大波乱必至!? クッキングフェス開幕!!
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私は最初の言葉に口の端を引きつらせていたけど、対して小松さんは嬉しそうにお辞儀をする。
「ありがとうございます!」
「小松さん、お礼を言うより前に気づくべき所があるでしょ!」
「えっ? ――って、すすりたいってまさか……僕らの頭の中のこと!?」
「いいでしょ? 妄想は罪じゃいもの」
「あんたの場合、シャレにならないからね……――だけど、料理人としてのくだりは褒めてくれてありがとう。それにライブベアラーだって薬膳餅の大量生産に協力してくれて感謝しているよ」
「ウフフフッ。そう言ってもらえて嬉しいわ」
グルメカジノでほとんど最後まで私たちの記憶をターゲットにしていた記憶が蘇る。あのときは不気味で嫌な奴だと思っていたけど、料理人として目覚めた今の彼は好感が持てる所もある。
「ここから先は、グルメテイスティングで負けたリベンジのつもり。あなたたちだけには絶対に勝って見せるわよ。ウフッ」
「そんな。世界ランキング17位のライブベアラーさんに比べたら僕なんか……。でも、やるからには正々堂々勝負に挑みます!」
「私だってまだまだだけど、勝負事には負けたくない質(タチ)だからね。勝って見せるよ!」
「――ウフ~。いい顔してるの、小松くん。舞獣姫」
和やかな声に振り向いたら、節乃さんがそこにいた。
「「節乃さん!」」
「こりゃあ、ひょっとするとひょっとするかもしれんじょ」
「節乃さんにそこまで言ってもらえるなんて、夢みたいです~!」
「料理人ランキング2位で美食人間国宝の大物からのお言葉、至極光栄です」
「あたしゃは本気でそう見とるんじゃが。ますます楽しみじゃわい!」
「じゃ、本番でね。ウフッ」
「はい!」
「よろしくお願いします!」
背を向けてそれぞれ去って行く節乃さんとライブベアラーに向けて、小松さんと私はそう挨拶した。
二人共、知り合いだから謙遜しているわけじゃなくて本気でそう言っているんだって感じた。私には本当にそれに伴う実力があるかまだ実感できないけど、持てる全てをぶつけなきゃ!
「ホォ。今や小松も舞獣姫も超有名料理人だな!」
「薬膳餅の一件で、一気に世界料理人ランキングに入ったからね」
「チョーシに乗るなよ」
……トリコもココもゼブラもサニーも、自分たちが認める料理人たちがこうも注目集めると、自分たちのことより鼻が高いし嬉しく思っていた。
ザッ、ザッ、ザッ、ザッ――。
「被災地での料理を味わったりセンチュリースープを完成させたときは、まさかここまでの存在になるとは……」
規則正しい大量の足音に振り向いたら、多くのグルメSPを連れ添うG7のパッチさんがいた。
「舞獣姫、小松シェフ」
「はい」
「は、はい!」
「内に秘めたポテンシャルはまだまだ計り知れない。ランキング上位陣を脅かすかもしれませんねぇ」
「お褒めの言葉をいただき、ありがとうございます」
「いえ、そんな、あ、あの……」
私は静かに礼をし、小松さんは照れながら頬を掻く。何回か出会った『知り合い』としてではなく『G7』として言ってくれたなら光栄だよね。
でも私が最も気になったのはパッチさんの登場じゃなく、うしろにいくつかの行列を作って並ぶグルメSPたち。トリコも気になったようでパッチさんに尋ねる。
「ずいぶんとSPの数が多いじゃねぇか。IGOに選ばれた味覚マスターG7さんの警護に、そんなに必要か?」
「『私に』ではない……。わかってるでしょ、トリコ?」
「…………」
二人から放たれる独特の雰囲気に気づいたのか、大勢の人々がいるにもかかわらずみんな黙っている。
「まっ! 俺たちも単にフェスを楽しみに来ただけじゃ、ねぇけどな!」
「うん」
「フッ」
「へっ」
トリコに続いてココさんとサニーもゼブラも、真顔になったり微笑んだりしているけど内に秘めた気持ちはみんな同じだろう。……このクッキングフェスが、今までにないほど荒れる。
……このクッキングフェスの会場となるクッキングフェスに集まるのは一般の客や料理人はもちろん、名のある美食屋、再生屋、研ぎ師のメルク、グルメ騎士(ナイト)の愛丸たち、グルメDJのぽんこち、グルメ建築家のスマイルなど、最高の料理人誕生を見届けようと続々集まって来ている。――クッキングフェス、まもなくスタート!
