本領発揮! 小松の食義 実食! 幻の“全麺”
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――節乃さんが私たちをホテルグルメの外に連れ出したら、そこには節乃さんのマークがある『全麺屋』と暖簾まで下げたピンクのキッチンカーがあった。……しかもそれだけじゃない。
「えー!?」
「私たちが屋台を!?」
「お客さんに全麺を振る舞っておくれ」
ほとんど丸投げなんじゃない!? ていうか、いつの間にかティナさんがいる上に自前のカメラをセットして撮影開始しているし……。
「なんと今日、あの幻の麺・全麺が復活! 解禁されます! スクープの匂う所にグルメキャスター・ティナあり!」
〈クポッ!〉
「今日もバッチリ全麺のスクープ、いただくわよ!」
〈クルッポー!〉
ティナさんもクルッポーも久しぶりとはいえ全然変わっていないなぁ。でも元気そうで何よりだね。
「トリコのいる所にリンありだし!」
「リンさん!」
「あっ!」
またもやいつの間にか現れたリンちゃんがトリコの腕にしがみついた。その光景にイラッときた私は思わず声を上げて頬を膨らませているとリンちゃんは目をパチクリしていた。
(へぇ~、瑞貴もいっちょまえにヤキモチ妬くようになったし。でも宣戦布告した通りトリコは渡さないし!)
……しかし当の本人であるトリコは、腕にしがみついているリンも、やっと自分に好意を向けてくれた瑞貴が嫉妬していることも知らず、ずっと屋台を見てヨダレを垂らしていた。
「さあ早く食おうぜ! で、どうやって食べるんだ?」
「みんなの好みに合った麺で食べてもらうの」
「ですよね、節乃さん」
「ウム、その通りじゃ」
これから販売することも兼ねて私は舞獣姫の仮面も付け、小松さんと一緒にキッチンカーの中に入る。最初のお客さんはやっぱりこの場にいるみんなだよね。
「全麺は切り方、茹で方でどんな麺にもなるんです。こねているとわかるんです。太めに切って、よく茹でると……うどんになります!」
「うめー! このモチモチ食感! 麺にコシがあるというか、コシが座ってる!」
「生地を細めに切って調理すれば……はい! センチュリースープスパゲッティだよ!」
〈ユ~ン!〉
〈クポ~!〉
私が両手の皿をリンちゃんとティナさんに渡して、ユンちゃんが節乃さんとトリコへ運んでくれた。そしてお客さんを呼ぶ売り子にもなってくれるなんて……ユンちゃん、お手伝いありがとう!
「ん~! いい茹で加減! アルデンテ~」
「虹がかかって超可愛いし! 乙女心をくすぐるし~!」
「「エヘ~」」
「乙女どこじゃ~」
「そこの乙女はムリあるぞ。アッハッハ~」
センチュリースープの副作用というのかな? 相変わらずみんな顔が緩みきっているよ。
「あっ、トムさん!」
「いらっしゃいませ!」
みんなの顔がユルユルの中、招待したはずなのになかなか来なかったトムさんがやっと来たと思ったら、なんだか気だるそうな感じで椅子に座った。
「お~、遅かったな~アハハハ~」
「って、なんて顔してんだ」
「どうしたんだ~? あんなに全麺楽しみにしてたのによ~」
「卸売商の日合いよ。いい食材がジダルにあるんで買いつきに行っててな……」
「お疲れのようですね」
「ほぼ寝てねぇからな……。ふわぁっ……これから市場の準備なのによ~……」
「「そういうことなら!」」
私たちは顔を見合わせて頷く。小松さんが麺を茹でてスープを用意し、私が盛りつけてトムさんに出した。
「えー!?」
「私たちが屋台を!?」
「お客さんに全麺を振る舞っておくれ」
ほとんど丸投げなんじゃない!? ていうか、いつの間にかティナさんがいる上に自前のカメラをセットして撮影開始しているし……。
「なんと今日、あの幻の麺・全麺が復活! 解禁されます! スクープの匂う所にグルメキャスター・ティナあり!」
〈クポッ!〉
「今日もバッチリ全麺のスクープ、いただくわよ!」
〈クルッポー!〉
ティナさんもクルッポーも久しぶりとはいえ全然変わっていないなぁ。でも元気そうで何よりだね。
「トリコのいる所にリンありだし!」
「リンさん!」
「あっ!」
またもやいつの間にか現れたリンちゃんがトリコの腕にしがみついた。その光景にイラッときた私は思わず声を上げて頬を膨らませているとリンちゃんは目をパチクリしていた。
(へぇ~、瑞貴もいっちょまえにヤキモチ妬くようになったし。でも宣戦布告した通りトリコは渡さないし!)
……しかし当の本人であるトリコは、腕にしがみついているリンも、やっと自分に好意を向けてくれた瑞貴が嫉妬していることも知らず、ずっと屋台を見てヨダレを垂らしていた。
「さあ早く食おうぜ! で、どうやって食べるんだ?」
「みんなの好みに合った麺で食べてもらうの」
「ですよね、節乃さん」
「ウム、その通りじゃ」
これから販売することも兼ねて私は舞獣姫の仮面も付け、小松さんと一緒にキッチンカーの中に入る。最初のお客さんはやっぱりこの場にいるみんなだよね。
「全麺は切り方、茹で方でどんな麺にもなるんです。こねているとわかるんです。太めに切って、よく茹でると……うどんになります!」
「うめー! このモチモチ食感! 麺にコシがあるというか、コシが座ってる!」
「生地を細めに切って調理すれば……はい! センチュリースープスパゲッティだよ!」
〈ユ~ン!〉
〈クポ~!〉
私が両手の皿をリンちゃんとティナさんに渡して、ユンちゃんが節乃さんとトリコへ運んでくれた。そしてお客さんを呼ぶ売り子にもなってくれるなんて……ユンちゃん、お手伝いありがとう!
「ん~! いい茹で加減! アルデンテ~」
「虹がかかって超可愛いし! 乙女心をくすぐるし~!」
「「エヘ~」」
「乙女どこじゃ~」
「そこの乙女はムリあるぞ。アッハッハ~」
センチュリースープの副作用というのかな? 相変わらずみんな顔が緩みきっているよ。
「あっ、トムさん!」
「いらっしゃいませ!」
みんなの顔がユルユルの中、招待したはずなのになかなか来なかったトムさんがやっと来たと思ったら、なんだか気だるそうな感じで椅子に座った。
「お~、遅かったな~アハハハ~」
「って、なんて顔してんだ」
「どうしたんだ~? あんなに全麺楽しみにしてたのによ~」
「卸売商の日合いよ。いい食材がジダルにあるんで買いつきに行っててな……」
「お疲れのようですね」
「ほぼ寝てねぇからな……。ふわぁっ……これから市場の準備なのによ~……」
「「そういうことなら!」」
私たちは顔を見合わせて頷く。小松さんが麺を茹でてスープを用意し、私が盛りつけてトムさんに出した。