四天王最大の窮地! ##NAME1##と小松の決意!
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「どうして!?」
「特殊調理食材じゃからじゃよ」
「あっ……」
「わしが見本を作るのを見たじゃろ。色米のバランスから、蒸す時間、臼でつく回数……薬膳餅は全てが1ミリでも狂うと完成しない、特殊調理食材なんじゃ」
「…………」
〈ユーンユーン……〉
薬膳餅の調理は確かに手間がかかって一つでも失敗することができない。それは並の料理人では付け焼刃にもならないだろうと告げるユダシェフ。落ち込む小松さんにユンちゃんが慰めるように鳴いた。
「残念ながら何万人来た所で、我々以外の料理人には調理はできぬ」
「今この近辺でいる料理人で、薬膳餅を作れる料理人は私たちだけってわけね」
「仕方ありません。薬膳餅を渡す五千万人を決めておく必要がありますね」
「えっ! そ、そ、そんな……!」
「っ!」
ユダシェフとライブベアラーに引き続き、ヨハネスさんから出た言葉に小松さんはショックのあまり後ずさり、私は歯を食いしばって拳を握りしめた。
一向にも止まないこの緑の雨(グリーンレイン)……四獣の魔の手から逃げる人々は構わず雨に濡れているだろうし、五千万人の選定は恐らく国の重鎮や側近たちが優先される。残りの一般人とも呼べる人々に薬膳餅を渡すことなど――ないということだ。
☆☆☆☆☆
……激しさを増す緑の雨(グリーンレイン)に打たれる人々。この雨が有害と知らないので構わず移動を続けたり、濡れながらも黄緑色の雨を不気味に感じている。
ブワアァァ――……。
「なんだ? 霧か?」
「なんだこれは!?」
「ヤバいぞ!」
緑の雨(グリーンレイン)に続いて水色の霧が出始めたので、得体のしれない霧に人々はさらに恐怖が増してきた。しかし一人がふと気づく。
「あっ! いや、これはもしかして!」
「おおっ! 霧が雨除けになってるぞ!」
「「「「「ワアアァァアアア!!」」」」」」
一人二人と霧が雨から守ってくれるとわかり、喜びの声が上がっていく。
「あれは……!」
そんな中、現場の状況を記録するため、クルッポーと共にずっとカメラで撮影していたティナが、ビルの屋上で自分たちを見下ろすテリーと、その隣でエンドルフィンスモークを出し続けるリンを見つける。
「あれは……リンさん?」
〈クーポ……!〉
「この雨って……――もしかして!」
リンが必死な表情で雨から自分たちを守ろうとしている姿を見て、ティナはこの雨がただの雨ではないと気づいた。
「特殊調理食材じゃからじゃよ」
「あっ……」
「わしが見本を作るのを見たじゃろ。色米のバランスから、蒸す時間、臼でつく回数……薬膳餅は全てが1ミリでも狂うと完成しない、特殊調理食材なんじゃ」
「…………」
〈ユーンユーン……〉
薬膳餅の調理は確かに手間がかかって一つでも失敗することができない。それは並の料理人では付け焼刃にもならないだろうと告げるユダシェフ。落ち込む小松さんにユンちゃんが慰めるように鳴いた。
「残念ながら何万人来た所で、我々以外の料理人には調理はできぬ」
「今この近辺でいる料理人で、薬膳餅を作れる料理人は私たちだけってわけね」
「仕方ありません。薬膳餅を渡す五千万人を決めておく必要がありますね」
「えっ! そ、そ、そんな……!」
「っ!」
ユダシェフとライブベアラーに引き続き、ヨハネスさんから出た言葉に小松さんはショックのあまり後ずさり、私は歯を食いしばって拳を握りしめた。
一向にも止まないこの緑の雨(グリーンレイン)……四獣の魔の手から逃げる人々は構わず雨に濡れているだろうし、五千万人の選定は恐らく国の重鎮や側近たちが優先される。残りの一般人とも呼べる人々に薬膳餅を渡すことなど――ないということだ。
☆☆☆☆☆
……激しさを増す緑の雨(グリーンレイン)に打たれる人々。この雨が有害と知らないので構わず移動を続けたり、濡れながらも黄緑色の雨を不気味に感じている。
ブワアァァ――……。
「なんだ? 霧か?」
「なんだこれは!?」
「ヤバいぞ!」
緑の雨(グリーンレイン)に続いて水色の霧が出始めたので、得体のしれない霧に人々はさらに恐怖が増してきた。しかし一人がふと気づく。
「あっ! いや、これはもしかして!」
「おおっ! 霧が雨除けになってるぞ!」
「「「「「ワアアァァアアア!!」」」」」」
一人二人と霧が雨から守ってくれるとわかり、喜びの声が上がっていく。
「あれは……!」
そんな中、現場の状況を記録するため、クルッポーと共にずっとカメラで撮影していたティナが、ビルの屋上で自分たちを見下ろすテリーと、その隣でエンドルフィンスモークを出し続けるリンを見つける。
「あれは……リンさん?」
〈クーポ……!〉
「この雨って……――もしかして!」
リンが必死な表情で雨から自分たちを守ろうとしている姿を見て、ティナはこの雨がただの雨ではないと気づいた。