トリコ新技“ネイルガン”!!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
このバロン諸島のガララワニを始め、洞窟の砂浜のフグ鯨、第1ビオトープの宝石の肉(ジュエルミート)、ベジタブルスカイのオゾン草、グルメピラミッドのメロウコーラ……いろんな場所に行って、いろんな食材を捕獲してきた。
〈グルアアッ!〉
「ふんっ!」
新たな二本の蔓が襲いかかると、次に私の前に出たトリコが蔓をつかんで両脇に挟み足で踏ん張って引っ張り出す。
「いろんなことがあった……笑えることじゃねぇ。辛いことも、悲しいことも、たくさんあった!」
食林寺で美食會に寝返った千代さんを止めるため師匠・珍師範が瀕死になったり、小松さんの友人・大竹さんもまた美食會に寝返ったり、四獣の一件では薬膳餅と四天王がいなかったらたくさんの人々が犠牲になっていた……。
「だがな……――うまかった! 全てがうまかった! 全てが俺たちを……成長させた! おいしい経験ってやつだ! ぐおおっ!」
モンプランは重量級なのにトリコは一歩も動くことなく踏ん張りつつ、私たちに向かって言葉を続ける。
「『クッキングフェスに出る自信がねぇ』、『おこがましい』……そう言ってたな!?」
「「あっ……」」
「大丈夫だ! お前たちなら!」
「「!」」
「俺たちが経験してきたことを、いただいてきた生命は力を与えてくれている! お前たちと一緒に旅をして戦って、お前たちの料理を食ってきた俺が言うんだ! ――間違いねぇ!」
「トリコ……!」
「トリコさん……!」
小松さんの料理人と美食屋としてのパートナーであり、いずれ私の人生のパートナーになってくれるトリコ。彼がそう断言してくれるおかげで、私たちの不安がまるで魔法のように消し飛んでいく。
トリコは蔓を脇に挟んだまま顔の前に手を組んで固定して引っ張ると、ついにモンプランの蔓がちぎれた。しかし千切れたそばから新たな蔓が生える。
「俺たちの旅が、どれだけスゴかったのか…力を付けたのか……――証明してやるよ!」
「うん!」
〈グルアァァアアア!!〉
「竜巻乱舞!!」
私は風を操って竜巻を起こすと、蔓は全て私たちに当たらないどころか、さらに細かく風を使ってモンプランの蔓を全て絡ませて固結びにした。これでしばらく動けない。
「でもどうするの? 50連釘パンチでも奴の殻はすぐに回復しちゃうよ?」
「釘パンチだと、ダメージが奥に届くまでに時間がかかる! だから攻撃の最中に反撃に転じられ奴の殻も回復しちまう! ならば、一気に体の芯まで攻撃する50連を一撃で撃てばいい! 速く! 強い一撃を!」
〈グルアァァアアア!!〉
固めた蔓が使い物にならないとわかったのか、モンプランは新たな蔓を生やして私ではなくトリコに襲いかかる。対してトリコも攻撃するため構えているけど、あの体制はパンチを撃つのと同じ……釘パンチは通用しないなら、新技?
「この世の全ての食材に感謝を込めて、いただきます!!」
ブオオッ!
「「「「!?」」」」
構えたトリコの右腕の筋肉が一段と膨らんだと思いきや、溜めているパワーの余波みたいなのが私たちに風となって襲った。
「50連……ネイルガン!!」
バシュンッ!! ガガガガガ――……!!
