トリコ新たなる危機 忍び寄る四獣の本体‼
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……サニーをまだ倒せていないとわかったキングオクトパスコングは、何故か体から生やした触手を構えたまま動かない。いや、動けないでいた。
〈…………!〉
「そのキモデカい図体でも、動けなくちゃ意味ねぇな」
キングオクトパスコングの前には、自慢の髪を美しくたなびかせて宙に浮かぶサニーがいる。
「足掻いてもムダだ。自慢のタコ足もピクリとも動かねーだろ。そいつは触覚で動きを封じる髪(ヘア)ロックじゃない……お前(マ)みたいな怪力野郎は髪(ヘア)ロックだと髪を千切られかねん。食義で繊細さを増した俺(レ)の髪は、すでにお前(マ)の神経に侵入し触手の動きを乗っ取っている」
神経を乗っ取られたということは、自分で動かすことができないということだ。そしてその主導権を持ちキングオクトパスコングを自由自在に操れるのはサニーだけである。
「髪(ヘア)マリオネット……もはや、お前(マ)は俺の操り人形なのさ。まっ、お前(マ)の体内に髪を入れるのはメッチャキショいけど」
〈ゲゲロロアア……!〉
ズパアンッ! ズパアンッ!
何かを撃っては撃ち返す音にキングオクトパスコングが目線を上に上げると、サニーの髪が束ねて現れたヘアモンスターがパンチを撃ってその衝撃を見えない何かが跳ね返し、それをヘアモンスターが撃ち返す……その繰り返しをしていた。
「さらに、髪(ヘア)パンチを自ら放ち、スーパーフライ返しで返す……それを何度も往復させる。多少(タショ)は時間かかるがパンチの威力はその度に増大する。残り少ない髪でも、すーパーフライ返しを繰り返すことで充分な力を溜めることが可能ってわけだ」
〈!〉
それを見聞きしたキングオクトパスコングは、パワーが溜まる前に倒さねばと思い新たに触手を大量に生やした。――しかしもう遅い。
「スーパーヘアショット!!」
ヘアモンスターが撃ち出したパンチが命中し、キングオクトパスコングは派手にぶっ飛んだ。
「あーあー。すっ飛ぶ様もブッサイクだー!」