スーパーヒーロー大戦
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「後悔するぞ。隙あらばお前の首を掻き斬る」
「やれるモンならやってみたまえ」
海東さんが挑発するとジョーは立ち上がり、また先頭にならないようにハカセと私は今度こそジョーを止めにかかった。
「もうよそうよ! 仇を討ったって何も変わらない……。失った仲間は、もう戻らないよ!」
「私たちがするべきことは……この戦いのなぞを解き、この戦いを止めることなんだ!」
――それから二人をガレオンに案内し、ハカセは夕食を作って、ジョーは海東さんと比奈さんを警戒しているため、私が二人の話し相手になる。
「さっきはごめんなさい」
「いえ。私は大丈夫です」
「僕もあれくらいどうってことないよ」
真理はわかんないけど、とりあえず自己紹介しないとね。
「今料理をしているのがドン・ドッコイヤー。私たちはハカセって呼んでいる。そこにいるのはジョー・ギブケン。そして私が井上瑞貴。マーベラスの……元恋人ってとこかな」
自分で言ってて胸が痛むけど、マーベラスは私とそういう関係もさよならしたんだ。嫌われたに違いない。
「マーベラスさんの……」
比奈さんにとっては、元恋人とはいえオーズを消したマーベラスの仇だもんね。
「……謝って済む問題じゃないのはわかっています。でも――!」
「大丈夫だよ。瑞貴ちゃんは何も悪くないから」
そう言ってくれているけど、やっぱり複雑なんだろうな……。
「あっ、私たちも自己紹介しないとね」
「必要ないです。泉比奈さんと、海東大樹さんですよね」
私が名前を言い当てると、比奈さんは目を見開き、海東さんは瞠目していた。
「私は違う世界から、お二人の存在を知っていたんです。比奈さんの仲間っていうのは仮面ライダーオーズ・火野映司さんで、仮面ライダーディケイドの正体は門矢士さんのことですよね」
「ええ……」
「ふ~ん。興味深いね、君」
海東さんに顔を向けると、彼はテーブルに肘をついて私を品定めするかのような目で見る。
「大ショッカーと大ザンギャックと戦隊から異世界の戦士と呼ばれ、僕たちのことも知っていて、マーベラスの元恋人……こんな面白いものはない」
「海東さん! そんな言い方――」
「平気です。実際その通りなんですから……」
言葉に詰まってると、ハカセがキッチンから出てきた。
「口に合うかわからないけど、遠慮しないで」
「ジョー、ご飯だよ」
私が呼びかければ、ジョーも渋々ながら来た。
「まずは、大ザンギャックについて知ってること話すよ。僕たちゴーカイジャーが倒したのが宇宙帝国ザンギャック……でも、戦隊全ての悪が甦り、新たな帝国……大ザンギャックを建国したんだ」
「大ショッカーも同じだね」
「大ショッカーに大ザンギャック……もしもこいつらが手を組んだら――」
「面白いことになりそうだ」
「ふざけるな!」
「落ち着いてジョー! 海東さんも変なこと言わないでください!」
「あれ? 君は僕がこういう性格だって知ってるんじゃないの?」
……ああ、そうでした。海東さんはこういう人でしたね。
「今のところ、それはないみたいだけど……。ライダーと戦隊が、何故潰しあうことになったのか、そしてそれが何故宇宙最高のお宝につながるのか……その理由がわからないと動けないよ」
「やっぱり、直接聞いてみるのが一番いいんじゃ?」
「だが……マーベラスが今どこにいるのか……」
「それに、私たちに話してくれるとは限らないし」
あのときマーベラスが教えてくれたのは、ディケイドが戦隊を倒しているということで、宇宙最高のお宝のことは話してくれなかった。
「――ついてきたまえ。士の行き先なら知っている」
「海東さん?」
☆☆☆☆☆
次の日の早朝――。私たちは海東さんに連れて来られた場所では、ゴセイジャーと大ショッカーが戦闘しているところだった。しかも、その背後にはディケイドがいる。
「ゴセイジャーが!」
「アラタ…エリ…アグリ…モネ…ハイド……!」
ディケイドが例の青紫色の炎でゴセイジャーを消し去ってしまった。
「ディケイドの奴……またしても!」
「待ちたまえ! 僕たちは戦いに来たわけではない」
「盗っ人は黙ってろ!」
「「ジョー!」」
海東さんを振り切って、ジョーはディケイドの元へ走り出す。
「ネズミ共が……」
「豪快チェンジ!」
【ゴ~カイジャー!!】
