大波乱必至!? クッキングフェス開幕!!
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返された仮面をもう一度付けていたら、トリコから手を差し出された。
「行くぞ。今日はお前と小松が主役だ」
「うん!」
差し出された手に私は手を重ね、トリコにエスコートをされていく。
「……トリコ、今日のフェスのことなんだけど」
「ああ、間違いなく仕掛けてくる。奴らのことだ。フェスが終わるまで来ないっていう保証はねぇな」
「そっか……」
正直に言うと私と小松さんが決勝戦まで残って、正々堂々と優勝を賭けて戦うのが夢だったんだよね。節乃さんや千流さんやライブベアラーたちも出るから私がそこまで勝ち進める保障もないけど、出場が決まって今日までの間に今まで以上に食材や料理の勉強もして来たから、悔いが残らないよう最後まで戦いたかった……。
「瑞貴、不安か?」
「そりゃあ、もちろん」
「フェスは楽しみか?」
「そりゃあ、もちろん!」
「だったら今は、その気持ちを最優先にするんだ。お前は俺にとって愛してやまねぇ彼女であり婚約者で、小松と同じくらい自慢の料理人だからな。――ハントと一緒で、目の前のことに集中しろ。お前の実力を上位ランキングの料理人たちに見せつけてやれ!」
「うん……!」
そうだ、不安ばかり考えていたら料理にもそれが表れてしまう。
「なんかトリコ、お世辞なのか本心なのかわからない言葉を平気で言うようになったね」
「お前が俺のになってくれたから、なんか遠慮とかそういうのを必要感じなくなったからだな。言っとくが全部本心だぞ? GODを手に入れてフルコース完成したらすぐに結婚式挙げてぇくらいだ」
「わみゃ!?」
「ハハッ。俺も自分が知らないだけで、結構素直だったんだな」
トリコが素直なのは食に対してばかりだと思ったけど、意外な一面が見れてドキドキしてしまった。これからも、私にしか見れない一面を見られるのかな……?
――私たちが乗ったグルメリムジンの次の行き先であるホテルグルメの前で、小松さんがスミスさんや他のシェフのみんなと一緒に待機していて、彼らに見送られながら乗った。一緒に私も応援の言葉をくれたのは本当に嬉しかったよ。
クッキングフェスの出場者はもちろんだけど、トリコは世界を救った美食四天王だからVIP扱いされるらしい。だから一緒にグルメリムジンに乗っているし、いろんな飲み物やつまめる程度の軽食もそろっている。トリコはさっそくと言わんばかりにルビールを飲み始めた。
「ングッ…ングッ…プハァ~! うんめ~! グルメリムジンで飲むルビール、最高だな!」
「久しぶりのエアアクアも、スッキリしておいしいよ。でも……」
「あ?」
豪快にジョッキのルビールを飲むトリコとシャンパングラスのエアアクアを飲む私とは対象に、小松さんは先ほどから私と同じエアアクアを一滴も飲んでないどころか、グラスに口も付けられないほどガチガチに緊張している。
「緊張しすぎて…エアアクアですら…喉を通りません……」
「おいおい、何ガチガチになってんだよ小松。お祭りじゃねぇか。リラックスして楽しもうぜ!」
「そうだよ、小松さん。夢じゃないんだから、ちゃんと現実を見て楽しもう!」
この間まで私も小松さんと同じ気持ちだったけど、今ではワクワクした気分もあって緊張なんか吹き飛んじゃった!
