素直な可愛い子!
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「ハァ……」
料理を少し取り、私はパーティーの隅で溜息を吐きました。もともと人が多いのは苦手ですし、正装とか社交の場とか苦手なんです~! しかもこういう場所は初めてなので緊張します~!
ちなみに試合会場はサッカーに集中できるから別です。
「あっ、このローストビーフおいしいです」
「それは光栄です。ステキなレディのお口に合ってよかったです」
「!?」
独り言のはずですが、返事が来たので驚いて振り向くと、風丸さんみたいな水色の髪の方がいました。正装姿がとても似合っていて、正に『紳士』という言葉が似合います。
「こんな隅ではなく、もう少しこちらにいらっしゃっては? 花は輝く場所にいると、より一層美しく咲きますよ」
「えっ?」
お花? なんのことでしょうか……。あっ、この花壇にあるお花のことですね!
「お花はどこで咲いても綺麗ですよ。このお花もそうじゃないですか」
私がそう言うと紳士さんは驚いた顔をしたと思ったら、急にクスッと笑いました。
「わ、私何か変なこと言いましたか?」
「いえ。あなたのようなレディに会うのは初めてなものでして。そうですね。花はどこで咲いても綺麗ですね」
クスクスと笑ってますが、なんだか優しそうな方です。イギリス代表の方でしょうか?
「あっ、自己紹介がまだでした。私は日本代表の不動瑞貴です」
「あなたが女性選手の……私はエドガー・バルチナス。イギリス代表のキャプテンです」
「キャ、キャプテンさんですか!?」
あわわっ! 私ったらスゴい人と話してたんですね! 思わず慌ててたら、またエドガーさんはクスクスと笑ってます。私のどこがおかしいのでしょう?
「よろしかったらご一緒しませんか?」
「でも私、人前は苦手で……」
「大丈夫。私がエスコートします」
エドガーさんに誘われてパーティーの中に入りましたが、やっぱり緊張します。
そうしていたら、キャプテンと秋さんが到着しました。エドガーさんが正装したキャプテンをバカにしたので、私たちはプンプンに怒りました。
PK戦で勝負をしましたが、さすがは世界。エドガーさんのエクスカリバーがキャプテンのいかりのてっついを見事に破りました。こんなスゴい技見たことないです。試合では負けません!
「ミズキさん、お待たせしました」
「えっ?」
お二人が再び正装に着替えたら、エドガーさんが話しかけてきました。私、エドガーさんを待ってましたっけ?
「勝負とはいえ、あなたを残してすみませんでした。お詫びにパーティーが終わるまで私がエスコートします」
「えっ!? でもでも、エドガーさんは主催者としてのお仕事があるんじゃ……」
「レディのエスコートより優先することなどありませんよ。さっ、お手を」
エドガーさんが手を差し出して来ましたが、まだ先ほどキャプテンをバカにした怒りが残ってます。ですがエドガーさんの好意を無にするわけにはいきませんし……どうしたらいいんでしょう!?