トリコ新たなる危機 忍び寄る四獣の本体‼
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
☆☆☆☆☆
「小松! リン! つかまれ!」
「は、はい!」
「フィル、私たちもいくよ!」
〈クウウウッ!〉
テリーに乗ったトリコが手を差し伸べたので、リンちゃんと小松さんはそれにつかまってテリーの背に乗った。そして私を背に乗せているフィルはテリーと並んで走り出したので、お互いの会話をすることができる。
「おいおい! 実は一匹って四獣ってのはいったいどうなってやがんだ!?」
「会長が、メッセージ動画で言ってたし」
四獣は四匹ではなく一匹――四獣の司令塔である本体は、地中で手足に球根のような命の種を育てている。その種が数百年かけて成獣にまで育ったのが、四匹の獣。本体はその四体を人間界へ放ち、たらふく人間を食べさせる。
そして四匹が戻ってきたところを取り込むことで、人間を吸収する。これがいつもの四獣のパターンだと言っていた。だけど――。
『じゃが、前回送り込んだ四匹をわしが追い払った。だから奴らは人間を食うこともままならなかった。それどころか瀕死の重傷を負って戻ったからのう。ワンパターンの四獣も、さすがに作戦を変えるかもしれん。本体が人間界に赴く可能性があるやも……』
「本体が人間界に!? そうか、テリー! あのときお前が見ていた方向は人間界の中心!」
〈ワウッ!〉
「そういえば瑞貴さんとフィルが見ていたのも、同じ方向でしたね」
「うん。そのときはわからなかったけど、あれは四獣の本体がいることを教えてくれたんだ……!」
これも言い訳にしかならないけど、原作を覚えていないのがアダになったな……。あー! 時の流れって虚しい!
☆☆☆☆☆
……フードパーク広場では、四獣が地中に潜ったことから四天王が勝ったのだと歓喜の声を上げている。
「四獣が逃げた!」
「四獣を追い払ったんだ!」
「四天王が勝った! 勝ったんだ……人類が!」
誰もが四天王が四獣を追い払ったことにより、人類の勝利だと思っていた。
しかし一般人の中では四天王と長い付き合いであるティナは、モニターにアップされたテリーの顔が険しいことに気付く。
「テリーの様子が、おかしい……」
〈クルッポー?〉