流れ星が導いた先
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「みんなー! そろそろ休憩よー!」
「水分補給をしっかりしてくださーい!」
「汗もちゃんと拭いてね」
集まった選手たちに、綾香たちは次々ドリンクとタオルを渡していく。
「瑞貴、お疲れ様。前より数段も動きがよかったね」
「ありがとう。この世界のトレーニングのおかげだよ」
綾香の脳裏には、イナビカリ修練場やナニワランドの特訓が思い浮かぶ。
恐る恐る「あれもやったの?」と綾香は青ざめながら訊いたら、様子から考えることがわかった瑞貴は頷いた。
「加藤。俺にももらえるか?」
「あっ、ゴメン! どうぞ」
綾香は慌てながらも豪炎寺にドリンクとタオルを渡す。
「ありがとう」
微笑む豪炎寺に、綾香は嬉しそうに笑った。
「よかったね。綾香ちゃん」
「うん。私もこの世界にいたいな~」
「だったらいればいいだろ!」
「「わぁっ!」」
どこから聞いていたのか、円堂は目をキラキラさせて話に入ってきた。
「綾香もサッカー大好きなんだろ? 秋たちからマネージャーの仕事も手際がいいって聞いたし、大歓迎だぜ!」
「私も異世界から来たんだよ?」
「そんなの関係ないよ!」
ニカッと太陽のように笑う円堂。綾香はクスッと微笑んだ。
「気持ちは嬉しいけど、私は今日しかいれないの」
「綾香さん、帰ってしまうんスか!?」
「もっといてほしいでヤンスー!」
壁山と栗松が残念そうな声を上げたので、短時間でこんな風に思ってくれた綾香は嬉しく感じた。
「ありがとう。でも、私は最初の目的が達成できたから、充分なの」
綾香には家族を置いていくことができないし、この世界に来た目的は瑞貴の様子を知ることだ。また離れ離れになることは悲しいが、元気な姿を見れただけで構わない。
「あと瑞貴。あんたの弟くん、元気にしてるよ」
「えっ……!」
「私のいとこが野球部でね。その応援に行ったら、弟くんのチームが相手だったの。そっくりだったからすぐわかったわ」
「そっか……」
瑞貴も綾香と弟のことが気がかりだった。だけど、こうして綾香に会えたし、弟が様子を知って安心した。
☆☆☆☆☆
夕方になり、綾香も帰る時間が迫っていた。
「瑞貴、元気でやるのよ」
「綾香ちゃんこそ」
「そうだね。サッカー部のみんなも、瑞貴をよろしく!」
「「「「「オウッ/はいっ!!」」」」」
元気よく返事をしてくれたので、綾香もクスッと笑った。
パアアアァァ――……!
綾香の体が光り始める。そのときが来たようだ。
「綾香ちゃん! 私、これからもずっとサッカーを続けていくから!」
「瑞貴! ありがとう!」
それだけ言うと、綾香は光と共に消えてしまった。
みんな目の前に起こったことに驚くが、瑞貴の体が震えていることに気づいた。
それに円堂は瑞貴の肩に手を置く。
「瑞貴……」
「わ、私と綾香ちゃんは……ずっと繋がってる……。サッカーが…私たちを繋いでくれたんだもん……」
「ああ、そうだな……」
流れ星の奇跡は偶然か必然か。二人の少女の友情を改めて繋いでくれた……。
あとがき→
「水分補給をしっかりしてくださーい!」
「汗もちゃんと拭いてね」
集まった選手たちに、綾香たちは次々ドリンクとタオルを渡していく。
「瑞貴、お疲れ様。前より数段も動きがよかったね」
「ありがとう。この世界のトレーニングのおかげだよ」
綾香の脳裏には、イナビカリ修練場やナニワランドの特訓が思い浮かぶ。
恐る恐る「あれもやったの?」と綾香は青ざめながら訊いたら、様子から考えることがわかった瑞貴は頷いた。
「加藤。俺にももらえるか?」
「あっ、ゴメン! どうぞ」
綾香は慌てながらも豪炎寺にドリンクとタオルを渡す。
「ありがとう」
微笑む豪炎寺に、綾香は嬉しそうに笑った。
「よかったね。綾香ちゃん」
「うん。私もこの世界にいたいな~」
「だったらいればいいだろ!」
「「わぁっ!」」
どこから聞いていたのか、円堂は目をキラキラさせて話に入ってきた。
「綾香もサッカー大好きなんだろ? 秋たちからマネージャーの仕事も手際がいいって聞いたし、大歓迎だぜ!」
「私も異世界から来たんだよ?」
「そんなの関係ないよ!」
ニカッと太陽のように笑う円堂。綾香はクスッと微笑んだ。
「気持ちは嬉しいけど、私は今日しかいれないの」
「綾香さん、帰ってしまうんスか!?」
「もっといてほしいでヤンスー!」
壁山と栗松が残念そうな声を上げたので、短時間でこんな風に思ってくれた綾香は嬉しく感じた。
「ありがとう。でも、私は最初の目的が達成できたから、充分なの」
綾香には家族を置いていくことができないし、この世界に来た目的は瑞貴の様子を知ることだ。また離れ離れになることは悲しいが、元気な姿を見れただけで構わない。
「あと瑞貴。あんたの弟くん、元気にしてるよ」
「えっ……!」
「私のいとこが野球部でね。その応援に行ったら、弟くんのチームが相手だったの。そっくりだったからすぐわかったわ」
「そっか……」
瑞貴も綾香と弟のことが気がかりだった。だけど、こうして綾香に会えたし、弟が様子を知って安心した。
☆☆☆☆☆
夕方になり、綾香も帰る時間が迫っていた。
「瑞貴、元気でやるのよ」
「綾香ちゃんこそ」
「そうだね。サッカー部のみんなも、瑞貴をよろしく!」
「「「「「オウッ/はいっ!!」」」」」
元気よく返事をしてくれたので、綾香もクスッと笑った。
パアアアァァ――……!
綾香の体が光り始める。そのときが来たようだ。
「綾香ちゃん! 私、これからもずっとサッカーを続けていくから!」
「瑞貴! ありがとう!」
それだけ言うと、綾香は光と共に消えてしまった。
みんな目の前に起こったことに驚くが、瑞貴の体が震えていることに気づいた。
それに円堂は瑞貴の肩に手を置く。
「瑞貴……」
「わ、私と綾香ちゃんは……ずっと繋がってる……。サッカーが…私たちを繋いでくれたんだもん……」
「ああ、そうだな……」
流れ星の奇跡は偶然か必然か。二人の少女の友情を改めて繋いでくれた……。
あとがき→