四天王最大の窮地! ##NAME1##と小松の決意!
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「この濃い霧で雨をガードすることはできないかな」
「嫌だし!」
「えっ」
「「「「!」」」」
「ウチもトリコと一緒に戦うし!」
リンは大好きな人のためにも戦いと思っていた。相手は四天王が束になっても一筋縄もいかない四獣だ。彼らと同等の実力を持つ瑞貴もいない今、少しでも戦力になりたいとリンは思っているのだ。
「お嬢ちゃん」
「!」
「雨の濃度が薄まって毒を弱められるかもしれないよ」
「……っ」
「リン」
「……トリコ」
「もう一度言う。雨に濡れてる人々を避難させるんだ。これが今、お前にできることだ。そして……――それがお前の戦いだ。俺たちは一緒に戦ってるんだ!」
「トリコ……!」
その言葉でリンはハッとした。瑞貴と小松は解毒料理を作ること、トリコたちは四獣を倒すこと、やり方は違えどそれぞれが自分の戦いをしている。リンもまた自分が戦う場所がこの場ではないことに気づいた。
「頼む!」
「うん、わかった。やってみるし!」
「オウッ!」
「トリコも、死なないでね!」
「ああ! お前のエンドルフィンスモークのおかげで、痛みも弱まった!」
「四獣倒すの、頼んだし!」
そう言い残してリンはテリーに乗り、人々の避難誘導へと向かった。そのうしろ姿をトリコは優しく微笑んで見送った。
「ンだよ、鉄平!」
「ん?」
「おい! 四獣倒すの手伝ってくんねーの!?」
サニーが鉄平に向かって声を上げたのに気づいてトリコも振り向くと、鉄平が歩き出していたが明らかに戦おうとしているわけではないと気づく。
「猛獣の退治……つまり、食材の捕獲は美食屋の仕事だろ」
「「「「っ……」」」」
「誰の依頼か知らねぇが、しっかりやりなよ」
「依頼は……」
「「「「あのスパルタジジィだよ!」」」」
トリコを始め四天王の脳裏に陽気にVサインする一龍が浮かんで声を荒げた。容赦のなさは子供のころから知っているので、トリコとサニーとゼブラならまだしもココですら口が悪くなっている。
「このままじゃ、会長(オヤジ)に笑われちまう! よっしゃ! 倒すぜ、四獣!」
グルメ界に行くため数々の修業をこなしてレベルアップしたのに、四獣を倒せないようでは『未熟者』の烙印を一龍に押されてしまう。それは心底嫌だと思ったトリコたちは、再び気合いを入れ直した。
「トリコ」
「ん!?」
「あの化け物は『再生』させられている……間違いない。目的はわからんが、黒幕がいるぞ。気をつけろよ」
「っ! ったく会長(オヤジ)め……そいつを見つけるのも依頼に入ってんのか!?」
「フッ」
トリコたちは瑞貴たちが見た一龍の動画の続きを観ていないため、この四獣を再生させた黒幕がいることを知らなかった。それを鉄平に告げられて驚きはしたものの仕事が一つ増えただけだと思った。
「わかったよ!」
「「「「うおおぉぉおおお!!」」」」
グルメ細胞のオーラを全開に出す四天王。それを感じた四獣はまるで『そこにいたのか』というように笑っていた。
「嫌だし!」
「えっ」
「「「「!」」」」
「ウチもトリコと一緒に戦うし!」
リンは大好きな人のためにも戦いと思っていた。相手は四天王が束になっても一筋縄もいかない四獣だ。彼らと同等の実力を持つ瑞貴もいない今、少しでも戦力になりたいとリンは思っているのだ。
「お嬢ちゃん」
「!」
「雨の濃度が薄まって毒を弱められるかもしれないよ」
「……っ」
「リン」
「……トリコ」
「もう一度言う。雨に濡れてる人々を避難させるんだ。これが今、お前にできることだ。そして……――それがお前の戦いだ。俺たちは一緒に戦ってるんだ!」
「トリコ……!」
その言葉でリンはハッとした。瑞貴と小松は解毒料理を作ること、トリコたちは四獣を倒すこと、やり方は違えどそれぞれが自分の戦いをしている。リンもまた自分が戦う場所がこの場ではないことに気づいた。
「頼む!」
「うん、わかった。やってみるし!」
「オウッ!」
「トリコも、死なないでね!」
「ああ! お前のエンドルフィンスモークのおかげで、痛みも弱まった!」
「四獣倒すの、頼んだし!」
そう言い残してリンはテリーに乗り、人々の避難誘導へと向かった。そのうしろ姿をトリコは優しく微笑んで見送った。
「ンだよ、鉄平!」
「ん?」
「おい! 四獣倒すの手伝ってくんねーの!?」
サニーが鉄平に向かって声を上げたのに気づいてトリコも振り向くと、鉄平が歩き出していたが明らかに戦おうとしているわけではないと気づく。
「猛獣の退治……つまり、食材の捕獲は美食屋の仕事だろ」
「「「「っ……」」」」
「誰の依頼か知らねぇが、しっかりやりなよ」
「依頼は……」
「「「「あのスパルタジジィだよ!」」」」
トリコを始め四天王の脳裏に陽気にVサインする一龍が浮かんで声を荒げた。容赦のなさは子供のころから知っているので、トリコとサニーとゼブラならまだしもココですら口が悪くなっている。
「このままじゃ、会長(オヤジ)に笑われちまう! よっしゃ! 倒すぜ、四獣!」
グルメ界に行くため数々の修業をこなしてレベルアップしたのに、四獣を倒せないようでは『未熟者』の烙印を一龍に押されてしまう。それは心底嫌だと思ったトリコたちは、再び気合いを入れ直した。
「トリコ」
「ん!?」
「あの化け物は『再生』させられている……間違いない。目的はわからんが、黒幕がいるぞ。気をつけろよ」
「っ! ったく会長(オヤジ)め……そいつを見つけるのも依頼に入ってんのか!?」
「フッ」
トリコたちは瑞貴たちが見た一龍の動画の続きを観ていないため、この四獣を再生させた黒幕がいることを知らなかった。それを鉄平に告げられて驚きはしたものの仕事が一つ増えただけだと思った。
「わかったよ!」
「「「「うおおぉぉおおお!!」」」」
グルメ細胞のオーラを全開に出す四天王。それを感じた四獣はまるで『そこにいたのか』というように笑っていた。