真剣勝負のPK戦!!
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それはフットボールフロンティアが始まる前の出来事だった。
雷門中のグラウンドの騒ぎを聞きつけて、たくさんの生徒が集まる。そのグラウンドにいたのは……。
「来い、瑞貴!!!」
「望むところだ、守!!!」
「やめてくださいよ。二人共~!!」
ゴール前にいる円堂と、ペナルティーエリアにいる瑞貴が睨みながら向かい合っている。その様子に五郎はオロオロしながらも二人を止めようとしていた。
ただごとではないと感じた夏未は、グラウンドに入る。
「なんなの、この騒ぎは……」
「あっ! 夏未さん。二人共勝負するって聞かないんですよ~」
「どっちが勝つか楽しみでヤンス~」
「無責任なこと言わないでください!!」
ワクワクしている栗松に、五郎は叱咤(シッタ)する。
「勝負って何が原因なの?」
「そ…それが……」
五郎は夏未に事情を説明する。
☆☆☆☆☆
事の始まりは、前日の出来事だった――。
『なんだこりゃあ――っ!?』
部室に忘れ物した円堂は、五郎と一緒に自分のロッカーを開けた。すると古い新聞に載ってる大介の写真に、大きくバツが付けられているのが目に入った。
『どうしたんです、円堂センパイ……? 古い新聞のコピーと手紙……?』
『オレ宛てだ!!』
そこにはこう書かれていた。
「かつてのイナズマイレブンは確かにスゴかった。
だが監督の円堂大介のサッカーの実力は疑わしい。
孫のダメキーパーぶりでは、円堂大介も大した選手じゃなかっただろうね。
――井上瑞貴」
読むに連れて、円堂は怒りが湧き上がっていた。
『なんだ~。表では憧れているように言って、裏ではこう思っていたのか。じいちゃんをバカにしやがって~~。許せん、瑞貴!!』
円堂は手紙を真っ二つにして怒った。
雷門中のグラウンドの騒ぎを聞きつけて、たくさんの生徒が集まる。そのグラウンドにいたのは……。
「来い、瑞貴!!!」
「望むところだ、守!!!」
「やめてくださいよ。二人共~!!」
ゴール前にいる円堂と、ペナルティーエリアにいる瑞貴が睨みながら向かい合っている。その様子に五郎はオロオロしながらも二人を止めようとしていた。
ただごとではないと感じた夏未は、グラウンドに入る。
「なんなの、この騒ぎは……」
「あっ! 夏未さん。二人共勝負するって聞かないんですよ~」
「どっちが勝つか楽しみでヤンス~」
「無責任なこと言わないでください!!」
ワクワクしている栗松に、五郎は叱咤(シッタ)する。
「勝負って何が原因なの?」
「そ…それが……」
五郎は夏未に事情を説明する。
☆☆☆☆☆
事の始まりは、前日の出来事だった――。
『なんだこりゃあ――っ!?』
部室に忘れ物した円堂は、五郎と一緒に自分のロッカーを開けた。すると古い新聞に載ってる大介の写真に、大きくバツが付けられているのが目に入った。
『どうしたんです、円堂センパイ……? 古い新聞のコピーと手紙……?』
『オレ宛てだ!!』
そこにはこう書かれていた。
「かつてのイナズマイレブンは確かにスゴかった。
だが監督の円堂大介のサッカーの実力は疑わしい。
孫のダメキーパーぶりでは、円堂大介も大した選手じゃなかっただろうね。
――井上瑞貴」
読むに連れて、円堂は怒りが湧き上がっていた。
『なんだ~。表では憧れているように言って、裏ではこう思っていたのか。じいちゃんをバカにしやがって~~。許せん、瑞貴!!』
円堂は手紙を真っ二つにして怒った。