鍋パーティーやろうぜ!
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フットボールフロンティア地区大会決勝後、表彰式まで雷門と帝国が和解していたが一部は火花が散っていた。
「瑞貴の手料理なら、俺たちも食べたことはあるぞ!」
「お前らには滅多にもできない、部活帰りに一緒に食べることもな」
風丸と豪炎寺は自慢気に言うが、源田と佐久間には効かなかった。
「俺たちは瑞貴の家で、一緒に料理をしたんだ」
「お前らは差し入れやラーメンとかだろ? それよりもランクが上だ!」
「「ウッ!」」
一緒に料理をすることなど、風丸も豪炎寺も全然やったことがない。二人がダメージを受けている間、佐久間と源田は得意気に笑って帝国サッカー部の元へ帰った。
「瑞貴、佐久間と源田と一緒に夕飯食ったのか?」
「フットボールフロンティアが始まる前に、たまたまスーパーで会ったんだ。せっかくだからと思ってね」
円堂と瑞貴が話していると、春奈が目をキラリと輝かせた。
「なら、私たちもやりましょう!」
「「えっ?」」
「みなさんで一緒に料理するって、なんだか楽しそうじゃないですか!」
「確かに。面白そう!」
「いいかもね」
秋も夏未も賛同すると、みんなも徐々にノってきた。
「それじゃあ私の家でやろう。この人数でも大丈夫だよ」
「いいの? 瑞貴ちゃん」
「うん」
「メニューはお鍋にしましょう!」
「今日は雷雷軒で祝賀会だから、今度の休みでいいかしら?」
「「「「「賛成ー!!」」」」」
☆☆☆☆☆
OBのイナズマイレブンと試合した夜、雷門サッカー部は全員瑞貴の家に集まった。
「いらっしゃい。みんな上がって」
「結構大きいでヤンスね~」
「瑞貴先輩、ここで一人暮らしをしてるんスね」
「うん。荷物は和室に置いてねー」
全員荷物を置いたあと、瑞貴が事前にシンから用意してもらった土鍋を取り出し、料理を始める。簡単にできる料理だったので、特に悪戦苦闘することなく完成した。
「うまいっス~!」
「なかなかうまくできたな」
壁山や染岡を始め、みんな思い思いに食事する。肉の取り扱いとかもあったが、賑やかな食事会となった。
「フフッ」
「ん? どうしたんだ瑞貴」
急に笑い出した瑞貴に、円堂は首を傾げる。
「私ずっと一人だったから、こうしてみんなで食べるの、スゴく楽しいなぁって思って」
「そっか! またやろうな!」
「うん!」
二人が笑い合う中、豪炎寺と風丸は顔を見合わせて不敵に笑う。
((これであいつらとは対等になったな))
料理をしている間も、この二人は瑞貴のそばに常にいたのだから。
――しかし数日後、瑞貴の家にアメリカから来た少年にとっては、一緒に料理することなど日常茶飯事となっていた。その点に関しては四人より何倍もリードしているのだった。
「瑞貴の手料理なら、俺たちも食べたことはあるぞ!」
「お前らには滅多にもできない、部活帰りに一緒に食べることもな」
風丸と豪炎寺は自慢気に言うが、源田と佐久間には効かなかった。
「俺たちは瑞貴の家で、一緒に料理をしたんだ」
「お前らは差し入れやラーメンとかだろ? それよりもランクが上だ!」
「「ウッ!」」
一緒に料理をすることなど、風丸も豪炎寺も全然やったことがない。二人がダメージを受けている間、佐久間と源田は得意気に笑って帝国サッカー部の元へ帰った。
「瑞貴、佐久間と源田と一緒に夕飯食ったのか?」
「フットボールフロンティアが始まる前に、たまたまスーパーで会ったんだ。せっかくだからと思ってね」
円堂と瑞貴が話していると、春奈が目をキラリと輝かせた。
「なら、私たちもやりましょう!」
「「えっ?」」
「みなさんで一緒に料理するって、なんだか楽しそうじゃないですか!」
「確かに。面白そう!」
「いいかもね」
秋も夏未も賛同すると、みんなも徐々にノってきた。
「それじゃあ私の家でやろう。この人数でも大丈夫だよ」
「いいの? 瑞貴ちゃん」
「うん」
「メニューはお鍋にしましょう!」
「今日は雷雷軒で祝賀会だから、今度の休みでいいかしら?」
「「「「「賛成ー!!」」」」」
☆☆☆☆☆
OBのイナズマイレブンと試合した夜、雷門サッカー部は全員瑞貴の家に集まった。
「いらっしゃい。みんな上がって」
「結構大きいでヤンスね~」
「瑞貴先輩、ここで一人暮らしをしてるんスね」
「うん。荷物は和室に置いてねー」
全員荷物を置いたあと、瑞貴が事前にシンから用意してもらった土鍋を取り出し、料理を始める。簡単にできる料理だったので、特に悪戦苦闘することなく完成した。
「うまいっス~!」
「なかなかうまくできたな」
壁山や染岡を始め、みんな思い思いに食事する。肉の取り扱いとかもあったが、賑やかな食事会となった。
「フフッ」
「ん? どうしたんだ瑞貴」
急に笑い出した瑞貴に、円堂は首を傾げる。
「私ずっと一人だったから、こうしてみんなで食べるの、スゴく楽しいなぁって思って」
「そっか! またやろうな!」
「うん!」
二人が笑い合う中、豪炎寺と風丸は顔を見合わせて不敵に笑う。
((これであいつらとは対等になったな))
料理をしている間も、この二人は瑞貴のそばに常にいたのだから。
――しかし数日後、瑞貴の家にアメリカから来た少年にとっては、一緒に料理することなど日常茶飯事となっていた。その点に関しては四人より何倍もリードしているのだった。