スーパーヒーロー大戦
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「そもそも、戦隊とライダーは、なんでどちらかしか存在できないんだろう?」
「マーベラスさんは、『アカレンジャーだけがその理由を知ってる』って……」
「だが、すでにゴレンジャーは倒されてしまった」
今の私たちに、時間を越える力なんてない……。
「――ゴレンジャーが活躍していた過去に戻れば、話は聞けるさ」
「過去に?」
「でも、タイムレンジャーも倒されてしまったんですよ? そんな簡単に行けるわけが……」
「こいつを盗んどいてよかったよ」
海東さんは立ち上がると、懐からあるものを取り出した。それは――。
「プ?」
「リ?」
「ン?」
「なんで?」
何故にプリン? と思った私たちだけど、海東さんはそのままガレオンの甲板に向かったので私たちも続く。いつの間にか雨も止んで、綺麗な月が出ていた。
「僕も過去に行っていろいろ調べてみるつもりだったんだ」
フォア――ン……。
突然空から現れたのは線路と電車……あれって、デンライナー!?
「あ――っ!! いたぁ――っ!! てめぇ見つけたぞ――っ!!」
デンライナーから聞こえた声にハカセはジョーのうしろに隠れた。
「てめぇか! 俺のプリン盗んだのは!」
「なんなんだ!? って、瑞貴!」
「モモタロス! モモタロスでしょ!?」
ジョーが驚いて私を呼び止めるけど、私は本物のモモタロスに会えたから近づいた。
「あれ? お前俺のこと知ってんの?」
「はい! プリンはお返ししますので、協力してください!」
私は事情を説明すると、モモタロスがデンライナーの中に案内してくれた。中にはモモタロス以外のイマジンたちがいたから、ハカセは大ショッカーと騒ぎ、ジョーは警戒するけど、私が彼らのことを説明して落ち着かせた。
「ナオミオリジナルコーヒーで~す!」
「ありがとうございます!」
ナオミさんがオリジナルコーヒーを配ってくれた。椅子に数があったから、ジョーたちが四人席に座り、彼らを知って慣れている私がキンタロスの隣に座る。
「面白いじゃねぇか。この際、ライダーと戦隊どっちが強いかケリつけようぜ!」
モモタロスがこれからプリンを食べようとすると、キンタロスがさり気にプリンを取る。
「せやけどなぁ、俺らイマジンやで? どっちに着くんや?」
あんたたちは仮面ライダー電王の仲間だから、てっきりライダー側につくと思っていた。
「へへっ。色だけ見たら、僕たち戦隊っぽよねぇ」
リュウタロスが机にあったプリンを取る。
「おおっとリュウタ。先輩にそんなこと言っちゃダメだよ」
今度はウラタロスがリュウタロスからプリンを取ってフタを開ける。
「戦隊ってさぁ、赤いのが一番威張ってるんだからさ」
「その赤いのが俺だよな!」
モモタロスがウラタロスの頭を叩いたけど、パカンッて、いい音がしたな。
「俺がイマジン戦隊のリーダーだぜ!」
イマジン戦隊って……。しかもまたプリン争奪戦を始めたし……。私は彼らを指差してキンタロスを見ると「ほっとけ」と言ったので、大人しくコーヒーを飲む。すると目の前にウラタロスがやってきた。
「君さ、可愛いよね~」
「ハアッ?」
そういえばウラタロスは、女好きのナンパ男だったな……。
「そんなゴツイのとじゃなくて、僕と一緒に――」
プシュー……。
ウラタロスの言葉を遮るように扉が開くと、デンライナーのオーナーが現れて、今までの騒ぎが嘘みたいに静かになった。
「な~るほど。確かに、仮面ライダーとスーパー戦隊は並び立たないものかもしれませんね」
「はいどうぞ」
「ありがとう、ナオミちゃん」
オーナーはモモタロスたちからプリンを取ると、ナオミさんからチャーハンを受け取る。
「「何故なら!」」
「仮面ライダーの枠がなくならなければ、戦隊の枠は生まれなかったのですから」
「「枠?」」
オーナーの言っている意味がわからなくて、ハカセと私は疑問に思う。
「はい。その枠とは……」
「いっただき~!」
「隙あり!」
ナオミさんとキンタロスがプリンを取ろうとしたから、また争奪戦が始まる。
大事な話をしているのに、と思ったら、プリンは飛んでオーナーのチャーハンの上に落ちた。しかもオーナーはそれに躊躇うことなく、カップを取ってプリンをいただいちゃったよ。
「マーベラスさんは、『アカレンジャーだけがその理由を知ってる』って……」
「だが、すでにゴレンジャーは倒されてしまった」
今の私たちに、時間を越える力なんてない……。
「――ゴレンジャーが活躍していた過去に戻れば、話は聞けるさ」
「過去に?」
「でも、タイムレンジャーも倒されてしまったんですよ? そんな簡単に行けるわけが……」
「こいつを盗んどいてよかったよ」
海東さんは立ち上がると、懐からあるものを取り出した。それは――。
「プ?」
「リ?」
「ン?」
「なんで?」
何故にプリン? と思った私たちだけど、海東さんはそのままガレオンの甲板に向かったので私たちも続く。いつの間にか雨も止んで、綺麗な月が出ていた。
「僕も過去に行っていろいろ調べてみるつもりだったんだ」
フォア――ン……。
突然空から現れたのは線路と電車……あれって、デンライナー!?