「ありがとうございます!」
「小松さん、お礼を言うより前に気づくべき所があるでしょ!」
「えっ? ――って、すすりたいってまさか……僕らの頭の中のこと!?」
「いいでしょ? 妄想は罪じゃいもの」
「あんたの場合、シャレにならないからね……――だけど、料理人としてのくだりは褒めてくれてありがとう。それにライブベアラーだって薬膳餅の大量生産に協力してくれて感謝しているよ」
「ウフフフッ。そう言ってもらえて嬉しいわ」
グルメカジノでほとんど最後まで私たちの記憶をターゲットにしていた記憶が蘇る。あのときは不気味で嫌な奴だと思っていたけど、料理人として目覚めた今の彼は好感が持てる所もある。
「ここから先は、グルメテイスティングで負けたリベンジのつもり。あなたたちだけには絶対に勝って見せるわよ。ウフッ」
「そんな。世界ランキング17位のライブベアラーさんに比べたら僕なんか……。でも、やるからには正々堂々勝負に挑みます!」
「私だってまだまだだけど、勝負事には負けたくない質(タチ)だからね。勝って見せるよ!」
「――ウフ~。いい顔してるの、小松くん。舞獣姫」
和やかな声に振り向いたら、節乃さんがそこにいた。
「「節乃さん!」」
「こりゃあ、ひょっとするとひょっとするかもしれんじょ」
「節乃さんにそこまで言ってもらえるなんて、夢みたいです~!」
「料理人ランキング2位で美食人間国宝の大物からのお言葉、至極光栄です」
「あたしゃは本気でそう見とるんじゃが。ますます楽しみじゃわい!」
「じゃ、本番でね。ウフッ」
「はい!」
「よろしくお願いします!」
背を向けてそれぞれ去って行く節乃さんとライブベアラーに向けて、小松さんと私はそう挨拶した。
二人共、知り合いだから謙遜しているわけじゃなくて本気でそう言っているんだって感じた。私には本当にそれに伴う実力があるかまだ実感できないけど、持てる全てをぶつけなきゃ!
「ホォ。今や小松も舞獣姫も超有名料理人だな!」
「薬膳餅の一件で、一気に世界料理人ランキングに入ったからね」
「チョーシに乗るなよ」
……トリコもココもゼブラもサニーも、自分たちが認める料理人たちがこうも注目集めると、自分たちのことより鼻が高いし嬉しく思っていた。
ザッ、ザッ、ザッ、ザッ――。
「被災地での料理を味わったりセンチュリースープを完成させたときは、まさかここまでの存在になるとは……」
規則正しい大量の足音に振り向いたら、多くのグルメSPを連れ添うG7のパッチさんがいた。
「舞獣姫、小松シェフ」
「はい」
「は、はい!」
「内に秘めたポテンシャルはまだまだ計り知れない。ランキング上位陣を脅かすかもしれませんねぇ」
「お褒めの言葉をいただき、ありがとうございます」
「いえ、そんな、あ、あの……」
私は静かに礼をし、小松さんは照れながら頬を掻く。何回か出会った『知り合い』としてではなく『G7』として言ってくれたなら光栄だよね。
でも私が最も気になったのはパッチさんの登場じゃなく、うしろにいくつかの行列を作って並ぶグルメSPたち。トリコも気になったようでパッチさんに尋ねる。
「ずいぶんとSPの数が多いじゃねぇか。IGOに選ばれた味覚マスターG7さんの警護に、そんなに必要か?」
「『私に』ではない……。わかってるでしょ、トリコ?」
「…………」
二人から放たれる独特の雰囲気に気づいたのか、大勢の人々がいるにもかかわらずみんな黙っている。
「まっ! 俺たちも単にフェスを楽しみに来ただけじゃ、ねぇけどな!」
「うん」
「フッ」
「へっ」
トリコに続いてココさんとサニーもゼブラも、真顔になったり微笑んだりしているけど内に秘めた気持ちはみんな同じだろう。……このクッキングフェスが、今までにないほど荒れる。
……このクッキングフェスの会場となるクッキングフェスに集まるのは一般の客や料理人はもちろん、名のある美食屋、再生屋、研ぎ師のメルク、グルメ騎士(ナイト)の愛丸たち、グルメDJのぽんこち、グルメ建築家のスマイルなど、最高の料理人誕生を見届けようと続々集まって来ている。――クッキングフェス、まもなくスタート!