トリコのパンチが再びモンプランの顎に命中したけど、さっきと違い地割れのように衝撃が一気にモンプランの体全体に行き渡り、芯にまでしっかり届いているのか割れ目から中身が現れていく。挙げ句、モンプランはかなりの高さまで吹っ飛んで落ちて来た。
「ごちそうさまでした!」
目を閉じて両手を合わせて挨拶をしたトリコ。皮は全て剥がれて今度こそモンプランは動かなくなった。
「トリコさん……!」
「『ネイルガン』――釘を高速で発射する釘打ち機……! 50連の釘パンチを、一撃でモンプランに撃ちつけた……スゴ過ぎますよ……!」
「やったな、トリコ!」
「ああ!」
感嘆の声を上げる小松さんと滝丸くん、そして勝利を喜ぶ愛丸さんに答えるトリコ。だけど私はあれほどの技に体への負担がないとは思えなくてトリコの元へ駆け寄る。
「トリコ、あんなスゴいの撃って大丈夫!? 怪我は!? 体の具合は!?」
「心配ねぇよ。だが、50連を一撃にまとめるのは腕への負担がハンパねぇ。まだ連発はできそうにねぇな」
「そっか……」
やっぱり今は体への代償は大きいみたいだけど、ヒドい状態じゃなくてひとまずホッとした。
〈グルアアッ!〉
「ふんっ!」
新たな二本の蔓が襲いかかると、次に私の前に出たトリコが蔓をつかんで両脇に挟み足で踏ん張って引っ張り出す。
「いろんなことがあった……笑えることじゃねぇ。辛いことも、悲しいことも、たくさんあった!」
食林寺で美食會に寝返った千代さんを止めるため師匠・珍師範が瀕死になったり、小松さんの友人・大竹さんもまた美食會に寝返ったり、四獣の一件では薬膳餅と四天王がいなかったらたくさんの人々が犠牲になっていた……。
「だがな……――うまかった! 全てがうまかった! 全てが俺たちを……成長させた! おいしい経験ってやつだ! ぐおおっ!」
モンプランは重量級なのにトリコは一歩も動くことなく踏ん張りつつ、私たちに向かって言葉を続ける。
「『クッキングフェスに出る自信がねぇ』、『おこがましい』……そう言ってたな!?」
「「あっ……」」
「大丈夫だ! お前たちなら!」
「「!」」
「俺たちが経験してきたことを、いただいてきた生命は力を与えてくれている! お前たちと一緒に旅をして戦って、お前たちの料理を食ってきた俺が言うんだ! ――間違いねぇ!」
「トリコ……!」
「トリコさん……!」
小松さんの料理人と美食屋としてのパートナーであり、いずれ私の人生のパートナーになってくれるトリコ。彼がそう断言してくれるおかげで、私たちの不安がまるで魔法のように消し飛んでいく。
トリコは蔓を脇に挟んだまま顔の前に手を組んで固定して引っ張ると、ついにモンプランの蔓がちぎれた。しかし千切れたそばから新たな蔓が生える。
「俺たちの旅が、どれだけスゴかったのか…力を付けたのか……――証明してやるよ!」
「うん!」
〈グルアァァアアア!!〉
「竜巻乱舞!!」
私は風を操って竜巻を起こすと、蔓は全て私たちに当たらないどころか、さらに細かく風を使ってモンプランの蔓を全て絡ませて固結びにした。これでしばらく動けない。
「でもどうするの? 50連釘パンチでも奴の殻はすぐに回復しちゃうよ?」
「釘パンチだと、ダメージが奥に届くまでに時間がかかる! だから攻撃の最中に反撃に転じられ奴の殻も回復しちまう! ならば、一気に体の芯まで攻撃する50連を一撃で撃てばいい! 速く! 強い一撃を!」
〈グルアァァアアア!!〉
固めた蔓が使い物にならないとわかったのか、モンプランは新たな蔓を生やして私ではなくトリコに襲いかかる。対してトリコも攻撃するため構えているけど、あの体制はパンチを撃つのと同じ……釘パンチは通用しないなら、新技?
「この世の全ての食材に感謝を込めて、いただきます!!」
ブオオッ!
「「「「!?」」」」
構えたトリコの右腕の筋肉が一段と膨らんだと思いきや、溜めているパワーの余波みたいなのが私たちに風となって襲った。
「50連……ネイルガン!!」
バシュンッ!! ガガガガガ――……!!
トリコのパンチが再びモンプランの顎に命中したけど、さっきと違い地割れのように衝撃が一気にモンプランの体全体に行き渡り、芯にまでしっかり届いているのか割れ目から中身が現れていく。挙げ句、モンプランはかなりの高さまで吹っ飛んで落ちて来た。
「ごちそうさまでした!」
目を閉じて両手を合わせて挨拶をしたトリコ。皮は全て剥がれて今度こそモンプランは動かなくなった。
「トリコさん……!」
「『ネイルガン』――釘を高速で発射する釘打ち機……! 50連の釘パンチを、一撃でモンプランに撃ちつけた……スゴ過ぎますよ……!」
「やったな、トリコ!」
「ああ!」
感嘆の声を上げる小松さんと滝丸くん、そして勝利を喜ぶ愛丸さんに答えるトリコ。だけど私はあれほどの技に体への負担がないとは思えなくてトリコの元へ駆け寄る。
「トリコ、あんなスゴいの撃って大丈夫!? 怪我は!? 体の具合は!?」
「心配ねぇよ。だが、50連を一撃にまとめるのは腕への負担がハンパねぇ。まだ連発はできそうにねぇな」
「そっか……」
やっぱり今は体への代償は大きいみたいだけど、ヒドい状態じゃなくてひとまずホッとした。