小松ピンチ!? トライアスロンクッキング!
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「――オイラとしてはモルス油より、薬膳餅に感激したな!」
「「!」」
「小松シェフと舞獣姫に会えて嬉しいな!」
また新たな声に振り向いたら、さっきも今にも走り出しそうなくらい足踏みをしていた、世界料理人ランキング33位で調理の速さが自慢と言われるマッハクッキング・トンシェフがいた。
「四獣んときにオイラがいれば、さらに倍の数は作れたかもな! 薬膳餅!」
「あっ…ああっ……」
「一応薬膳餅って、時間も大切なんですけど……」
たまに体を動かして自信満々に言うトンシェフに、小松さんは口を開けて眉を下げて私は半ば呆れるように仮面に手を当てた。
水に浸す時間とか蒸す時間も合わせてからこそできた完璧な紫色の薬膳餅。世界料理人ランキング5位のユダシェフだって調理に苦労するくらいだったのに、食材からも教えてもらった以外の調理法があればこっちが教えてほしいくらいだよ。
「――ただの倍かよ、トン。オイドンなら三倍か四倍の餅は練り上げたろうな~、ネッヘッヘッヘッ」
またも自慢するように現れたのは、世界料理人ランキング56位でど根性うどん・ねり丸シェフ。狐のような細い目とまるで力士のような体格が特徴だけど、その力強さ上に練り物の調理スピードはスゴいんだよね。
「そんな図体でオイラより早く調理するって? ねり丸。寝言よしな。でもお前、いつ会っても寝てるな。へっ! 目ぇ瞑ってるしな!」
「瞑ってねぇよ! 細いだけだよ!」
「あっ、開いた」
トンシェフに指摘されたから、ねり丸シェフは目が充血しかけるんじゃないかと思うくらい力一杯目を開いた。このやり取りを見ていると、二人はスピード関連のライバルなのかな?
「――調理は速ければいいってわけじゃないぞよ。フォッフォッフォッフォッ」
「えっ?」
「そば仙人・神笊老師!」
私と小松さんを始め振り向くと、世界料理人ランキング34位のそば仙人・神笊シェフがいた。
「スピードを求めると……ハァ~……『コク』が…出にくいのじゃよ」
「「「「「!」」」」」
「確かにコクのある顔だね……」
「はい……説得力のあるお顔ですね……」
神笊シェフにそう言われて全員ハッとした表情になる。それ以前に私と小松さんが注目したのは本当に仙人のような顔をしている神笊シェフ自身だった。
「あ、あの~……。みなさんできればサインをいただけますか?」
「色紙多っ!?」
両手から積み上げられた色紙にわぶとらシェフを始め他のシェフたちは驚いている。私はそれをどこからか出したのも気になったけど、小松さんの顔が恐れ多いような嬉しそうな感じで半々とした顔になっている。ていうか、この量……ランキングにいるシェフたち全員からもらう気じゃない?
