スーパーヒーロー大戦
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「ジョー!」
「嫌っ!」
マーベラスが敵になって、ルカもアイムも鎧も、薫もアラタたちまでいなくなって、これ以上大切な人たちを失いたくない! その思いで私は駆け出そうとすると――。
「待て」
ディケイドの言葉で怪人は動きを止めた。
「こいつがここにいるってことは……異世界の戦士、お前もいるんだろ」
その言葉に私が驚くと、海東さんは私を引っ張って自分の腕の中へ引き寄せる。
「仲間の命が惜しくば、お前が出て来い。そうすれば助けてやる」
「ダメだよ。君が行ったって彼が助かる保証はない」
わかってる…わかってるけど……。このままじゃジョーが!
「――フンッ!」
「マーベラス……」
ジョーを助けてくれたのは他でもないマーベラスだった。やっぱり、マーベラスは私たちのことを……。
「今回だけは助けてやる。だが、二度と俺の邪魔をするな」
「っつ!」
その冷たい声音に、私は固まってしまった。
「おのれマーベラス!」
ドクトルGが叫ぶと、ディケイドは前に出て変身を解いた。あれが今の門矢士さん……。
「大ザンギャックの大帝王が、たった一人で現れるとはいい度胸だ」
「お前は行け」
「おいマーベラス! 何故ライダーとスーパー戦隊が潰し合うことになったんだ!?」
「ライダーを滅ぼさない限り、全ての戦隊は滅びちまう」
「何……そんなバカな!」
「俺がお前たちに嘘をついたことがあるか!?」
あの強い眼差し……私もよく知っている。マーベラスが何かを決意したときの瞳だ。
「同じことだ。戦隊を滅ぼさない限り、全てのライダーは滅びてしまう」
それは衝撃的なことだった。戦隊とライダー……どちらかが倒れない限り、どちらかが生き残れないってこと?
「何故そんなことに……」
「その理由はアカレンジャーだけが知ってる。さあ、とっとと行け!」
「……っつ」
ガウン!
戸惑うジョーに、マーベラスは足元に威嚇(イカク)射撃を撃った。本気と知ったジョーは、マーベラスから離れる。
私は海東さんの腕から離れてマーベラスに目を向けると、大ショッカーからシャドームーンとジェネラルシャドウがマーベラスに近づく。
「我らダブルシャドウにお任せ……」
バキュンバキュン!
「破壊! 破壊! 破壊!」
今度は大ザンギャックが現れて、ジョーも私たちの元へ戻ってきた。
「両軍勢ぞろいか。ここは高みの見物と洒落こもう」
巻き込まれないように私たちは安全な場所に隠れ、事の成り行きを見ることにした。
「ちょうどいい。ここでケリをつけるか」
「いいだろう。だが、大人数でやるのはスマートじゃない」
「じゃ、――俺が相手だ」
マーベラスが相手を……!?
「面白い……。お前ら、下がってろ」
「お前らもだ」
両軍ともマーベラスと士さんに言われて下がり、逆に二人は徐々に距離を詰めた。
「豪快チェンジ!!」
「変身!!」
【ゴ~カイジャー!!】
【仮面ライダーディケイド!!】
変身した二人は最初に上空へ飛んでパンチを食らわせた。
続いてマーベラスがスペードエースに、士さんが仮面ライダーブレイドに変身する。お互い、全ての仮面ライダーとスーパー戦隊に変身できるからこそ、その実力は計り知れない。
それでも戦闘は続き、今度はバトルジャパンと仮面ライダー響鬼に変身して、次に仮面ライダー龍騎とゲキレッドに変身した。
「これを使うか」
【アタックライド・アドベント!!】
「激気技・咆咆弾!!」
お互いの必殺技が相討ちになり、上浮くうから落ちてきた二人は組み合ったまま着地すると、同時に変身が解けた。
「お前が一番手応えがありそうだな」
「フッ。一番の楽しみは最後にとっといてやる」
二人は離れてそれぞれの部下を連れて行く。
でも、不意に私とマーベラスは目が合った。思わず名前を呼ぼうとしたけど、マーベラスはすぐに目を反らしてその場から消えた。
もう私はマーベラスにとって『恋人』や『仲間』じゃなく、『異世界の戦士』としか見てないのだろうか。そしてこれが、スーパー戦隊と仮面ライダーが潰し合っている真実なんだ……。
「嫌っ!」
マーベラスが敵になって、ルカもアイムも鎧も、薫もアラタたちまでいなくなって、これ以上大切な人たちを失いたくない! その思いで私は駆け出そうとすると――。
「待て」
ディケイドの言葉で怪人は動きを止めた。
「こいつがここにいるってことは……異世界の戦士、お前もいるんだろ」
その言葉に私が驚くと、海東さんは私を引っ張って自分の腕の中へ引き寄せる。
「仲間の命が惜しくば、お前が出て来い。そうすれば助けてやる」
「ダメだよ。君が行ったって彼が助かる保証はない」
わかってる…わかってるけど……。このままじゃジョーが!
