幻の食材“C(センター)” 一龍と第0ビオトープ
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IGO第0ビオトープの職員たちも席に着き、目の前の料理を食べていく。まずは再会の記念と腹ごしらえを兼ねているのだろう。
「ブッハッハッハッ! 何年ぶりだ、おい!? 職員が全員そろうのはよ!」
「全員じゃないだろ。具衛門、あんたボーッとし過ぎて記憶バグってんじゃない? 珍老師がいないじゃないか」
具衛門に呆れながら言った女は、美食人間国宝の一人であり、グルメ文豪・メリスマン。
「会長。珍老師が襲われたというのは本当ですか?」
「あぐっ。本人から直接連絡が入ってのう。まっ、命に別状はないらしいが恐らく重症じゃろう。用件は別のことだったがな」
一龍に尋ねた落ち着いた雰囲気を持つ男は、ノッキング職人であるグルメ整体師・マリー。
「フム……珍さんほどのモンが、戦いで遅れを取るなんざ考えにくいべ。あむっ、相手は美食會か」
自前のフライパンでさらに骨付き肉を焼いて食べたのは、世界最高の鍋職人と言われる鍛冶屋・栗坊。
「卑怯な手を使ったに違いねぇな。まっ、簡単にくたばるじいさんじゃねぇし、心配ねぇ」
長い腕を伸ばして隣へ二席ほど超えたメルクの皿から料理を取ったのは、グルメ山賊・ゴブリン=ラモン。
「そうですな、おっしゃる通り。いずれにしろ、このようにほぼ全員がそろうなど滅多にないこと」
ワイングラスから溢れるほどのワインを淹れたのに、余分なワインをゼリー状にしてグラスを持ったのは、美食屋でもあるグルメ手品師(マジシャン)・マナン。
「……それで会長、本題は?」
「ウム」
マナンがそう尋ねると、一龍は箸を置いて両手を組んで真剣な表情をする。その雰囲気に他の職員も食べる手を止めて一龍の言葉を待つ。
「美食會が、C(センター)の存在に気づいておる」
「「「「「!?」」」」」」
「C(センター)……アカシアの前菜と言われる幻の食材! 存在するのか……究極の蘇生食材が!?」
美食會のことよりC(センター)が実在すると知って驚くのは、美食屋でゴロ族の戦士・タック。
「やはりそうだったか。噂は本当だったってことだな、会長さんよぉ」
情報だけは聞いていたが一龍の報告で真実味を増したと感じたのは、暗殺者・メガロドラス。
「真実だとしたら大変興味深く、そして意義深い……しかし、何故その情報を美食會が手に入れたのか?」
美食家であり武術家・桜が疑問に思うと、一龍はサングラスを外しながら愚問だというように話す。
「そんなの簡単じゃろ。この中に……情報を流した者がいるってことじゃ」
「「「「「!?」」」」」
アカシアのフルコースであるC(センター)については極秘情報だ。それをこの中にいる誰かが情報を流し裏切ったと鋭い目をした一龍が告げたので、全員に衝撃が走るが――。
「なーんちゃってな! そんな輩を呼び入れた覚えはないわい!」
「いえ、怪しい者はいますよ。ごく最近ここの職員になった者です」
「ん?」
明るくなんでもないというように言う一龍だが、以前マンサムと共にニトロの回収に行っていたラップが否定して一番端にいる人物に顔を向けた。
それは美食屋であり元グルメマフィアのボス・リュウ。マッチが所属するグルメマフィアの先代組長だ。
「おいラップ、口を慎めよ? リュウは俺が連れて来たんだ。そんなくだらん真似をする男じゃねぇよ」
「いや……」
与作が止めたのでラップは引いたが、本当にリュウへの疑いが晴れたわけではないだろう。ひとまずはと言ったところだ。
「まあよい。漏れたモンは仕方ない。奴らより早くそれらの食材を手に入れればよいだけじゃ。ということでいよいよ……――GODをメインとしたアカシアのフルコースの収集に入る」