ジョーが変身して戦うも、怪人とディケイドの連続攻撃に倒れて変身まで解けてしまった。
「やれるモンならやってみたまえ」
海東さんが挑発するとジョーは立ち上がり、また先頭にならないようにハカセと私は今度こそジョーを止めにかかった。
「もうよそうよ! 仇を討ったって何も変わらない……。失った仲間は、もう戻らないよ!」
「私たちがするべきことは……この戦いのなぞを解き、この戦いを止めることなんだ!」
――それから二人をガレオンに案内し、ハカセは夕食を作って、ジョーは海東さんと比奈さんを警戒しているため、私が二人の話し相手になる。
「さっきはごめんなさい」
「いえ。私は大丈夫です」
「僕もあれくらいどうってことないよ」
真理はわかんないけど、とりあえず自己紹介しないとね。
「今料理をしているのがドン・ドッコイヤー。私たちはハカセって呼んでいる。そこにいるのはジョー・ギブケン。そして私が井上瑞貴。マーベラスの……元恋人ってとこかな」
自分で言ってて胸が痛むけど、マーベラスは私とそういう関係もさよならしたんだ。嫌われたに違いない。
「マーベラスさんの……」
比奈さんにとっては、元恋人とはいえオーズを消したマーベラスの仇だもんね。
「……謝って済む問題じゃないのはわかっています。でも――!」
「大丈夫だよ。瑞貴ちゃんは何も悪くないから」
そう言ってくれているけど、やっぱり複雑なんだろうな……。
「あっ、私たちも自己紹介しないとね」
「必要ないです。泉比奈さんと、海東大樹さんですよね」
私が名前を言い当てると、比奈さんは目を見開き、海東さんは瞠目していた。
「私は違う世界から、お二人の存在を知っていたんです。比奈さんの仲間っていうのは仮面ライダーオーズ・火野映司さんで、仮面ライダーディケイドの正体は門矢士さんのことですよね」
「ええ……」
「ふ~ん。興味深いね、君」
海東さんに顔を向けると、彼はテーブルに肘をついて私を品定めするかのような目で見る。
「大ショッカーと大ザンギャックと戦隊から異世界の戦士と呼ばれ、僕たちのことも知っていて、マーベラスの元恋人……こんな面白いものはない」
「海東さん! そんな言い方――」
「平気です。実際その通りなんですから……」
言葉に詰まってると、ハカセがキッチンから出てきた。
「口に合うかわからないけど、遠慮しないで」
「ジョー、ご飯だよ」
私が呼びかければ、ジョーも渋々ながら来た。
「まずは、大ザンギャックについて知ってること話すよ。僕たちゴーカイジャーが倒したのが宇宙帝国ザンギャック……でも、戦隊全ての悪が甦り、新たな帝国……大ザンギャックを建国したんだ」
「大ショッカーも同じだね」
「大ショッカーに大ザンギャック……もしもこいつらが手を組んだら――」
「面白いことになりそうだ」
「ふざけるな!」
「落ち着いてジョー! 海東さんも変なこと言わないでください!」
「あれ? 君は僕がこういう性格だって知ってるんじゃないの?」
……ああ、そうでした。海東さんはこういう人でしたね。
「今のところ、それはないみたいだけど……。ライダーと戦隊が、何故潰しあうことになったのか、そしてそれが何故宇宙最高のお宝につながるのか……その理由がわからないと動けないよ」
「やっぱり、直接聞いてみるのが一番いいんじゃ?」
「だが……マーベラスが今どこにいるのか……」
「それに、私たちに話してくれるとは限らないし」
あのときマーベラスが教えてくれたのは、ディケイドが戦隊を倒しているということで、宇宙最高のお宝のことは話してくれなかった。
「――ついてきたまえ。士の行き先なら知っている」
「海東さん?」
☆☆☆☆☆
次の日の早朝――。私たちは海東さんに連れて来られた場所では、ゴセイジャーと大ショッカーが戦闘しているところだった。しかも、その背後にはディケイドがいる。
「ゴセイジャーが!」
「アラタ…エリ…アグリ…モネ…ハイド……!」
ディケイドが例の青紫色の炎でゴセイジャーを消し去ってしまった。
「ディケイドの奴……またしても!」
「待ちたまえ! 僕たちは戦いに来たわけではない」
「盗っ人は黙ってろ!」
「「ジョー!」」
海東さんを振り切って、ジョーはディケイドの元へ走り出す。
「ネズミ共が……」
「豪快チェンジ!」
【ゴ~カイジャー!!】
ジョーが変身して戦うも、怪人とディケイドの連続攻撃に倒れて変身まで解けてしまった。