四天王最大の窮地! ##NAME1##と小松の決意!
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……ビルや数々の建物を破壊していく四獣だが、その瓦礫の中に倒れる四天王がそこにいた。
「エンドルフィンスモーク!!」
テリーの上からリンは鎮痛作用のあるエンドルフィンスモークを繰り出した。そのスモークが辺り一面に広がると、リンはテリーから降りて駆け寄る。
「大丈夫!? トリコ! お兄ちゃんたちも平気!?」
「ありがとよ、リン!」
エンドルフィンスモークの効果のおかげか、トリコたちもまたリンの元へ駆け寄れるくらい動けるようになった。
「ったく、チョーシに乗った野郎だぜ」
「さすがに350ともなると、簡単にはいかねぇな」
「で、どーする?」
「どうもこうもねぇ! 早ぇとこ倒しちまおうぜ!」
「むやみやたらに突っ込んだ所で、また同じだぞ」
「けどよ、やるっきゃねぇよな」
サニーもゼブラもココもトリコも、今までとは比べ物にならない四獣を倒せるかどうか怪しくなってきた。
「リン。――お前はここから離れてろ」
「えっ!」
「雨に濡れてる人々を、避難させるんだ。他の奴らは俺たちみてぇに瑞貴に延命措置を受けているわけじゃない」
緑の雨(グリーンレイン)の毒を受けたら命が尽きるタイムリミットは一時間だ。トリコは自分たちは瑞貴の紅蒼延命(コウソウエンメイ)で命は延びたが、他の人々はそうはいかない。少しでも犠牲者を出さないように、この雨をこれ以上受けないようにトリコはリンに指示を出した。……そのとき、リンがショックを受けていたことに気づかずに。
ゴゴゴゴゴ――!
するとトリコたち全員の頭上に幾本の木の根が現れると、まるで傘のように緑の雨(グリーンレイン)から守ってくれた。
「これは……!?」
「――アンブレラツリーだ」
「「「「「!」」」」」
「まだ毒とも知らずにこの雨を浴びてる人たちはたくさんいる。一刻も早く避難させないと」
「鉄平!」
この木の傘――アンブレラツリーを再生屋・鉄平が姿を見せたので、トリコは声を上げたが……。
「ああっ!? 再生屋だぁ!?」
「おおっと、昔ことを持ち出すのは野暮ってモンだぜ。今はそれどころじゃないだろう」
「あ~。与作と鉄平の二人の再生屋に、グルメ刑務所に入れられちまったんだったな、ゼブラ」
「ケッ!」
ゼブラが鉄平に向かって敵意丸出しの理由をサニーが指差して言うと、ゼブラは不服そうに吐き捨てた。それを無視して鉄平はしゃがみこむとスモークの一部を片手ですくい上げる。