癒しの存在
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ヒョイ。
「これならいいな」
マーベラスはミズキを抱え、自分は椅子に座り、ミズキを膝の上に乗せた。重力に乗ってミズキはマーベラスに向かって顔を傾け、気持ちよさそうに寝ている。
「ただいま~……って、何してんのマーベラス!」
「ルカ、荷物少しぐらい……わぁあ!」
「なんだ、騒々し…い……」
「みなさん何して……えぇっ!?」
「うるせぇぞ、お前ら。ミズキが起きちまうだろ」
とはいうが、全員目の前の光景に驚かずにはいられない。
「なんでミズキを抱っこしてんのよ!」
「別にいいだろ。減るモンでもねぇし」
「俺の中の何かが減りそうな気がします!」
「んっ……」
「「「「「!?」」」」」
「スー……」
目を覚ましたかと思ったが、寝ぼけていただけで、すぐに寝息が聞こえた。それに全員がホッとする。
「ったく。驚かせんな」
「まっ、騒がせたこっちが悪いだろ」
「でも、ミズキの寝顔って可愛いわね~」
「うん。癒されるよね」
「幸せそうなので、こっちも幸せになります!」
鎧はゴーカイセルラーを取り出して、ミズキの寝顔を撮影した。
「う…ん……。あれ?」
「「「「「あっ」」」」」
セルラーの音のせいか、ミズキは目を覚まし、自分の状況に気づくと赤面する。
「わ、わたくしいつの間にか寝てしまって……! というか、なんでマーベラスさんに抱っこされてるんですか!?」
「あー、ったく。叫ぶな暴れるな。今降ろしてやっから」
マーベラスはミズキを膝から降ろすも、ミズキの顔は赤いままだ。
「も、もしかして……みなさんわたくしの寝顔を……?」
「バッチリな」
「ああ」
「超可愛かったよ!」
「うんうん」
「一枚いただきました!」
「もぉ! みなさ~ん!」
〈うぉっ!? なんだなんだ!?〉
ミズキの声で今まで寝ていたナビィが目を覚ました。
今日も彼女の存在に癒やされ、ガレオンは平和に過ごしてます。
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