トリコ新たなる危機 忍び寄る四獣の本体‼
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……マウントタートルの頭上では未だにボイス流星群が降り注ぐが、マウントタートルを倒すどころか致命傷までは至らなかった。
「ホォ~。ボイス流星群だけじゃ倒れねぇとはな……――そうこなくっちゃあな!」
〈オ゙オ゙ォォオオオ!!〉
ついにボイス流星群がやみ、マウントタートルはその図体とは裏腹に素早く突進して来る。それにゼブラは拳を握った左腕を構えていた。
「パンチの破壊力に音の振動を乗せる……」
〈オ゙オ゙ォォオオオ!!〉
「するとどうだ? お前の組織は内部から破壊される!」
ゼブラの声を伝うように肩から腕へ、そして拳へとパワーが溜まりゼブラの筋肉が膨れ上がる。
「ビートパンチ!!」
ゼブラのビートパンチがマウントタートルの頬に思いっきり命中すると、そこからマウントタートルの内部から全体へと破壊する衝撃の音が響いていた。
「少しは勉強になったか? 『決してチョーシに乗るな』だぜ。あの世でしっかり復習しな」
ついにマウントタートルは体全体が噴火したかのように、自身がマグマと炎に包まれた。
「チョーシに乗った罰だ」
〈オ゙オ゙ォォオオオ!!〉
「ん? 様子がおかしい……生き物の死に際は腐るほど見てきたが、こいつの悲鳴は断末魔じゃねぇ。こいつの命は、まだ終わってねぇな」
ピピピピッ――!
「あ? なんだ?」
突如音が鳴ったモノの正体は、ポケットに入れていたメジャートングだ。ゼブラもリンからもらっていたが、マウントタートルの捕獲レベルを測定するなどめんどくさいことはしなかった。
しかしこれは通信器にもなっており、ゼブラだけでなく四天王全員にも同時発信されている。
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トリコが牙王を倒したということは、他のみんなも四獣をたおせたということだ。何も知らない状況なら私たちは素直に喜んでいたけど、一龍会長のメッセージを見た今はそう思わない。
現時点で決着がひと段落したのを確認したリンちゃんは、メジャートングを通じて四天王に呼びかけている。
「トリコ、ココ、ゼブラ、お兄ちゃん、聞こえる!?」
《リン? ああ、こいつには通信機能があるのか》
「ヤバいし! 大変なことがわかったし! 四獣は四匹じゃなくて一匹だし!」
《何ぃ!?》
《四匹じゃないって!?》
《フンッ》
《リン、どういうことだ!?》
「一龍会長のメッセージ動画、続きを見たら……そう言ってたし……」
途中までしかメッセージを見ていないから、サニーとココさんとゼブラとトリコの驚いた声が聞こえる。引き続きリンちゃんは詳細を伝える。
絶命しているわけではないとわかり、私はリンちゃんから牙王へ再び顔を向けると……。