「あ――っ!! いたぁ――っ!! てめぇ見つけたぞ――っ!!」
デンライナーから聞こえた声にハカセはジョーのうしろに隠れた。
「てめぇか! 俺のプリン盗んだのは!」
「なんなんだ!? って、瑞貴!」
「モモタロス! モモタロスでしょ!?」
ジョーが驚いて私を呼び止めるけど、私は本物のモモタロスに会えたから近づいた。
「あれ? お前俺のこと知ってんの?」
「はい! プリンはお返ししますので、協力してください!」
私は事情を説明すると、モモタロスがデンライナーの中に案内してくれた。中にはモモタロス以外のイマジンたちがいたから、ハカセは大ショッカーと騒ぎ、ジョーは警戒するけど、私が彼らのことを説明して落ち着かせた。
「ナオミオリジナルコーヒーで~す!」
「ありがとうございます!」
ナオミさんがオリジナルコーヒーを配ってくれた。椅子に数があったから、ジョーたちが四人席に座り、彼らを知って慣れている私がキンタロスの隣に座る。
「面白いじゃねぇか。この際、ライダーと戦隊どっちが強いかケリつけようぜ!」
モモタロスがこれからプリンを食べようとすると、キンタロスがさり気にプリンを取る。
「せやけどなぁ、俺らイマジンやで? どっちに着くんや?」
あんたたちは仮面ライダー電王の仲間だから、てっきりライダー側につくと思っていた。
「へへっ。色だけ見たら、僕たち戦隊っぽよねぇ」
リュウタロスが机にあったプリンを取る。
「おおっとリュウタ。先輩にそんなこと言っちゃダメだよ」
今度はウラタロスがリュウタロスからプリンを取ってフタを開ける。
「戦隊ってさぁ、赤いのが一番威張ってるんだからさ」
「その赤いのが俺だよな!」
モモタロスがウラタロスの頭を叩いたけど、パカンッて、いい音がしたな。
「俺がイマジン戦隊のリーダーだぜ!」
イマジン戦隊って……。しかもまたプリン争奪戦を始めたし……。私は彼らを指差してキンタロスを見ると「ほっとけ」と言ったので、大人しくコーヒーを飲む。すると目の前にウラタロスがやってきた。
「君さ、可愛いよね~」
「ハアッ?」
そういえばウラタロスは、女好きのナンパ男だったな……。
「そんなゴツイのとじゃなくて、僕と一緒に――」
プシュー……。
ウラタロスの言葉を遮るように扉が開くと、デンライナーのオーナーが現れて、今までの騒ぎが嘘みたいに静かになった。
「な~るほど。確かに、仮面ライダーとスーパー戦隊は並び立たないものかもしれませんね」
「はいどうぞ」
「ありがとう、ナオミちゃん」
オーナーはモモタロスたちからプリンを取ると、ナオミさんからチャーハンを受け取る。
「「何故なら!」」
「仮面ライダーの枠がなくならなければ、戦隊の枠は生まれなかったのですから」
「「枠?」」
オーナーの言っている意味がわからなくて、ハカセと私は疑問に思う。
「はい。その枠とは……」
「いっただき~!」
「隙あり!」
ナオミさんとキンタロスがプリンを取ろうとしたから、また争奪戦が始まる。
大事な話をしているのに、と思ったら、プリンは飛んでオーナーのチャーハンの上に落ちた。しかもオーナーはそれに躊躇うことなく、カップを取ってプリンをいただいちゃったよ。