秘密のデート?
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「うわーん! うわーん!」
「「ん?」」
二人が振り向くと小さい少年が泣いていた。周りに親と思える大人がいないので、瑞貴と空蝉丸は顔を見合わせて頷くと少年の元へ駆け寄る。
「僕。なんで泣いてるの? お父さんとお母さんは?」
「ぞうさんをみてたら、パパとママがいなくなっちゃったの……」
「迷子でござるか。よし、拙者たちも探してあげるでござる!」
「ホント?」
「うん。絶対パパとママを見つけるから、もう泣かないで」
「だが、拙者たちはパパとママの姿を知らないでござる。なので……」
「わっ!」
空蝉丸は少年を肩車した。自分より背の高い空蝉丸の肩に乗って、いつもと違う視界のせいか少年は泣き止んで笑顔になる。
「これならよく見えるでござろう」
「うん! みえるー!」
「じゃ、探しに行こうか」
瑞貴と空蝉丸は少年の両親を探し始めた。
「ビックリしました。空蝉丸さんがいきなり子供を肩車しましたので」
「あの様子だと迷子かな? よいしょ! 俺も探しに行くか!」
「ダメだってノッさん! 瑞貴に尾行してるのがバレたら厄介だぞ」
「ああ。瑞貴はカンが鋭いし、怒れば相当根に持つぞ」
マーベラスなんて瑞貴のお菓子を食べたのがバレたとき、その説教は生きた心地がしなかった。正に経験者は語る、だ。
――少年に両親の特徴も教えてもらって瑞貴も空蝉丸も自分の目で探していく。
ときどき見つからない不安に少年が泣きそうになると、空蝉丸がうまく励ましているので常に笑顔だ。その姿を見て空蝉丸と少年が親子に見えて瑞貴は微笑む。
「あら。あそこにいる坊や、お父さんに肩車してもらってるわ」
「ホント。奥さんも可愛いし、いい夫婦でなんだか微笑ましいわね~」
(お、奥さん!? ふ、夫婦!?)
こちらを見ている主婦たちの会話がたまたま聞こえた瑞貴は空蝉丸と夫婦に見られていることに顔が赤くなる。
「瑞貴殿? 具合でも悪いでござるが」
「ななななんでもない!」
「しかし、顔が赤いでござる。風邪でも引いたのでは……」
「なんでもないって! 大丈夫!」
空蝉丸には主婦たちの会話が聞こえてなかったようだ。そのことにホッとしつつも、瑞貴は心配してくる空蝉丸を妙に意識してしまう。
「あっ、パパとママだ!」
タイミングよく少年の両親が見つかった。瑞貴と空蝉丸は両親から何度もお礼を言われてから少年たちと別れた。
「見つかってよかったでござる!」
「うん。あの子と一緒にいた空蝉丸、なんか父親に見えちゃったよ」
「拙者が父親なら、瑞貴殿は他の者から母親に見えたでござろうな」
「ぐっ!」
自分で話を振ったのに瑞貴は再び顔が赤くなった。当然空蝉丸は心配になる。
「瑞貴殿、また顔が!」
「あっ、えーと……アイスでも食べよう!」
「氷菓子でござるか! 大賛成でござる!」
好物のアイスのことを言うと空蝉丸はすぐに目を輝かせた。意識がアイスに向けたことで瑞貴もホッとし、さっそく二人で向かうのであった。
(アイスにつられるなんて、空蝉丸はやっぱり子供みたいだな)
瑞貴がそう思ったなど空蝉丸には秘密だ。
「ウッチー……鈍いな」
「そのおかげで瑞貴の気持ちが知られなくて、俺はホッとしたが」
「なーにが夫婦だ! 誰が許すか!」
「マーベラスさん。なんだかお父さんみたいですよ」