「――フンッ!」
「マーベラス……」
ジョーを助けてくれたのは他でもないマーベラスだった。やっぱり、マーベラスは私たちのことを……。
「今回だけは助けてやる。だが、二度と俺の邪魔をするな」
「っつ!」
その冷たい声音に、私は固まってしまった。
「おのれマーベラス!」
ドクトルGが叫ぶと、ディケイドは前に出て変身を解いた。あれが今の門矢士さん……。
「大ザンギャックの大帝王が、たった一人で現れるとはいい度胸だ」
「お前は行け」
「おいマーベラス! 何故ライダーとスーパー戦隊が潰し合うことになったんだ!?」
「ライダーを滅ぼさない限り、全ての戦隊は滅びちまう」
「何……そんなバカな!」
「俺がお前たちに嘘をついたことがあるか!?」
あの強い眼差し……私もよく知っている。マーベラスが何かを決意したときの瞳だ。
「同じことだ。戦隊を滅ぼさない限り、全てのライダーは滅びてしまう」
それは衝撃的なことだった。戦隊とライダー……どちらかが倒れない限り、どちらかが生き残れないってこと?
「何故そんなことに……」
「その理由はアカレンジャーだけが知ってる。さあ、とっとと行け!」
「……っつ」
ガウン!
戸惑うジョーに、マーベラスは足元に威嚇(イカク)射撃を撃った。本気と知ったジョーは、マーベラスから離れる。
私は海東さんの腕から離れてマーベラスに目を向けると、大ショッカーからシャドームーンとジェネラルシャドウがマーベラスに近づく。
「我らダブルシャドウにお任せ……」
バキュンバキュン!
「破壊! 破壊! 破壊!」
今度は大ザンギャックが現れて、ジョーも私たちの元へ戻ってきた。
「両軍勢ぞろいか。ここは高みの見物と洒落こもう」
巻き込まれないように私たちは安全な場所に隠れ、事の成り行きを見ることにした。
「ちょうどいい。ここでケリをつけるか」
「いいだろう。だが、大人数でやるのはスマートじゃない」
「じゃ、――俺が相手だ」
マーベラスが相手を……!?
「面白い……。お前ら、下がってろ」
「お前らもだ」
両軍ともマーベラスと士さんに言われて下がり、逆に二人は徐々に距離を詰めた。
「豪快チェンジ!!」
「変身!!」
【ゴ~カイジャー!!】
【仮面ライダーディケイド!!】
変身した二人は最初に上空へ飛んでパンチを食らわせた。
続いてマーベラスがスペードエースに、士さんが仮面ライダーブレイドに変身する。お互い、全ての仮面ライダーとスーパー戦隊に変身できるからこそ、その実力は計り知れない。
それでも戦闘は続き、今度はバトルジャパンと仮面ライダー響鬼に変身して、次に仮面ライダー龍騎とゲキレッドに変身した。
「これを使うか」
【アタックライド・アドベント!!】
「激気技・咆咆弾!!」
お互いの必殺技が相討ちになり、上浮くうから落ちてきた二人は組み合ったまま着地すると、同時に変身が解けた。
「お前が一番手応えがありそうだな」
「フッ。一番の楽しみは最後にとっといてやる」
二人は離れてそれぞれの部下を連れて行く。
でも、不意に私とマーベラスは目が合った。思わず名前を呼ぼうとしたけど、マーベラスはすぐに目を反らしてその場から消えた。
もう私はマーベラスにとって『恋人』や『仲間』じゃなく、『異世界の戦士』としか見てないのだろうか。そしてこれが、スーパー戦隊と仮面ライダーが潰し合っている真実なんだ……。