スーパーヒーロー大戦
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大ショッカーも大ザンギャックも倒してビッグマシンも破壊された。全ての戦いが終わり、私たちは他のスーパー戦隊と仮面ライダーを見送る。
「比奈ちゃん」
「映司くん!」
比奈さんは映司さんの元へ駆けつける。
「心配かけたね」
「よかった……!」
二人が会えて私たちも安心するけど、鎧が妙な動きで喜んでいたので、私は鎧の首根っこをつかんで制した。
「ところで、マーベラスの言っていた宇宙最高のお宝って?」
「それならもう……手に入れたみたいだ」
ハカセの質問にジョーが崖の下に目を向けたから、私たちもそれに続く。
「ヨーコちゃん!」
「リュウさん! ヒロム!」
「いやぁ~。いいロボだ!」
そこには、今回一番の敵と戦ったヒーローたちが集まっている。
「あれは……フォーゼと36番目のスーパー戦隊!」
「特命戦隊ゴーバスターズ!」
歴代ヒーローの意志を受け継いだ仮面ライダーとスーパー戦隊が、今の地球の平和を守っている。そしてこれからもずっと、たくさんのヒーローたちが地球を守っていくんだろうな。
「お前らもやるな!」
「俺はこれからも戦って勝つよ。絶対に!」
「ああ! 俺も負けないぜ! そして全てのスーパーヒーローと友達になってみせる!」
フォーゼが手を差し出すと、レッドバスターは控え目に指先しか握手しなかった。
「違うって! こう! こう! こうしてこうして、こう!」
フォーゼはレッドバスターに自己流の握手の仕方を教えてる。
ふと、私はよく知っている気配を感じ、振り向くと私たちが待ち望んでいる人がきた。
「あっ……マーベラス!」
「マーベラスさん!」
アイムも始め、みんなもマーベラスに気づいた。
「マーベラスさぁあん!」
すぐさま鎧が抱きつくと、マーベラスは遠慮なく引っ剥がした。それでもまためげずに抱きつくけど、またしてもマーベラスは引っ剥がす。ジョーとハカセと鎧は親指を立て、私とルカとアイムは微笑む。
こうしてると、本当にマーベラスが戻ってきたって実感するなぁ。
「――瑞貴」
急にマーベラスが真っ直ぐ私に目を向けてきたから、思わず反らしてしまう。
「ったく」
そう言うと、マーベラスは私の腕を引き寄せて抱きしめた。懐かしい温もり…マーベラスの匂い……あれだけ躊躇っていたのに安心してしまう。
「あっ……」
視界の端で映司さんが話しかけ辛そうだったから、私たちは離れて、マーベラスは映司さんに向かい合う。
「仮面ライダーとスーパー戦隊の友情……それこそが宇宙最高のお宝かもしれねぇな」
「ああ! これからも思いっきり伸ばせば届くはずだ。ライダーと戦隊の、垣根を越えた友情!」
「ああ!」
映司さんが手を差し出すと、マーベラスはそれに応えるように強く握り返した。
ここでもまた、仮面ライダーとスーパー戦隊の友情が生まれたね。
「これからもよろしくお願いします!」
「こちらこそ。あっ、敬語を使わなくていいから!」
「うん! 比奈ちゃん!」
女の子同士の友情を育んでいると、鎧が「よろしくお願いします!」とマーベラスを押しのけて映司さんと握手する。空気を読めというかのようにルカに引っ張られたけど。