一部始終見ていたノブハルは呆れ、ダイゴはホッとし、マーベラスはコメカミに青筋を浮かばせ、アイムは的確なツッコミを入れていた。
あとがき→
「「ん?」」
二人が振り向くと小さい少年が泣いていた。周りに親と思える大人がいないので、瑞貴と空蝉丸は顔を見合わせて頷くと少年の元へ駆け寄る。
「僕。なんで泣いてるの? お父さんとお母さんは?」
「ぞうさんをみてたら、パパとママがいなくなっちゃったの……」
「迷子でござるか。よし、拙者たちも探してあげるでござる!」
「ホント?」
「うん。絶対パパとママを見つけるから、もう泣かないで」
「だが、拙者たちはパパとママの姿を知らないでござる。なので……」
「わっ!」
空蝉丸は少年を肩車した。自分より背の高い空蝉丸の肩に乗って、いつもと違う視界のせいか少年は泣き止んで笑顔になる。
「これならよく見えるでござろう」
「うん! みえるー!」
「じゃ、探しに行こうか」
瑞貴と空蝉丸は少年の両親を探し始めた。
「ビックリしました。空蝉丸さんがいきなり子供を肩車しましたので」
「あの様子だと迷子かな? よいしょ! 俺も探しに行くか!」
「ダメだってノッさん! 瑞貴に尾行してるのがバレたら厄介だぞ」
「ああ。瑞貴はカンが鋭いし、怒れば相当根に持つぞ」
マーベラスなんて瑞貴のお菓子を食べたのがバレたとき、その説教は生きた心地がしなかった。正に経験者は語る、だ。
――少年に両親の特徴も教えてもらって瑞貴も空蝉丸も自分の目で探していく。
ときどき見つからない不安に少年が泣きそうになると、空蝉丸がうまく励ましているので常に笑顔だ。その姿を見て空蝉丸と少年が親子に見えて瑞貴は微笑む。
「あら。あそこにいる坊や、お父さんに肩車してもらってるわ」
「ホント。奥さんも可愛いし、いい夫婦でなんだか微笑ましいわね~」
(お、奥さん!? ふ、夫婦!?)
こちらを見ている主婦たちの会話がたまたま聞こえた瑞貴は空蝉丸と夫婦に見られていることに顔が赤くなる。
「瑞貴殿? 具合でも悪いでござるが」
「ななななんでもない!」
「しかし、顔が赤いでござる。風邪でも引いたのでは……」
「なんでもないって! 大丈夫!」
空蝉丸には主婦たちの会話が聞こえてなかったようだ。そのことにホッとしつつも、瑞貴は心配してくる空蝉丸を妙に意識してしまう。
「あっ、パパとママだ!」
タイミングよく少年の両親が見つかった。瑞貴と空蝉丸は両親から何度もお礼を言われてから少年たちと別れた。
「見つかってよかったでござる!」
「うん。あの子と一緒にいた空蝉丸、なんか父親に見えちゃったよ」
「拙者が父親なら、瑞貴殿は他の者から母親に見えたでござろうな」
「ぐっ!」
自分で話を振ったのに瑞貴は再び顔が赤くなった。当然空蝉丸は心配になる。
「瑞貴殿、また顔が!」
「あっ、えーと……アイスでも食べよう!」
「氷菓子でござるか! 大賛成でござる!」
好物のアイスのことを言うと空蝉丸はすぐに目を輝かせた。意識がアイスに向けたことで瑞貴もホッとし、さっそく二人で向かうのであった。
(アイスにつられるなんて、空蝉丸はやっぱり子供みたいだな)
瑞貴がそう思ったなど空蝉丸には秘密だ。
「ウッチー……鈍いな」
「そのおかげで瑞貴の気持ちが知られなくて、俺はホッとしたが」
「なーにが夫婦だ! 誰が許すか!」
「マーベラスさん。なんだかお父さんみたいですよ」
一部始終見ていたノブハルは呆れ、ダイゴはホッとし、マーベラスはコメカミに青筋を浮かばせ、アイムは的確なツッコミを入れていた。
あとがき→