魔のゲーム! デビルアスレチックをクリアしろ!
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「普通に歩いて登るのさ。俺にとっちゃ、ンな崖ただの地面とな~んも変わらん」
「うええぇぇえええ!?」
「少しの速足で時速5キロ、36分もあれば登れるだろ。フフッ、楽しみだぜ。古代の食宝・リーガルマンモス!」
「……あの、私も小松さんみたいに運ぶという考えは?」
「ンなモンあるわけねぇだろ」
即答デスカ……。私この頃拒否権というのを持ったことない気がする……。
「……少しいただけで、お前(マ)は人に頼らず生きてきたのがわかったし」
「っ!」
サニーの言葉は的(マト)を射ていた。私は当時の施設で子供たちの中でも一番年上で、園長先生からも頼りにされたし、今まで一人暮らしだったから人に頼る方法がわからなかった。
「だから人の好意はありがたく受け取れ。これからの戦いに備えて体力を残すことも考えるし」
「はい……」
「よし」
ごもっともな言葉に私は大人しく頷くと、サニーもそれを確認した。
「んじゃ、このままでいいな」
「それに納得した覚えはないわ!」
「てか、お前(マ)抱き心地いいな」
「サニーさん!?」
「サラッと何言ってんのよ!」
ビシッ!
「ッテェ!」
(僕がいるってのにイチャついてる……。サニーさんが羨ましい……)
危ない発言したサニーに私はチョップをくらわした。喜ぶべきどころか恥ずかしいわ!
「ぎゃ――っ!! ホントにムリですムリです! サニーさんムリですー!」
「静かに!」
「…………」
さっきからずっと叫びっぱなしの小松さんだったけど、サニーのひと言で口に手を当てることで閉ざした。何故なら……この先には捕獲レベル30の哺乳獣類・ヘビークリフの巣があるのだから。
「リーガルウォールの主・ヘビークリフ」
「確か、何もしなければ襲って来ないよね」
「ああ。その代わり、怒ったらハンパなく厄介だからな。ぜって刺激すんじゃねぇぞ」
「うん」
「ハイ~……」
ヘビークリフの前を通っているから小松さんは青ざめている。するとパラパラと石屑が落ちてきた。
「なんだ?」
「空が暗くなってきましたよ……雨雲ですかね……?」
「っ! 残念だけど、雨雲じゃなさそうだよ……」
空から見える大きな黒いモノは、雲じゃなくて落ちてくる猛獣なのだ。
「ぎえぇ――っ!!」
「なんだありゃあ――っ!!」
「嘘――っ!!」
ヘビークリフの巣をたくさん覆うくらいの大きさを持つ巨大リーガルマンモスが、どんどん落下して私たちに迫って来た。
「うええぇぇえええ!?」
「少しの速足で時速5キロ、36分もあれば登れるだろ。フフッ、楽しみだぜ。古代の食宝・リーガルマンモス!」
「……あの、私も小松さんみたいに運ぶという考えは?」
「ンなモンあるわけねぇだろ」
即答デスカ……。私この頃拒否権というのを持ったことない気がする……。
「……少しいただけで、お前(マ)は人に頼らず生きてきたのがわかったし」
「っ!」
サニーの言葉は的(マト)を射ていた。私は当時の施設で子供たちの中でも一番年上で、園長先生からも頼りにされたし、今まで一人暮らしだったから人に頼る方法がわからなかった。
「だから人の好意はありがたく受け取れ。これからの戦いに備えて体力を残すことも考えるし」
「はい……」
「よし」
ごもっともな言葉に私は大人しく頷くと、サニーもそれを確認した。
「んじゃ、このままでいいな」
「それに納得した覚えはないわ!」
「てか、お前(マ)抱き心地いいな」
「サニーさん!?」
「サラッと何言ってんのよ!」
ビシッ!
「ッテェ!」
(僕がいるってのにイチャついてる……。サニーさんが羨ましい……)
危ない発言したサニーに私はチョップをくらわした。喜ぶべきどころか恥ずかしいわ!
「ぎゃ――っ!! ホントにムリですムリです! サニーさんムリですー!」
「静かに!」
「…………」
さっきからずっと叫びっぱなしの小松さんだったけど、サニーのひと言で口に手を当てることで閉ざした。何故なら……この先には捕獲レベル30の哺乳獣類・ヘビークリフの巣があるのだから。
「リーガルウォールの主・ヘビークリフ」
「確か、何もしなければ襲って来ないよね」
「ああ。その代わり、怒ったらハンパなく厄介だからな。ぜって刺激すんじゃねぇぞ」
「うん」
「ハイ~……」
ヘビークリフの前を通っているから小松さんは青ざめている。するとパラパラと石屑が落ちてきた。
「なんだ?」
「空が暗くなってきましたよ……雨雲ですかね……?」
「っ! 残念だけど、雨雲じゃなさそうだよ……」
空から見える大きな黒いモノは、雲じゃなくて落ちてくる猛獣なのだ。
「ぎえぇ――っ!!」
「なんだありゃあ――っ!!」
「嘘――っ!!」
ヘビークリフの巣をたくさん覆うくらいの大きさを持つ巨大リーガルマンモスが、どんどん落下して私たちに迫って来た。