奇跡の食運で人類を救え‼
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そしてこの連絡は一方通行となっており、こちらから返事をすることはできないのでタイランは言葉を続ける。ちなみにこれは携帯だけでなく、ビルのモニターなどにも繋いでいた。
《緑の雨を浴びた連中よ、何度も言わねぇからよく聞きな。その雨は緑の雨(グリーンレイン)と呼ばれる猛毒だ。浴びれば一時間以内に死ぬ》
「えー! すこぶる雨じゃんかー!」
「あばばば!」
その連絡を聞いて白川は坂巻の両肩をつかむと前後に揺さぶった。外はずっと緑の雨(グリーンレイン)が降り注いでいるし、当然ながら自分たちも浴びてしまったのだから、残りの命があとわずかと聞いて慌てない訳がない。
「心配するなー!」
「「えっ?」」
「こいつはデマだ! とびっきり悪質なデマを流してやがるんだよ!」
「マ、マジですか……?」
「オウッ、断言しよう! 奴が言ってることはぜーんぶ嘘っぱち! 奴の人相の悪さを見ればわかんだろ!」
「人のこと言える顔ですか……」
人相が悪いからタイランの言っていることはデマと断言するゾンゲに、坂巻はゾンゲもタイランと変わらないというように小さい声で呟いた。
しかしタイランのことを知るティナが、三人に向かって否定の声を上げる。
「嘘なんかじゃないわ!」
「「「えっ?」」」
「タイランは毒料理の専門家、それもIGO非加盟国の料理人でありながら、グルメランキング30位以内に入る腕の立つ料理人」
「「「えああっ!?」」」
ゾンゲが言いだしっぺとはいえ、あれほど『言っていることはデマ』、『人相が悪い』と豪語していたのに、まさかそんなに有名な料理人と知らず、三人はショックのあまりそろって顔は青ざめて口は顎が外れていた。
「毒に関しては詳しいわ……。それに、人前に顔を出さないので有名な彼がわざわざこうして言うんだもの。――間違いない」
「「「がああっ……!」」」
「本当のことよ!」
自分たちと(何故か)縁があるティナにまで断言されて、やっとタイランの言葉と現状に危機を感じたらしい。それも雨に濡れて随分と経つので自分たちの命はもう一時間もないだろう。
《もうじきお前らは死ぬ》
「ヒイッ……!」
「だあっ……!」
「あががが……!」
《だが心配するな》
「「「!」」」
タイランのその言葉に、白川と坂巻とゾンゲは頭と顎に手を当てて外れていた顎を元に戻した。顔はまだ青ざめたままだが。
《これから俺が教える、毒の効果を遅らせるツボを押せば少しだけ命は延びる。トータル5分ほどのマッサージだが、かなり複雑だから集中してついて来い。動画は繰り返し流す。観てない連中にも伝えてくれ。ではいくぞ。まずは――》
「ああっ! ちょっ、待て! 待てって! 早い!」
「ああっ!」
ゾンゲは携帯を持っていないため、タイランの動画をジックリみるため白川の携帯を横取りしようとしていた。
♪ピリリリリ、ピリリリリ♪
「電話?」
三人を横目で見ていたティナの携帯が鳴り出すと、着信の相手は『非通知』と表示されていた。こんなときに誰なのかと恐る恐るティナは出てみる。
「もしもし……――あなたは!」
《緑の雨を浴びた連中よ、何度も言わねぇからよく聞きな。その雨は緑の雨(グリーンレイン)と呼ばれる猛毒だ。浴びれば一時間以内に死ぬ》
「えー! すこぶる雨じゃんかー!」
「あばばば!」
その連絡を聞いて白川は坂巻の両肩をつかむと前後に揺さぶった。外はずっと緑の雨(グリーンレイン)が降り注いでいるし、当然ながら自分たちも浴びてしまったのだから、残りの命があとわずかと聞いて慌てない訳がない。
「心配するなー!」
「「えっ?」」
「こいつはデマだ! とびっきり悪質なデマを流してやがるんだよ!」
「マ、マジですか……?」
「オウッ、断言しよう! 奴が言ってることはぜーんぶ嘘っぱち! 奴の人相の悪さを見ればわかんだろ!」
「人のこと言える顔ですか……」
人相が悪いからタイランの言っていることはデマと断言するゾンゲに、坂巻はゾンゲもタイランと変わらないというように小さい声で呟いた。
しかしタイランのことを知るティナが、三人に向かって否定の声を上げる。
「嘘なんかじゃないわ!」
「「「えっ?」」」
「タイランは毒料理の専門家、それもIGO非加盟国の料理人でありながら、グルメランキング30位以内に入る腕の立つ料理人」
「「「えああっ!?」」」
ゾンゲが言いだしっぺとはいえ、あれほど『言っていることはデマ』、『人相が悪い』と豪語していたのに、まさかそんなに有名な料理人と知らず、三人はショックのあまりそろって顔は青ざめて口は顎が外れていた。
「毒に関しては詳しいわ……。それに、人前に顔を出さないので有名な彼がわざわざこうして言うんだもの。――間違いない」
「「「がああっ……!」」」
「本当のことよ!」
自分たちと(何故か)縁があるティナにまで断言されて、やっとタイランの言葉と現状に危機を感じたらしい。それも雨に濡れて随分と経つので自分たちの命はもう一時間もないだろう。
《もうじきお前らは死ぬ》
「ヒイッ……!」
「だあっ……!」
「あががが……!」
《だが心配するな》
「「「!」」」
タイランのその言葉に、白川と坂巻とゾンゲは頭と顎に手を当てて外れていた顎を元に戻した。顔はまだ青ざめたままだが。
《これから俺が教える、毒の効果を遅らせるツボを押せば少しだけ命は延びる。トータル5分ほどのマッサージだが、かなり複雑だから集中してついて来い。動画は繰り返し流す。観てない連中にも伝えてくれ。ではいくぞ。まずは――》
「ああっ! ちょっ、待て! 待てって! 早い!」
「ああっ!」
ゾンゲは携帯を持っていないため、タイランの動画をジックリみるため白川の携帯を横取りしようとしていた。
♪ピリリリリ、ピリリリリ♪
「電話?」
三人を横目で見ていたティナの携帯が鳴り出すと、着信の相手は『非通知』と表示されていた。こんなときに誰なのかと恐る恐るティナは出てみる。
「もしもし……――あなたは!」