「「「「「!」」」」」
その言葉でこの場にいる第0ビオトープ全職員に緊張が走った。自分たちが集められたのはこのためと言っても過言ではないからだ。
「ブッハッハッハッ! 何年ぶりだ、おい!? 職員が全員そろうのはよ!」
「全員じゃないだろ。具衛門、あんたボーッとし過ぎて記憶バグってんじゃない? 珍老師がいないじゃないか」
具衛門に呆れながら言った女は、美食人間国宝の一人であり、グルメ文豪・メリスマン。
「会長。珍老師が襲われたというのは本当ですか?」
「あぐっ。本人から直接連絡が入ってのう。まっ、命に別状はないらしいが恐らく重症じゃろう。用件は別のことだったがな」
一龍に尋ねた落ち着いた雰囲気を持つ男は、ノッキング職人であるグルメ整体師・マリー。
「フム……珍さんほどのモンが、戦いで遅れを取るなんざ考えにくいべ。あむっ、相手は美食會か」
自前のフライパンでさらに骨付き肉を焼いて食べたのは、世界最高の鍋職人と言われる鍛冶屋・栗坊。
「卑怯な手を使ったに違いねぇな。まっ、簡単にくたばるじいさんじゃねぇし、心配ねぇ」
長い腕を伸ばして隣へ二席ほど超えたメルクの皿から料理を取ったのは、グルメ山賊・ゴブリン=ラモン。
「そうですな、おっしゃる通り。いずれにしろ、このようにほぼ全員がそろうなど滅多にないこと」
ワイングラスから溢れるほどのワインを淹れたのに、余分なワインをゼリー状にしてグラスを持ったのは、美食屋でもあるグルメ手品師(マジシャン)・マナン。
「……それで会長、本題は?」
「ウム」
マナンがそう尋ねると、一龍は箸を置いて両手を組んで真剣な表情をする。その雰囲気に他の職員も食べる手を止めて一龍の言葉を待つ。
「美食會が、C(センター)の存在に気づいておる」
「「「「「!?」」」」」」
「C(センター)……アカシアの前菜と言われる幻の食材! 存在するのか……究極の蘇生食材が!?」
美食會のことよりC(センター)が実在すると知って驚くのは、美食屋でゴロ族の戦士・タック。
「やはりそうだったか。噂は本当だったってことだな、会長さんよぉ」
情報だけは聞いていたが一龍の報告で真実味を増したと感じたのは、暗殺者・メガロドラス。
「真実だとしたら大変興味深く、そして意義深い……しかし、何故その情報を美食會が手に入れたのか?」
美食家であり武術家・桜が疑問に思うと、一龍はサングラスを外しながら愚問だというように話す。
「そんなの簡単じゃろ。この中に……情報を流した者がいるってことじゃ」
「「「「「!?」」」」」
アカシアのフルコースであるC(センター)については極秘情報だ。それをこの中にいる誰かが情報を流し裏切ったと鋭い目をした一龍が告げたので、全員に衝撃が走るが――。
「なーんちゃってな! そんな輩を呼び入れた覚えはないわい!」
「いえ、怪しい者はいますよ。ごく最近ここの職員になった者です」
「ん?」
明るくなんでもないというように言う一龍だが、以前マンサムと共にニトロの回収に行っていたラップが否定して一番端にいる人物に顔を向けた。
それは美食屋であり元グルメマフィアのボス・リュウ。マッチが所属するグルメマフィアの先代組長だ。
「おいラップ、口を慎めよ? リュウは俺が連れて来たんだ。そんなくだらん真似をする男じゃねぇよ」
「いや……」
与作が止めたのでラップは引いたが、本当にリュウへの疑いが晴れたわけではないだろう。ひとまずはと言ったところだ。
「まあよい。漏れたモンは仕方ない。奴らより早くそれらの食材を手に入れればよいだけじゃ。ということでいよいよ……――GODをメインとしたアカシアのフルコースの収集に入る」
「「「「「!」」」」」
その言葉でこの場にいる第0ビオトープ全職員に緊張が走った。自分たちが集められたのはこのためと言っても過言ではないからだ。