最強の助っ人! 激突、ココ対GTロボ!
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「サニーさん、今触覚引っ込めてるんですか?」
「うん。出してないね」
「ココの目は、サニーの触覚も見えるもんな」
「正確には、触覚から出る微量な電磁波を捕らえてるんだけど」
いやいや、それでもスゴいことですって。微量とはいえ0.1ミクロンの触覚の電磁波をよく捕らえてるね。
「別にさあ、お前に触れるのが嫌だから出してねぇだけだよ。――だってお前毒あるし」
「っ!? な、なんてストレートな奴……!」
ゲシッ!
「ってぇ! 何(ニ)すんだお前!」
私はサニーの横腹に蹴りを入れた。もちろん手加減しているけど痛いことには変わりない。
「それはこっちの台詞! 助けてくれた恩人になんてこと言うの! てか、本人が気にしていることをわかってて言っている辺り全然美しくない!」
「なっ!?」
美しくないと言われてショックだったのか、ガーンという効果音が付くくらいサニーが目を見開いて固まった。その様子が面白いのかトリコとココさんは笑っている。
「ハッハッハッ! ココ以上にキツい毒舌だったみたいだな」
「フフッ。ありがとう、瑞貴ちゃん」
すると毒の効果が切れたのかヘビークリフが起き上がってきた。だけど襲い掛かることなく少しずつ後退している。その音でサニーも我に返った。
「見ろ、あんなに怒り狂ってたヘビークリフ共が警戒してるぞ」
「奴らの野生が危険を察知しているんだね。実際私もめちゃくちゃ感じているし!」
「全く手に負えねぇのは……こいつだけか!」
〈バオオォォオオオン!!〉
サニーが見上げたのはもちろんリーガルマンモス。左右で四本ある前足を思いっきり上げた。
「大丈夫。すでに手は打ってある」
毒を使うため放出した体の水分を補給のために、水筒の水を飲んだココさんがそう言うと、リーガルマンモスは苦しそうに体を沈ませていく。サニーは驚いてココさんを見た。
「何っ!?」
「すでに毒を!? さすがだぜ!」
「ブラボーココすわぁん!」
「なんて素早い対応!」
「フンッ!」
トリコと小松さんと一緒にココさんへ目を輝かせていたら、サニーは面白くなさそうにしていた。登場だけじゃなく根回しも欠かさない美しい行動だからね!
「それより、問題は体内……。リーガルマンモスの中に別の電磁波が見える。すでに美食會が潜入しているな」
「中にか!?」
「このサイズだ。仕留めるのはあきらめたんだろ。んで、体内に直接宝石の肉(ジュエルミート)を鳥に入ったと。さすが、美食會らしい下品でお下劣でキモい発想だな」
「まあ、普通のノッキングも効かないだろうしね」
よほどの手練れじゃない限りムリだ。私もノッキングの技術は高いと言えないし。
「ジュ、宝石の肉(ジュエルミート)……もう少しの所まで来ている……! 数多の宝石がくすんで見えるほどに、圧倒的な輝きを見せると言われる肉! 末端相場は100グラム・500万円! 全ての部位の味を兼ね備えた古代の食宝! あ~……一度でいいから見てみたい! 食べてみたい! できることなら店に入荷したい!」
「私も、てんこ盛りで撮りたい! 食べた~い!」
〈クポポッ!〉
「クルッポーも食べたいの?」
〈クポッ!〉
いざ宝石の肉(ジュエルミート)が目の前となると、小松さんやティナさんのテンションがハンパなかった。さっきまでヘビークリフやリーガルマンモスに恐れていた空気はどこ行った。
「うん。出してないね」
「ココの目は、サニーの触覚も見えるもんな」
「正確には、触覚から出る微量な電磁波を捕らえてるんだけど」
いやいや、それでもスゴいことですって。微量とはいえ0.1ミクロンの触覚の電磁波をよく捕らえてるね。
「別にさあ、お前に触れるのが嫌だから出してねぇだけだよ。――だってお前毒あるし」
「っ!? な、なんてストレートな奴……!」
ゲシッ!
「ってぇ! 何(ニ)すんだお前!」
私はサニーの横腹に蹴りを入れた。もちろん手加減しているけど痛いことには変わりない。
「それはこっちの台詞! 助けてくれた恩人になんてこと言うの! てか、本人が気にしていることをわかってて言っている辺り全然美しくない!」
「なっ!?」
美しくないと言われてショックだったのか、ガーンという効果音が付くくらいサニーが目を見開いて固まった。その様子が面白いのかトリコとココさんは笑っている。
「ハッハッハッ! ココ以上にキツい毒舌だったみたいだな」
「フフッ。ありがとう、瑞貴ちゃん」
すると毒の効果が切れたのかヘビークリフが起き上がってきた。だけど襲い掛かることなく少しずつ後退している。その音でサニーも我に返った。
「見ろ、あんなに怒り狂ってたヘビークリフ共が警戒してるぞ」
「奴らの野生が危険を察知しているんだね。実際私もめちゃくちゃ感じているし!」
「全く手に負えねぇのは……こいつだけか!」
〈バオオォォオオオン!!〉
サニーが見上げたのはもちろんリーガルマンモス。左右で四本ある前足を思いっきり上げた。
「大丈夫。すでに手は打ってある」
毒を使うため放出した体の水分を補給のために、水筒の水を飲んだココさんがそう言うと、リーガルマンモスは苦しそうに体を沈ませていく。サニーは驚いてココさんを見た。
「何っ!?」
「すでに毒を!? さすがだぜ!」
「ブラボーココすわぁん!」
「なんて素早い対応!」
「フンッ!」
トリコと小松さんと一緒にココさんへ目を輝かせていたら、サニーは面白くなさそうにしていた。登場だけじゃなく根回しも欠かさない美しい行動だからね!
「それより、問題は体内……。リーガルマンモスの中に別の電磁波が見える。すでに美食會が潜入しているな」
「中にか!?」
「このサイズだ。仕留めるのはあきらめたんだろ。んで、体内に直接宝石の肉(ジュエルミート)を鳥に入ったと。さすが、美食會らしい下品でお下劣でキモい発想だな」
「まあ、普通のノッキングも効かないだろうしね」
よほどの手練れじゃない限りムリだ。私もノッキングの技術は高いと言えないし。
「ジュ、宝石の肉(ジュエルミート)……もう少しの所まで来ている……! 数多の宝石がくすんで見えるほどに、圧倒的な輝きを見せると言われる肉! 末端相場は100グラム・500万円! 全ての部位の味を兼ね備えた古代の食宝! あ~……一度でいいから見てみたい! 食べてみたい! できることなら店に入荷したい!」
「私も、てんこ盛りで撮りたい! 食べた~い!」
〈クポポッ!〉
「クルッポーも食べたいの?」
〈クポッ!〉
いざ宝石の肉(ジュエルミート)が目の前となると、小松さんやティナさんのテンションがハンパなかった。さっきまでヘビークリフやリーガルマンモスに恐れていた空気はどこ行った。