上げるとキアイドーが剣を振り下ろしてくる。もうダメだ!
ヒュン!
ピョン!
「なっ!?」
「えっ!?」
覚悟を決めて目を閉じたとき、突然体が宙に浮いた。いや、浮いたというより誰かに横抱きされている。
「大丈夫か?」
「ヒ、ヒロムさん!?」
私を抱えているのは、なんとヒロムさんだった。見渡せばリュウジさんもヨーコさんもマサトさんもJさんもいる。
「はい。これ、あなたのよね」
「私のモバイレーツ! えっ、でも、どうして?」
ヨーコさんから手渡されたモバイレーツを見て驚いた。いつの間にかエンターの手から奪取したんだろう?
「俺たちゴーバスターズは、少し特殊だからね」
リュウジさんの説明によると、キアイドーが剣を振り下ろしたとき、ヒロムさんがダッシュで私を、ヨーコさんがジャンプしながらモバイレーツを取り返した。三人はワクチンプログラムの影響で各々の能力が優れているらしい。
ヒロムさんに降ろしてもらい、エンターとザンギャックと対峙する。
「これは分が悪いですね。彼らのアバターを出すだけでエネトロンが消費されましたから、ここは任せます。それではゴーバスターズ、Au-revoir(オ・ルボワール)」
エンターはまた消えてしまったけど、復活したシカバネンたちは残っている。なんとしてでも倒さなきゃ。