小松ピンチ!? トライアスロンクッキング!
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モニターを通じて各料理人が互いを牽制する(一人ミーハーがいるが)様子を見て、盛り上がる観客だけじゃなく審査員席にいるG7は面白そうな顔をしている。その一人のノマーチは、前回と違うメンバーが多いので興味津々だ。
「例の事件のせいで、100位以内の顔ぶれがだいぶ変わった……」
「しかし本命は変わらず……国宝節乃と調理王ザウス辺りか」
「おや? 『ブランチシェフ』は今回も欠席ですかな?」
観客を含め視聴者たちが大半予想するのはやはり1位と2位だろうとパッチが言うと、トッポがワインのコルクを開けてグラスに注ぎながら注目の料理人が一人足りないことに気づいた。続いてアーモンが横目でパッチを見て尋ねる。
「大穴好きのパッチ氏、優勝の予想は?」
「大穴ねぇ……もちろんいますよ。新人の中に、それも二人もね」
……パッチが見やるのは、伝説の料理を再現した上に人類の救世主でもある二人の料理人だった。
「あ~……! 有名人のみなさんのサインがこんなにいっぱい……! 僕幸せです……家宝にします……!」
「小松さん。私たち、サイン会に来たんじゃなくて大会に参加している側なんだよ?」
「あっ」
おいおい、本当に忘れていたわけじゃないよね? いくらなんでも違うよね?
《No~w! それではさっそく、Let’s go!! まずは予選第一回せーん!》
「えっ? もう?」
「もうも何もとっくにフェスが始まっているんだから当然でしょ!」
《Swim、Bike、Ranで生き残る食の耐久レース! 名付けて『トライアスロンクッキング』だ~~っ!!》
「えー!? トライアスロン!? なんで!?」
「家宝を落としているよ」
早くも予選が始まることになり、さらに体力勝負となるトライアスロンとなって、小松さんは一気に現実に戻った挙げ句に顔を青ざめて色紙を落としてしまった。
《Very Very Hardなグルメ時代! 料理人と言えど体力は必要不可欠! 料理人のみなさんも日頃から鍛えまくったその体力をOpenしていただきましょう!!》
「一個も鍛えてないんですけど……――チラッ」
「美食屋でもあるから鍛えているよ?」
「デスヨネ……」
小松さんが青ざめたまま冷や汗を流し効果音を口に出しながらこっちを見て来たので、当然というように私は言い除けた。それに小松さんだって普段一緒に旅をしているから知っているし誤魔化したり謙遜できるわけがないよ。
「やってやるぜー!」
「よし! 望む所だ!」
キャプテン・ダッコシェフと力也シェフを始め、体がマッチョな料理人はいくらでもいる。有名店にもなると忙しくなるし、食材は巨大なのも多いから、確かに料理人には体力が必要不可欠だね。
小松さんは未だに青ざめたままなので、私はポンポンッと彼の肩を叩いて気を持たせようとしている。
「あ~……」
「小松さん、説明ちゃんと聞いてね」
《ここで百人中五十人がDrop out! つまり脱落します!!》
「半分になるのー!?」
「こりゃまた、ずいぶんと……」
《それでは予選一回戦、トライアスロンクッキング会場へChangeします!!》
「「「「「ワアアァァアアア!!」」」」」
盛り上がる会場の中で料理人たちは次々と退場して行く。もちろん私たちもそれに続くんだけど、さっきから小松さんがショックのあまり倒れないか心配だ。――内容を聞いたら、この競技は体力だけが全てじゃないみたいだけど。
「例の事件のせいで、100位以内の顔ぶれがだいぶ変わった……」
「しかし本命は変わらず……国宝節乃と調理王ザウス辺りか」
「おや? 『ブランチシェフ』は今回も欠席ですかな?」
観客を含め視聴者たちが大半予想するのはやはり1位と2位だろうとパッチが言うと、トッポがワインのコルクを開けてグラスに注ぎながら注目の料理人が一人足りないことに気づいた。続いてアーモンが横目でパッチを見て尋ねる。
「大穴好きのパッチ氏、優勝の予想は?」
「大穴ねぇ……もちろんいますよ。新人の中に、それも二人もね」
……パッチが見やるのは、伝説の料理を再現した上に人類の救世主でもある二人の料理人だった。
「あ~……! 有名人のみなさんのサインがこんなにいっぱい……! 僕幸せです……家宝にします……!」
「小松さん。私たち、サイン会に来たんじゃなくて大会に参加している側なんだよ?」
「あっ」
おいおい、本当に忘れていたわけじゃないよね? いくらなんでも違うよね?
《No~w! それではさっそく、Let’s go!! まずは予選第一回せーん!》
「えっ? もう?」
「もうも何もとっくにフェスが始まっているんだから当然でしょ!」
《Swim、Bike、Ranで生き残る食の耐久レース! 名付けて『トライアスロンクッキング』だ~~っ!!》
「えー!? トライアスロン!? なんで!?」
「家宝を落としているよ」
早くも予選が始まることになり、さらに体力勝負となるトライアスロンとなって、小松さんは一気に現実に戻った挙げ句に顔を青ざめて色紙を落としてしまった。
《Very Very Hardなグルメ時代! 料理人と言えど体力は必要不可欠! 料理人のみなさんも日頃から鍛えまくったその体力をOpenしていただきましょう!!》
「一個も鍛えてないんですけど……――チラッ」
「美食屋でもあるから鍛えているよ?」
「デスヨネ……」
小松さんが青ざめたまま冷や汗を流し効果音を口に出しながらこっちを見て来たので、当然というように私は言い除けた。それに小松さんだって普段一緒に旅をしているから知っているし誤魔化したり謙遜できるわけがないよ。
「やってやるぜー!」
「よし! 望む所だ!」
キャプテン・ダッコシェフと力也シェフを始め、体がマッチョな料理人はいくらでもいる。有名店にもなると忙しくなるし、食材は巨大なのも多いから、確かに料理人には体力が必要不可欠だね。
小松さんは未だに青ざめたままなので、私はポンポンッと彼の肩を叩いて気を持たせようとしている。
「あ~……」
「小松さん、説明ちゃんと聞いてね」
《ここで百人中五十人がDrop out! つまり脱落します!!》
「半分になるのー!?」
「こりゃまた、ずいぶんと……」
《それでは予選一回戦、トライアスロンクッキング会場へChangeします!!》
「「「「「ワアアァァアアア!!」」」」」
盛り上がる会場の中で料理人たちは次々と退場して行く。もちろん私たちもそれに続くんだけど、さっきから小松さんがショックのあまり倒れないか心配だ。――内容を聞いたら、この競技は体力だけが全てじゃないみたいだけど。