赤の譲れない人
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「お前らがキョウリュウジャーか」
「瑞貴、こいつ誰だ?」
ダイゴとマーベラスは初対面ではないが、お互い変身していたからわからないだろう。それに気づいた瑞貴は、せっかくだからお互いを紹介する。最初にマーベラスを。
「紹介するよ。キャプテン・マーベラス。ゴーカイレッドで私たちの船長なんだ」
次にキョウリュウジャーを。
「キョウリュウレッドの桐生ダイゴ、ブラックのイアン・ヨークランド、ブルーの有働ノブハル、グリーンの立風館ソウジ、ピンクのアミィ結月だよ。地球にいた頃知り合ったんだ」
「よろしくな!」
「ああ」
お互い挨拶を交わすと、ダイゴが「ところで」と瑞貴に声をかける。
「瑞貴、このあと予定がないならスピリットベースに来ないか? 久しぶりなんだしいろいろ話そうぜ」
「そうだなぁ。トリンにも会えるし……」
「帰るぞ瑞貴」
言い終える前にマーベラスが瑞貴の腕をつかんで引きずる。
「ちょっと待てよ!」
今度はダイゴが瑞貴の腕をつかんで引き止める。
「何瑞貴まで連れて帰ろうとしてんだよ」
「コイツの目的はお前たちに礼を言うことだ。俺たちだって地球に長居するわけじゃない」
「今すぐってわけじゃないだろ!?」
「そんなの知るか」
マーベラスとダイゴの間に火花が散り始めた。
「さっさとその手を離せ、恐竜野郎。瑞貴が嫌がってんだろ」
「そっちこそ離しな、海賊野郎。瑞貴が迷惑がってるぞ」
言い合う二人の間にいる瑞貴は心底迷惑そうな顔をする。アミィたちは瑞貴とスピリットベースで過ごしたいため、ダイゴを心の中で応援している。そしてついに……。
「いい加減にしろ!」
キレた瑞貴はハリセンを二つ取り出す。
「薫直伝! 秘技・ハリセン乱舞!!」
スパパパ――ンッ!!
「「いってぇ!!」」
見事に食らったマーベラスとダイゴは頭を押さえる。他のみんなは瑞貴のハリセンを見て、「どっから出したんだ!?」と目を疑う。
「今日は私、このあとの予定がないからスピリットベースに遊びに行く! だから、マーベラスも行こう!」
「「「「「えっ!?」」」」」
「なんでそうなるんだ!」
「だってマーベラス、私一人で帰ると迷子になると思ってるんでしょ? だったら一緒に行ったほうがいいじゃん」
トンチンカンな解釈する瑞貴に、全員が肩を落とした。
ダイゴたちはマーベラスの意図がわかっているのに、長く一緒にいる瑞貴がわからないのが不思議でしょうがない。いつものことながら、恋愛方面に考えない瑞貴に、マーベラスは頭が痛くなった。
「ダイゴたち、構わないかな?」
「ま、まぁ、ゴーカイレッドなら大丈夫だけど」
「決まり! 行こっ!」
瑞貴はマーベラスとダイゴの手をそれぞれ繋ぎ、歩き出した。
不意を突かれた二人は赤くなるが、楽しそうな瑞貴の姿を見て、微笑んだ。
((瑞貴の楽しそうな顔が見れるなら、まあいいか))
あとがき→
「瑞貴、こいつ誰だ?」
ダイゴとマーベラスは初対面ではないが、お互い変身していたからわからないだろう。それに気づいた瑞貴は、せっかくだからお互いを紹介する。最初にマーベラスを。
「紹介するよ。キャプテン・マーベラス。ゴーカイレッドで私たちの船長なんだ」
次にキョウリュウジャーを。
「キョウリュウレッドの桐生ダイゴ、ブラックのイアン・ヨークランド、ブルーの有働ノブハル、グリーンの立風館ソウジ、ピンクのアミィ結月だよ。地球にいた頃知り合ったんだ」
「よろしくな!」
「ああ」
お互い挨拶を交わすと、ダイゴが「ところで」と瑞貴に声をかける。
「瑞貴、このあと予定がないならスピリットベースに来ないか? 久しぶりなんだしいろいろ話そうぜ」
「そうだなぁ。トリンにも会えるし……」
「帰るぞ瑞貴」
言い終える前にマーベラスが瑞貴の腕をつかんで引きずる。
「ちょっと待てよ!」
今度はダイゴが瑞貴の腕をつかんで引き止める。
「何瑞貴まで連れて帰ろうとしてんだよ」
「コイツの目的はお前たちに礼を言うことだ。俺たちだって地球に長居するわけじゃない」
「今すぐってわけじゃないだろ!?」
「そんなの知るか」
マーベラスとダイゴの間に火花が散り始めた。
「さっさとその手を離せ、恐竜野郎。瑞貴が嫌がってんだろ」
「そっちこそ離しな、海賊野郎。瑞貴が迷惑がってるぞ」
言い合う二人の間にいる瑞貴は心底迷惑そうな顔をする。アミィたちは瑞貴とスピリットベースで過ごしたいため、ダイゴを心の中で応援している。そしてついに……。
「いい加減にしろ!」
キレた瑞貴はハリセンを二つ取り出す。
「薫直伝! 秘技・ハリセン乱舞!!」
スパパパ――ンッ!!
「「いってぇ!!」」
見事に食らったマーベラスとダイゴは頭を押さえる。他のみんなは瑞貴のハリセンを見て、「どっから出したんだ!?」と目を疑う。
「今日は私、このあとの予定がないからスピリットベースに遊びに行く! だから、マーベラスも行こう!」
「「「「「えっ!?」」」」」
「なんでそうなるんだ!」
「だってマーベラス、私一人で帰ると迷子になると思ってるんでしょ? だったら一緒に行ったほうがいいじゃん」
トンチンカンな解釈する瑞貴に、全員が肩を落とした。
ダイゴたちはマーベラスの意図がわかっているのに、長く一緒にいる瑞貴がわからないのが不思議でしょうがない。いつものことながら、恋愛方面に考えない瑞貴に、マーベラスは頭が痛くなった。
「ダイゴたち、構わないかな?」
「ま、まぁ、ゴーカイレッドなら大丈夫だけど」
「決まり! 行こっ!」
瑞貴はマーベラスとダイゴの手をそれぞれ繋ぎ、歩き出した。
不意を突かれた二人は赤くなるが、楽しそうな瑞貴の姿を見て、微笑んだ。
((瑞貴の楽しそうな顔が見れるなら、まあいいか))
あとがき→