流れ星が導いた先
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「綾香ちゃん……! 会いたかった……!」
「私もだよ! 瑞貴にとっても会いたかった!」
涙ぐみながら抱き合う二人。お互い、二度と会えないと思っていた大切な親友と、こうして会えたことが嬉しいのだ。
しばらくして落ち着いた瑞貴と綾香は体を離し、お互いの姿を確認する。
「元気そうでよかった。こっちの学校でもがんばってるみたいね」
「うん。実は……あ――っ!!」
突然叫び声を上げた瑞貴に綾香はビクッと肩を跳ねた。
当の本人はうしろにいた一之瀬に顔を向けると、一之瀬は苦笑しながら腕時計を見せる。
……このまま歩けば、ギリギリ部活が始まる時間だった。
「ヤッバ――ッ!! 部活が――っ!!」
「急がないと遅刻だね……」
「瑞貴、部活に入ったの? それにあなたは……」
「初めまして、俺は一之瀬一哉。加藤さんのことは瑞貴から聞いてるよ」
一之瀬はお決まりの人差し指と中指を立て、コメカミから横に振ってウインクする。
思いっきり見たことある人物と、その行動に綾香は感動する。瑞貴を改めて見ると、さらに目が輝いた。
「瑞貴! あんたの着ているジャージって……!」
「一哉も付き合わせてゴメン! 綾香ちゃんも一緒に行こう!」
「そうだね。ここにいるのもなんだし、今日は休日だから大丈夫だよ」
「行くって……まさか!」
「もちろん、雷門中に!」
――瑞貴、一之瀬、綾香の三人は雷門中に到着すると、さらに部室へ直行した。
「おっ、瑞貴ー! 一之瀬ー!」
円堂は瑞貴たちに気づいてブンブンと手を振る。
「ギ、ギリギリセーフ……」
「間に合った……」
「珍しいな。お前たちがこんな時間に来るなんて」
「何かあったのか?」
しっかりしている二人が、そろって寝坊はあり得ないとわかっているので、鬼道と豪炎寺は理由を訊く。
「意外な再会があったんだ」
「意外な再会?」
「一郎太たちにも紹介するよ。ほらっ!」
瑞貴が綾香の腕を引っ張ってみんなの前に出した。ちなみに綾香は、大好きなイナズマイレブンのメンバーがいることで固まっている。
「加藤綾香ちゃん。話したことあるでしょ? 元の世界にいる私の親友だよ」
「は、初めまして! 加藤綾香です!」
「そっか! 俺は雷門サッカー部のキャプテン・円堂守。よろしくな」
サッと円堂が手を出すと、綾香は振るえながらも握り返す。
「み、瑞貴ー!」
「言いたいことはわかるが落ち着け」
主人公と握手なんて非科学的じゃありえないが、それが今現実になっているのだ。ファンにとってはたまらないことだろう。
「ありがとな!」
「えっ?」
突然円堂からお礼を言われ、綾香はキョトンとする。
「俺、綾香に会えたらずっと言いたくてさ。瑞貴をサッカーに誘ってくれたのも、取り戻してくれたのも、お前のおかげって聞いたんだ」
「っ! 瑞貴、あなた……」
「話したの。あのことを」
自分たちの出会いは構わない。だが、サッカーが嫌いだった時期を彼らに話すのは辛かったはずだ。
「……よかったね。この世界に来れて」
「うん!」
瑞貴の笑顔には嘘偽りがない。流れ星に願ったことは本当に叶ったのだと思った。
「私もだよ! 瑞貴にとっても会いたかった!」
涙ぐみながら抱き合う二人。お互い、二度と会えないと思っていた大切な親友と、こうして会えたことが嬉しいのだ。
しばらくして落ち着いた瑞貴と綾香は体を離し、お互いの姿を確認する。
「元気そうでよかった。こっちの学校でもがんばってるみたいね」
「うん。実は……あ――っ!!」
突然叫び声を上げた瑞貴に綾香はビクッと肩を跳ねた。
当の本人はうしろにいた一之瀬に顔を向けると、一之瀬は苦笑しながら腕時計を見せる。
……このまま歩けば、ギリギリ部活が始まる時間だった。
「ヤッバ――ッ!! 部活が――っ!!」
「急がないと遅刻だね……」
「瑞貴、部活に入ったの? それにあなたは……」
「初めまして、俺は一之瀬一哉。加藤さんのことは瑞貴から聞いてるよ」
一之瀬はお決まりの人差し指と中指を立て、コメカミから横に振ってウインクする。
思いっきり見たことある人物と、その行動に綾香は感動する。瑞貴を改めて見ると、さらに目が輝いた。
「瑞貴! あんたの着ているジャージって……!」
「一哉も付き合わせてゴメン! 綾香ちゃんも一緒に行こう!」
「そうだね。ここにいるのもなんだし、今日は休日だから大丈夫だよ」
「行くって……まさか!」
「もちろん、雷門中に!」
――瑞貴、一之瀬、綾香の三人は雷門中に到着すると、さらに部室へ直行した。
「おっ、瑞貴ー! 一之瀬ー!」
円堂は瑞貴たちに気づいてブンブンと手を振る。
「ギ、ギリギリセーフ……」
「間に合った……」
「珍しいな。お前たちがこんな時間に来るなんて」
「何かあったのか?」
しっかりしている二人が、そろって寝坊はあり得ないとわかっているので、鬼道と豪炎寺は理由を訊く。
「意外な再会があったんだ」
「意外な再会?」
「一郎太たちにも紹介するよ。ほらっ!」
瑞貴が綾香の腕を引っ張ってみんなの前に出した。ちなみに綾香は、大好きなイナズマイレブンのメンバーがいることで固まっている。
「加藤綾香ちゃん。話したことあるでしょ? 元の世界にいる私の親友だよ」
「は、初めまして! 加藤綾香です!」
「そっか! 俺は雷門サッカー部のキャプテン・円堂守。よろしくな」
サッと円堂が手を出すと、綾香は振るえながらも握り返す。
「み、瑞貴ー!」
「言いたいことはわかるが落ち着け」
主人公と握手なんて非科学的じゃありえないが、それが今現実になっているのだ。ファンにとってはたまらないことだろう。
「ありがとな!」
「えっ?」
突然円堂からお礼を言われ、綾香はキョトンとする。
「俺、綾香に会えたらずっと言いたくてさ。瑞貴をサッカーに誘ってくれたのも、取り戻してくれたのも、お前のおかげって聞いたんだ」
「っ! 瑞貴、あなた……」
「話したの。あのことを」
自分たちの出会いは構わない。だが、サッカーが嫌いだった時期を彼らに話すのは辛かったはずだ。
「……よかったね。この世界に来れて」
「うん!」
瑞貴の笑顔には嘘偽りがない。流れ星に願ったことは本当に叶ったのだと思った。