四天王最大の窮地! ##NAME1##と小松の決意!
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〈ゴアアァァアアア!!〉
「「「「うおおぉぉおおおお!!」」」」
……雄叫びを上げる四獣に対し、四天王はグルメ細胞のオーラを象ったそれぞれの悪魔を呼び出すと、四方で囲んで四獣を力強く抑えつける。
「キャノンフォーク!!」
トリコが数多くのフォークを出現させ……。
「髪誘導(ヘアリード)!!」
サニーが自分の髪でフォークを束ねて一つの巨大なフォークを作って誘導させ……。
「ポイズンコーティング!!」
ココがジャンプして右腕から発射させた毒をフォークに纏わせ……。
「サンダーノイズ!!」
ゼブラがさらに音の落雷をフォークに攻撃とスピードを追加した。
四天王の合体技が完成すると同時にグルメ細胞の悪魔が消え、四獣は解放された瞬間にフォークが突き刺さる。
「やったか!?」
トリコたちは自慢の技が決まってほしいと願いつつ着地したが、フォークは四獣に貫いたわけでも刺さったわけでもなく、四獣の口に挟まれていた。さらに噛み砕かれて粉々になった上に四獣にダメージはない。
〈オオォォオオオ!!〉
「「「「ぐあっ!」」」」
四獣の体から出た無数の腕に、四天王は弾き飛ばされる。その光景は中継となって街の至る所にあるモニターに流れているため、人々は絶望を強く感じていた。
「ぐうっ……! 俺たちの力はデカいのに…返してくる力もデカくなるってわけか……!」
四獣はダメージを与えればそれ以上の攻撃を返してくるし、先発隊とも呼べる四体が四天王と戦ったので彼らの攻撃パターンが読める上、現在の戦いで学習していく。
立ち上がったトリコとココとサニーとゼブラは、自分たちを見下して笑う四獣を見上げた。
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薬膳餅は特殊調理食材の上に並の料理人では作れない。そしてこの人数で完成した薬膳餅を食べられるのは五千万人のみ。全体が五億人として10分の1の命しか助けることができないと知り、厨房の空気はとても重たい。
「では、残酷ですが……薬膳餅を渡す五千万人を決めましょう」
「……ダメですよ、そんなの」
「!」
選別しようと足を進めるヨハネスさんを止めたのは、小松さんの弱々しくもハッキリとした声だ。
「他の人は見殺しですか……!?」
「しかし今はもう時間がない! すぐに調理にとりかからないと、誰一人助かりませんよ!」
「クッ……!」
「――別の方法を見つけます」
「えっ……」
「薬膳餅を一般の料理人でも簡単に作れる調理方法を見つけてみせます!」
「「「「「!?」」」」」
私が一歩前を出ると、ヨハネスさんや小松さんだけでなくこの場にいる全員に向かってそう言った。もちろん、この薬膳餅の調理の仕方を教えてくれたユダシェフにも。