「やっぱり信じられませんよ……僕が料理人世界一を決める、クッキングフェスに出られるなんて……!」
「フェスには世界料理人ランキングの上位百人だけが出場できる。88位のお前は75位の瑞貴と出るのは当然だろ? あ~む」
料理の一つをフォークで刺して口の中に入れるトリコ。飲むのも食べるのも相変わらずの豪快さに思わず私はクスクスと笑っていると、次いで小松さんを見る。
「私としては小松さんより上のほうが信じられないけどね」
「いやいや、瑞貴さんは僕が尊敬する料理人の一人でもありますので当然です! でも……100位以内はみなさん名のあるコックばかりなんですよ? あ~! 今日は世界中から料理の超達人たちがやって来るんですよー!」
頭をグシャグシャに掻きまくる小松さん。トリコは私と顔を見合わせたけど、私は苦笑して肩をすかした。当日のせいかモンプラン捕獲の日よりも悪化している気がする。
トリコはジョッキもフォークもテーブルに置くと、フッと微笑むとそれを小松さんに向けて堂々と宣言する。
「大丈夫だ!」
「えっ……?」
「お前はそいつらに、何一つ負けてねぇって! 俺が保証する!」
「ト、トリコさん……!」
「瑞貴も、小松と一対一でぶつかるときまで負けないさ! 俺を信じろ!」
「うん……!」
トリコの励ましは本当に魔法のようにスーッと入って来る。小松さんも少しは落ち着いたようで次第に笑顔が戻って来た。
「行くぞ。今日はお前と小松が主役だ」
「うん!」
差し出された手に私は手を重ね、トリコにエスコートをされていく。
「……トリコ、今日のフェスのことなんだけど」
「ああ、間違いなく仕掛けてくる。奴らのことだ。フェスが終わるまで来ないっていう保証はねぇな」
「そっか……」
正直に言うと私と小松さんが決勝戦まで残って、正々堂々と優勝を賭けて戦うのが夢だったんだよね。節乃さんや千流さんやライブベアラーたちも出るから私がそこまで勝ち進める保障もないけど、出場が決まって今日までの間に今まで以上に食材や料理の勉強もして来たから、悔いが残らないよう最後まで戦いたかった……。
「瑞貴、不安か?」
「そりゃあ、もちろん」
「フェスは楽しみか?」
「そりゃあ、もちろん!」
「だったら今は、その気持ちを最優先にするんだ。お前は俺にとって愛してやまねぇ彼女であり婚約者で、小松と同じくらい自慢の料理人だからな。――ハントと一緒で、目の前のことに集中しろ。お前の実力を上位ランキングの料理人たちに見せつけてやれ!」
「うん……!」
そうだ、不安ばかり考えていたら料理にもそれが表れてしまう。
「なんかトリコ、お世辞なのか本心なのかわからない言葉を平気で言うようになったね」
「お前が俺のになってくれたから、なんか遠慮とかそういうのを必要感じなくなったからだな。言っとくが全部本心だぞ? GODを手に入れてフルコース完成したらすぐに結婚式挙げてぇくらいだ」
「わみゃ!?」
「ハハッ。俺も自分が知らないだけで、結構素直だったんだな」
トリコが素直なのは食に対してばかりだと思ったけど、意外な一面が見れてドキドキしてしまった。これからも、私にしか見れない一面を見られるのかな……?
――私たちが乗ったグルメリムジンの次の行き先であるホテルグルメの前で、小松さんがスミスさんや他のシェフのみんなと一緒に待機していて、彼らに見送られながら乗った。一緒に私も応援の言葉をくれたのは本当に嬉しかったよ。
クッキングフェスの出場者はもちろんだけど、トリコは世界を救った美食四天王だからVIP扱いされるらしい。だから一緒にグルメリムジンに乗っているし、いろんな飲み物やつまめる程度の軽食もそろっている。トリコはさっそくと言わんばかりにルビールを飲み始めた。
「ングッ…ングッ…プハァ~! うんめ~! グルメリムジンで飲むルビール、最高だな!」
「久しぶりのエアアクアも、スッキリしておいしいよ。でも……」
「あ?」
豪快にジョッキのルビールを飲むトリコとシャンパングラスのエアアクアを飲む私とは対象に、小松さんは先ほどから私と同じエアアクアを一滴も飲んでないどころか、グラスに口も付けられないほどガチガチに緊張している。
「緊張しすぎて…エアアクアですら…喉を通りません……」
「おいおい、何ガチガチになってんだよ小松。お祭りじゃねぇか。リラックスして楽しもうぜ!」
「そうだよ、小松さん。夢じゃないんだから、ちゃんと現実を見て楽しもう!」
この間まで私も小松さんと同じ気持ちだったけど、今ではワクワクした気分もあって緊張なんか吹き飛んじゃった!
「やっぱり信じられませんよ……僕が料理人世界一を決める、クッキングフェスに出られるなんて……!」
「フェスには世界料理人ランキングの上位百人だけが出場できる。88位のお前は75位の瑞貴と出るのは当然だろ? あ~む」
料理の一つをフォークで刺して口の中に入れるトリコ。飲むのも食べるのも相変わらずの豪快さに思わず私はクスクスと笑っていると、次いで小松さんを見る。
「私としては小松さんより上のほうが信じられないけどね」
「いやいや、瑞貴さんは僕が尊敬する料理人の一人でもありますので当然です! でも……100位以内はみなさん名のあるコックばかりなんですよ? あ~! 今日は世界中から料理の超達人たちがやって来るんですよー!」
頭をグシャグシャに掻きまくる小松さん。トリコは私と顔を見合わせたけど、私は苦笑して肩をすかした。当日のせいかモンプラン捕獲の日よりも悪化している気がする。
トリコはジョッキもフォークもテーブルに置くと、フッと微笑むとそれを小松さんに向けて堂々と宣言する。
「大丈夫だ!」
「えっ……?」
「お前はそいつらに、何一つ負けてねぇって! 俺が保証する!」
「ト、トリコさん……!」
「瑞貴も、小松と一対一でぶつかるときまで負けないさ! 俺を信じろ!」
「うん……!」
トリコの励ましは本当に魔法のようにスーッと入って来る。小松さんも少しは落ち着いたようで次第に笑顔が戻って来た。