……そんな彼らの様子を微笑ましそう且つ期待を込めて見ているのは、美食人間国宝・節乃と調理王・ザウスだ。
「フフッ、ええのぉ。若いっていうのは。――のう、ザウちゃんや」
「次の世代の者たち……我々もいよいよバトンを渡す時期ですかな? セツさん」
「引退か? 料理人にそんな言葉はない。客が食べることを引退しないようにな。――美食神・アカシア様のパートナー・フローゼ様の最期はまな板に向かい包丁を握った状態だったそうじゃ。料理人が引退するときは……――死ぬときじゃ」
「ならば、まだまだ若い者には譲れませんね。スーパーコックの称号は」
「フフッ。あたしゃお主にも譲る気はないじょ」
「ん?」
「ザウちゃんが優勝した年は、あたしゃが多忙で出場しとらん年だしのう」
「なら、決着をつけますか? セツさん」
「望むところじゃえ!」
《さあ早くも強火の火花を散らす料理人たち!! すでに戦いの仕込みは始まっているのか――っ!!》
「「!」」
「小松シェフと舞獣姫に会えて嬉しいな!」
また新たな声に振り向いたら、さっきも今にも走り出しそうなくらい足踏みをしていた、世界料理人ランキング33位で調理の速さが自慢と言われるマッハクッキング・トンシェフがいた。
「四獣んときにオイラがいれば、さらに倍の数は作れたかもな! 薬膳餅!」
「あっ…ああっ……」
「一応薬膳餅って、時間も大切なんですけど……」
たまに体を動かして自信満々に言うトンシェフに、小松さんは口を開けて眉を下げて私は半ば呆れるように仮面に手を当てた。
水に浸す時間とか蒸す時間も合わせてからこそできた完璧な紫色の薬膳餅。世界料理人ランキング5位のユダシェフだって調理に苦労するくらいだったのに、食材からも教えてもらった以外の調理法があればこっちが教えてほしいくらいだよ。
「――ただの倍かよ、トン。オイドンなら三倍か四倍の餅は練り上げたろうな~、ネッヘッヘッヘッ」
またも自慢するように現れたのは、世界料理人ランキング56位でど根性うどん・ねり丸シェフ。狐のような細い目とまるで力士のような体格が特徴だけど、その力強さ上に練り物の調理スピードはスゴいんだよね。
「そんな図体でオイラより早く調理するって? ねり丸。寝言よしな。でもお前、いつ会っても寝てるな。へっ! 目ぇ瞑ってるしな!」
「瞑ってねぇよ! 細いだけだよ!」
「あっ、開いた」
トンシェフに指摘されたから、ねり丸シェフは目が充血しかけるんじゃないかと思うくらい力一杯目を開いた。このやり取りを見ていると、二人はスピード関連のライバルなのかな?
「――調理は速ければいいってわけじゃないぞよ。フォッフォッフォッフォッ」
「えっ?」
「そば仙人・神笊老師!」
私と小松さんを始め振り向くと、世界料理人ランキング34位のそば仙人・神笊シェフがいた。
「スピードを求めると……ハァ~……『コク』が…出にくいのじゃよ」
「「「「「!」」」」」
「確かにコクのある顔だね……」
「はい……説得力のあるお顔ですね……」
神笊シェフにそう言われて全員ハッとした表情になる。それ以前に私と小松さんが注目したのは本当に仙人のような顔をしている神笊シェフ自身だった。
「あ、あの~……。みなさんできればサインをいただけますか?」
「色紙多っ!?」
両手から積み上げられた色紙にわぶとらシェフを始め他のシェフたちは驚いている。私はそれをどこからか出したのも気になったけど、小松さんの顔が恐れ多いような嬉しそうな感じで半々とした顔になっている。ていうか、この量……ランキングにいるシェフたち全員からもらう気じゃない?
……そんな彼らの様子を微笑ましそう且つ期待を込めて見ているのは、美食人間国宝・節乃と調理王・ザウスだ。
「フフッ、ええのぉ。若いっていうのは。――のう、ザウちゃんや」
「次の世代の者たち……我々もいよいよバトンを渡す時期ですかな? セツさん」
「引退か? 料理人にそんな言葉はない。客が食べることを引退しないようにな。――美食神・アカシア様のパートナー・フローゼ様の最期はまな板に向かい包丁を握った状態だったそうじゃ。料理人が引退するときは……――死ぬときじゃ」
「ならば、まだまだ若い者には譲れませんね。スーパーコックの称号は」
「フフッ。あたしゃお主にも譲る気はないじょ」
「ん?」
「ザウちゃんが優勝した年は、あたしゃが多忙で出場しとらん年だしのう」
「なら、決着をつけますか? セツさん」
「望むところじゃえ!」
《さあ早くも強火の火花を散らす料理人たち!! すでに戦いの仕込みは始まっているのか――っ!!》