最強の助っ人! 激突、ココ対GTロボ!
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「それにしても瑞貴、なんでお兄ちゃんにお姫様抱っこされてたし?」
「えっ」
「まさか……お兄ちゃんとそういう仲になったんだし!? きゃ~!」
「何っ!?」
「違う違う! あれは不可抗力!」
顔を赤らめるリンちゃんは完全に誤解している! トリコがなんで過剰に反応したのかはともかく、誤解を解かなくては!
〈バオオォォオオオン!!〉
「「「「「「!」」」」」」
リーガルマンモスの鳴き声にサニーを筆頭に私たちは穴から出る。そこからでもリーガルマンモスがよく見えるくらい大きかった。
「これがリーガルマンモスだ!」
「なんつーサイズだよ! 子マンモスとは全然ちげぇ!」
「なんでこんな所に……?」
「子マンモスを探しに崖を降りて来たんだろうね」
「降りて来たんじゃなくて、落っこちて来たみたいだけどね」
てか、3000メートルの崖を落ちて来てよく無事だな。まだまだ元気だよ!? とりあえず私たちは刺激しないようにリーガルマンモスの足元へ向かう。
「にしても、どーするよ? こんなサイズじゃ触覚もノッキングも届かねーぞ?」
「っ、トリコ! サニー!」
「「!?」」
気配を感じた私は二人の名を呼んで薙刀を構える。ヘビークリフが穴から大量に出てきたのだ。リンちゃんも小松さんもティナさんも気づいて振り向く。
「何!?」
「ヘビークリフ!」
「こいつら……体を丸めて硬質化し、リーガルマンモス落下の衝撃から身を守りやがった!」
するとヘビークリフは筋肉を増幅させて私たちに向かって飛び掛かってきた。それも大量に!
「フライ返し!!」
「竜巻乱舞!!」
「ナイフ!!」
サニーのフライ返しや私の竜巻乱舞で吹っ飛ばすことはできても、トリコのナイフは体を再び丸めて硬質化したせいで斬れない。
「硬ぇ!? クッ!」
トリコは丸まったヘビークリフを持ち上げ、ボーリングのように他のヘビークリフを倒す。
「何も食ってねぇから力が入らねぇ!」
「「ヒイィ――ッ!!」」
「このぉ!」
小松さんとティナさんは岩影に隠れて避難し、リンちゃんもフレグランスを出すべく構える。再び大量のヘビークリフが襲い掛かろうとしたときだった――。
シュッ!
「なっ!?」
「にっ!?」
「えぇっ!?」
突然ヘビークリフに何かが掛かったと思ったら、次々と苦しそうに地面に倒れていく。トリコもサニーも私も驚いた。
「――死にはしない。全身麻痺の神経毒だ」
「毒……それにこの声って!」
私たちは見上げると、空から白いマントをなびかせた人物が着地した。それはよく知る人で、私とトリコは同時に声を上げる。
「「ココ/さん!」」
「やあ、遅くなったね」
フグ鯨のときに一緒に冒険した四天王の一人・ココさんだった。毒を出した手から紫色が引いていく。
「えっ」
「まさか……お兄ちゃんとそういう仲になったんだし!? きゃ~!」
「何っ!?」
「違う違う! あれは不可抗力!」
顔を赤らめるリンちゃんは完全に誤解している! トリコがなんで過剰に反応したのかはともかく、誤解を解かなくては!
〈バオオォォオオオン!!〉
「「「「「「!」」」」」」
リーガルマンモスの鳴き声にサニーを筆頭に私たちは穴から出る。そこからでもリーガルマンモスがよく見えるくらい大きかった。
「これがリーガルマンモスだ!」
「なんつーサイズだよ! 子マンモスとは全然ちげぇ!」
「なんでこんな所に……?」
「子マンモスを探しに崖を降りて来たんだろうね」
「降りて来たんじゃなくて、落っこちて来たみたいだけどね」
てか、3000メートルの崖を落ちて来てよく無事だな。まだまだ元気だよ!? とりあえず私たちは刺激しないようにリーガルマンモスの足元へ向かう。
「にしても、どーするよ? こんなサイズじゃ触覚もノッキングも届かねーぞ?」
「っ、トリコ! サニー!」
「「!?」」
気配を感じた私は二人の名を呼んで薙刀を構える。ヘビークリフが穴から大量に出てきたのだ。リンちゃんも小松さんもティナさんも気づいて振り向く。
「何!?」
「ヘビークリフ!」
「こいつら……体を丸めて硬質化し、リーガルマンモス落下の衝撃から身を守りやがった!」
するとヘビークリフは筋肉を増幅させて私たちに向かって飛び掛かってきた。それも大量に!
「フライ返し!!」
「竜巻乱舞!!」
「ナイフ!!」
サニーのフライ返しや私の竜巻乱舞で吹っ飛ばすことはできても、トリコのナイフは体を再び丸めて硬質化したせいで斬れない。
「硬ぇ!? クッ!」
トリコは丸まったヘビークリフを持ち上げ、ボーリングのように他のヘビークリフを倒す。
「何も食ってねぇから力が入らねぇ!」
「「ヒイィ――ッ!!」」
「このぉ!」
小松さんとティナさんは岩影に隠れて避難し、リンちゃんもフレグランスを出すべく構える。再び大量のヘビークリフが襲い掛かろうとしたときだった――。
シュッ!
「なっ!?」
「にっ!?」
「えぇっ!?」
突然ヘビークリフに何かが掛かったと思ったら、次々と苦しそうに地面に倒れていく。トリコもサニーも私も驚いた。
「――死にはしない。全身麻痺の神経毒だ」
「毒……それにこの声って!」
私たちは見上げると、空から白いマントをなびかせた人物が着地した。それはよく知る人で、私とトリコは同時に声を上げる。
「「ココ/さん!」」
「やあ、遅くなったね」
フグ鯨のときに一緒に冒険した四天王の一人・ココさんだった。毒を出した手から紫色が引いていく。